統一ライオンズ

台湾のプロ野球球団

統一ライオンズ(とういつライオンズ[注釈 1]、トンイ・ライオンズ、中国語: 統一獅隊、英語: Uni-President Lions)は、台湾中華職業棒球大聯盟所属のプロ野球チームである。チームカラーは緑色とオレンジ色。

統一ライオンズ
Uni-President Lions
創設 1989年
所属リーグ
中華職業棒球大聯盟
歴代チーム名

本拠地
台南市立野球場
収容人員 12,500人
統一ライオンズの位置(台湾内)
統一ライオンズ

台南市の旗 台南市

永久欠番
156
獲得タイトル
(0回)
リーグ年間優勝(10回)
1991年・1995年・1996年・2000年・2007年・2008年・2009年・2011年・2013年、2020年
リーグ優勝(16回)
1991年後・1993年後・1995年前・1995年後・1996年前・2000年後・2001年前・2004年前・2008年前・2009年前・2011年前・2012年前・2013年後・2020年後・2021年後・2023年前
成績(タイトル以外)
アジアシリーズ出場(4回)
太字は優勝、斜体は準優勝)
2007年・2008年・2011年・2013年
球団組織
オーナー 蘇泰安
運営母体 統一企業
監督 林岳平
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統一ライオンズ
各種表記
繁体字 統一獅
簡体字 统一狮
拼音 Tǒngyī Shī
英文 Uni-President Lions
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YouTube
チャンネル
活動期間 2008年5月5日 -
ジャンル 野球
登録者数 約2.54万人
総再生回数 約1074万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2020年8月31日時点。
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球団親会社の統一企業グループは台湾の流通(小売)最大手であり、同グループ傘下の統一超商セブン-イレブンを台湾全土で運営している(初出店時はアメリカ本社と契約、のち日本のセブン-イレブンを模範)。そのため、宣伝を兼ね2008年から球団名を統一セブンイレブン・ライオンズに変更し2018年まで使用していた。ただ便宜上などの理由としては統一ライオンズと呼ばれることも多い。同グループが本社を置く台南市を球団本拠地としている。1997年台湾大聯盟が発足するまで台湾南部唯一の球団で、「南覇天」の異名を持つ。

中信兄弟と並ぶ老舗球団であり、2016年シーズン終了現在、通算勝利数と年間王者決定戦への出場回数、年間王者10回は連盟最多を誇っている。

略歴

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  • 1989年 - 統一棒球隊設立。
  • 1990年 - 中華職業棒球聯盟へ加盟し、統一ライオンズに改称。
  • 1991年 - 後期優勝。チャンピオンシリーズも制し、初の年間王者となる。
  • 1995年 - 前後期優勝を果たし、2度目の年間王者になる。11月のアジア・パシフィックスーパーベースボールで、台湾のプロ野球チームとして初の国際大会優勝を成し遂げる。
  • 1997年 - 年間成績では1位ながら、前後期ともに2位に終る。
  • 2005年10月18日 - 連盟初の球団通算800勝。
  • 2006年6月23日 - 連盟記録となる17連勝を達成。
  • 2007年9月20日 - 連盟初の球団通算900勝。
  • 2007年10月28日 - 台湾シリーズ第5次年間優勝。11月、アジアシリーズに初出場するも予選敗退。
  • 2008年2月21日 - 統一セブンイレブン・ライオンズに改称。
  • 2008年11月2日 - 台湾シリーズ連覇達成。同月アジアシリーズに2年連続で出場したが、決勝で埼玉西武ライオンズに敗れ、準優勝。
  • 2009年6月6日 - 統一セブンイレブン・ライオンズ1000勝達成。
  • 2009年10月25日 - 台湾シリーズ3連覇達成。
  • 2011年4月13日 - 統一セブンイレブン・ライオンズ1100勝達成。
  • 2011年10月20日 - 台湾シリーズ第8次年間優勝。
  • 2011年11月 - アジアシリーズ(台湾・台中など)に、3大会連続で台湾代表として出場したが、福岡ソフトバンクホークス(日本)、三星ライオンズ(韓国)に敗れ決勝進出を逃す。
  • 2012年11月 - 前期は2位に12ゲーム差をつけ優勝を飾るも、後期は3位に終わり台湾シリーズではLamigoモンキーズに敗れた。
  • 2013年10月 -後期優勝で台湾シリーズに出場し、前期優勝の義大ライノズに4連勝し第9次年間優勝を果たしたが、アジアシリーズでは決勝でオーストラリアのキャンベラ・キャバルリーに敗れ準優勝に終わった。
  • 2020年11月8日 - 4勝3敗で7年ぶりに台湾シリーズを制覇した。

