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美女缶』(びじょかん)は、2003年に公開された筧昌也監督の日本映画。併映は短編『ロス:タイム:ライフ』『ハリコマレ![1]

第14回ゆうばり国際映画祭グランプリやぴあフィルムフェスティバルPFFアワード入選など高い評価を得ている[2]2005年には、フジテレビ系列のテレビドラマ世にも奇妙な物語』の一編としてセルフリメイクされた。妄想を物語にしたような1本であり、奥深いストーリーが展開される印象深い作品となっている[3]

目次

ストーリー編集

彼女との同棲を終わらせて新しい部屋に引っ越してきた健太郎は、隣に住む富岡の部屋から毎朝違う美女が出てくるのが気になり、部屋に忍び込み「美女缶」という缶詰を見つけて盗んでしまう。

試しに付録のDVDを見て美女缶で少女を作り出した健太郎は、最初はどういう風に接していいか分からなかったが、接していくうちに少女を心から想うようになっていく。だが、美女缶には「品質保存期間」というものが存在し、その期間が過ぎると少女は自動的に自分の前から姿が消えてしまうという酷な事実を、健太郎は知る。

少女と残り少ない日々を過ごす中で、少女はある日、自身が作られた製品であったことを知ってしまい、衝動的に部屋を飛び出す。少女を探しに行こうとする健太郎の元へは、出張していた彼女が戻ってくる。健太郎は少女のことを忘れ、元の彼女と暮らそうと考えるが、やはり少女のことが気になって出かけようとする。服を着替える健太郎の背中には、少女の体同様「品質保存期間」の期日が刻まれていた。そして雨の中、健太郎は少女を見つけてプレゼントを渡そうとするが、その直後に自身も少女と同じ製品であることを知らぬまま、消滅の時間を迎える。

映画編集

キャスト編集

スタッフ編集

受賞編集

ドラマ編集

世にも奇妙な物語 春の特別編『美女缶』(2005年4月12日、フジテレビ系列)。

キャスト編集

スタッフ編集

漫画編集

講談社の「週刊少年マガジン」2015年51号(11月18日発売)に、志水アキによる読み切り漫画が掲載された[7]。『世にも奇妙な物語』の放送25周年を記念したもので、ドラマ版とは設定がいくつか変更されている。

脚注編集

  1. ^ 美女缶 - Movie Walker
  2. ^ 美女缶作品詳細 - 映画ナビ
  3. ^ 美女缶 - ぴあ映画生活
  4. ^ ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2003ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
  5. ^ コンペティションみちのく国際ミステリー映画祭
  6. ^ PFFアワードぴあフェスティバル
  7. ^ 「世にも奇妙な物語」の「美女缶」など3作、志水アキがコミカライズ”. コミックナタリー (2015年11月5日). 2015年11月26日閲覧。