細川 周平(ほそかわ しゅうへい、1955年2月14日 - )は、音楽学者国際日本文化研究センター名誉教授。専門は音楽学学術博士東京芸術大学、1989年)(学位論文「音楽における複製技術の諸問題 -レコードを中心に」)。大阪府生まれ。妹がいる。 過去、EPOファンクラブに入っていた。

略歴編集

活動編集

大学院在学中から『音楽の記号論』『ウォークマンの修辞学』などを刊行してポピュラー音楽記号論的考察によって「ニュー・アカデミズム」の担い手の一人と見られた。その後、イタリア紀行などを出したが、1990年代から日系ブラジル移民研究に移行した。

著書編集

  • 『音楽の記号論』朝日出版社(エピステーメー叢書)1981年
  • 『ウォークマンの修辞学』朝日出版社(エピステーメー叢書) 1981年
  • 『トランス・イタリア・エクスプレス』筑摩書房 1985年
  • 『サッカー狂い 時間・球体・ゴール』哲学書房 1989年
  • 『ノスタルジー大通り ほがらかな旅の技術』晶文社 1989年
  • 『レコードの美学』勁草書房 1990年
  • 『サンバの国に演歌は流れる 音楽にみる日系ブラジル移民史』中公新書 1995年
  • 『シネマ屋、ブラジルを行く 日系移民の郷愁とアイデンティティ』新潮選書 1999年
  • 『遠きにありてつくるもの-日系ブラジル人の思い・ことば・芸能』みすず書房 2008年
  • 『日系ブラジル移民文学Ⅰ-日本語の長い旅〈歴史〉』みすず書房 2012年
  • 『日系ブラジル移民文学Ⅱ-日本語の長い旅〈評論〉』みすず書房 2013年
  • 『近代日本の音楽百年 黒船から終戦まで』岩波書店(全4巻) 2020年
    • 1洋楽の衝撃、2デモクラシイの音色、3レコード歌謡の誕生、4ジャズの時代

共書編集

編著編集

  • 『民謡からみた世界音楽 うたの地脈を探る』 ミネルヴァ書房 2012年
  • 『日系文化を編み直す:歴史・文芸・接触』 ミネルヴァ書房 2017年

共編著編集

翻訳編集

  • フリッツ・ノスケ『Mozartオペラの解読』冬樹社 1985年
  • ウィム・メルテン『アメリカンミニマル・ミュージック』冬樹社 1985年
  • ポール・ヴィリリオ、シルヴェール・ロトランジェ『純粋戦争』ユー・ピー・ユー 1987年
  • ブルーノ・ネトル『世界音楽の時代』勁草書房 1989年
  • サイモン・フリス『サウンドの力 若者・余暇・ロックの政治学』竹田賢一共訳 晶文社 1991年

英文での著書編集

  • Karaoke Around the World: Global Technology, Local Singing (三井徹共編) 2001
  • Searching for Home Abroad: Japanese Brazilians and Transnationalism ( Koichi Mori, Karen Tei Yamashita, Jeffrey Lesser (編集)) 2003

出演番組編集

  • レコ室からこんばんは〜ゴールド〜(KBS京都ラジオ 日曜 25:00 - 26:00)

脚注編集

  1. ^ 博士論文書誌データベース
  2. ^ 研究者 名誉教授”. 国際日本文化研究センター. 2020年6月26日閲覧。

外部リンク編集