チーム成績・記録

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  • リーグ優勝 16回(1991年後期、1993年後期、1995年前期、1995年後期、1996年前期、2000年後期、2001年前期、2004年前期、2008年前期、2009年前期、2011年前期、2012年前期、2013年後期、2020年後期、2021年後期、2023年前期)
  • 年間王者 10回(1991年、1995年、1996年、2000年、2007年、2008年、2009年、2011年、2013年、2020年)
  • 最多連勝 17連勝(2006年5月19日から同年6月23日まで)
  • 9回で終了した試合の最長時間 4時間52分(2007年4月5日 対兄弟) - 当時の世界記録とされる
チャンピオンシリーズ
  • 最多得点 15点(1996年10月29日味全
  • 最多安打 24本(1996年10月29日 対味全)
  • 最多二塁打 5本(1996年10月29日 対味全)
  • 最多打点 14点(1996年10月29日 対味全)
  • 最大点差 13点差(1996年10月29日 対味全)

歴代監督

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永久欠番

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  • 1 ファン(2015年1月9日 - )
  • 56 劉芙豪(2022年7月21日 - )

解消した永久欠番

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  • 22 曾智偵(1999年3月27日 - 2008年、その後は他の選手が使用している)

在籍選手

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首脳陣

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一軍

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背番号 名前 役職
11 林岳平 監督
34 高志鋼 ヘッドコーチ
81 鄭博壬 投手コーチ
98 ビンス・ホースマン 投手コーチ
登録名「霍斯曼」
22 ジャスティン・マショア 打撃コーチ
登録名「馬修爾」
55 潘武雄 打撃コーチ補佐
76 玉木朋孝 守備走塁コーチ
70 周廣勝 内野守備コーチ
80 莊駿凱 外野守備走塁コーチ
82 陳俊輝 バッテリーコーチ
71 羅錦龍 ブルペンコーチ
94 呉秉軒 トレーニングコーチ

二軍

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背番号 名前 役職
92 劉育辰 監督
68 高国慶 ヘッドコーチ
47 頼泊凱 投手コーチ
96 郭俊佑 打撃コーチ
91 莊景賀 守備コーチ
75 朱元勤 外野守備走塁コーチ
89 林偉 バッテリーコーチ
93 廖文揚 ブルペンコーチ
72 高政華 トレーニングコーチ
85 徐壯勲 トレーニングコーチ

投手

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背番号 選手名 備考
12 陳韻文
16 郭俊麟
17 林子崴
21 マリオ・サンチェス 登録名「勝騎士」
23 劉軒荅
26 劉予承
28 高塩将樹 2024年ドラフト6位
29 張宥謙 2024年ドラフト2位
30 李其峰
33 鄭澔
37 邱浩鈞
40 黄竣彦
41 王鏡銘
42 傅于剛
43 ヘクター・ペレス 登録名「裴瑞茲」
44 ローガン・オンドルセク 登録名「羅昂」
45 周彦農
48 鄭副豪
50 ブロック・ダイクゾーン 登録名「布雷克」
53 林易霆 2024年ドラフト5位
57 呉承諭
58 胡智爲
59 林原裕
60 鄭鈞仁
61 鍾允華 2024年ドラフト3位
62 李軍 2024年ドラフト7位
69 辛俊昇
73 李嘉祥
74 林詔恩
79 姚杰宏
84 尹柏准
86 李承鴻
90 楊孟沅
95 江承峰

捕手

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背番号 選手名 備考
4 張翔
31 林岱安
36 柯育民
46 張聖豪
54 潘磊
65 陳重羽
78 余羿賢
05 呉瑀政 練習生
なし 呉家維 練習生

内野手

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背番号 選手名 備考
2 林子豪
7 何恆佑
9 楊竣翔
10 許哲晏
13 陳鏞基
15 陳聖平 2024年ドラフト1位
25 林培緯
27 全紹凱 2024年ドラフト4位
35 潘傑楷
38 張皓崴
39 林祖傑
63 陳維祥 2024年ドラフト8位
64 林靖凱
66 陳重廷
67 林泓弦
なし 呉奕璋 練習生
なし 林駿融 練習生

外野手

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背番号 選手名 備考
8 羅暐捷
14 邱智呈
20 林佳緯
24 陳傑憲
32 蘇智傑
49 田子杰
51 胡金龍
52 張偉聖
77 林安可
09 高任孝 新入団
自行培訓選手

日本のプロ野球との関係

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中日ドラゴンズと業務提携を結んでいる。1995年に福岡ドームで開催されたアジア・パシフィックスーパーベースボールに出場し、福岡ダイエーホークスを1対0で下した。

また、球団名が同じ「ライオンズ」である縁により、2016年から埼玉西武ライオンズとの間で交流試合やコラボレーションイベントを定期的に実施している[1]

日本の球団に在籍したことのある主な選手・コーチ
コーチ
選手

その他在籍していた選手・コーチ

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監督・コーチ
選手

マスコットキャラクター

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  • 莱恩 - ユニフォームを着たアニメ調のライオン
  • OPENちゃん(OPEN小將) - 台湾におけるセブンイレブンのマスコットキャラクター。2008年2月に「統一7-ELEVENライオンズ」に改称したのを機に、ライオンズのマスコットキャラクターにも起用された。

脚注

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注釈

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  1. ^ 中華民国中央放送局等で日本語読みがなされている。

出典

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  1. ^ 西武 来年2月23日に2軍が台湾・統一と交流試合 春野で午後零時30分プレーボール”. スポーツニッポン (2023年12月22日). 2023年12月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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