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網猟免許(あみりょうめんきょ)は、鳥獣保護法(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)により運用されている免許区分の一つ。

種類編集

法定猟具の網として、以下の4種類が定められている。

  • むそう網(穂打ち、片むそう、双むそう、袖むそうなど)
  • はり網(ウサギ網、谷切網、袋網など)
  • つき網
  • なげ網

構造や使用について編集

  • むそう網  
むそう網とは、獲物がおとりや餌などに誘われて地面に降りたとき、伏せておいた網を離れた場所から人がロープで操作することにより捕獲する網である。
形状の違いにより、4種類に分類されている。なお、技能試験に使用される猟具はこの網である。
  • はり網   
はり網とはむそう網と異なり、地面に伏せず空中などに網を張っておいて鳥獣を捕獲する網である。
かすみ網という網もあるが、これは非狩猟鳥獣の誤獲を招くことから所持および使用は法令で禁止されている。
なお、はり網は常に人が操作していなければならないと義務付けられている。ただし、ノウサギユキウサギを捕獲する網に関しては張りっぱなしでよいとされている。
  • 谷切網   
谷切(やつきり)網とはなどが谷あいまたは山の峰や峠を跳び越すときに低く飛ぶ習性を利用した捕獲方法である。
  • 袋網    
竹やぶなどに群れを作っている鳥を捕らえる網で、主にすずめの捕獲に用いられている。
大量捕獲が可能なため、地獄網とも呼ばれる。    
  • つき網   
長い柄のついた網で、魚を捕らえるタモに形状が似ている。隠れている鳥に突き出し被せて捕獲する。
  • なげ網   
柄のついた網を飛んでくる鳥に向かって投げる猟法である。鳥がかかると衝撃によって網が変形し袋状になり捕獲する。

網猟における諸注意編集

銃器などを使う猟に比べて、手軽で安全無害であると誤認しがちだが、関係法令の遵守はもちろん、適切な数や設置場所を選定せねば、狩猟鳥獣の大量乱獲や非狩猟鳥獣の錯誤捕獲をしてしまうことにつながる。また、猟具には法令で定められた標識を取り付ける必要がある。