美麗島駅
美麗島駅(メイリーダオえき、びれいとうえき)は、台湾高雄市新興区にある高雄捷運紅線と橘線の駅。中山一路と中正三路交差点(大港埔ロータリー/別名は中正路ロータリー)の下に位置し、駅番号はO5/R10。高雄捷運の初期開業路線で唯一の(高雄捷運同士の)乗換駅である。美麗島駅という名称は1979年12月10日に台湾を震撼させた民主化運動の美麗島事件から名付けられている。本駅のパブリックアートはMaestro Narcissus Quagliata(中国語:水仙大師)による祈りを表現した「光之穹頂(The Dome of Light)」と題したステンドグラス作品である。地上の出口は高松伸が設計した。
美麗島駅 | |
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美麗島駅出口3 | |
美麗島 メイリーダオ Formosa Boulevard (大港埔 - Dagangpu) | |
所在地 | 台湾 高雄市新興区中山一路115号 |
所属事業者 |
高雄捷運股份有限公司 (高雄捷運) |
計画時駅名 | 大港埔 |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム |
■島式 1面2線 ■相対式 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
#利用状況節を参照 -人/日(降車客含まず) |
乗降人員 -統計年度- |
#利用状況節を参照 -人/日 |
開業年月日 | 2008年9月14日 |
乗入路線 | |
所属路線 | ■紅線 |
駅番号 | R10 |
所属路線 | ■橘線 |
駅番号 | O5 |
乗換 | 地下2階 - 3階 |
美麗島駅 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 美麗島站 |
簡体字: | 美丽岛站 |
拼音: | Měilìdǎo Zhàn |
注音符号: | ㄇㄟˇ ㄌㄧˋ ㄉㄠˇ ㄓㄢˋ |
発音: | メイリーダオ ヂャン |
台湾語白話字: | Bí-lē-tó Chām |
客家語白話字: | Mî-li-tó Cham |
日本語漢音読み: | びれいとうえき |
英文: | Formosa Boulevard Station |
車内の日本語放送では、当駅を「びれいとう」と音読みで発音しているが[1]、駅構内の放送では「びれいじま」と訓読みで発音しており[2]、読み方の揺れが存在している。
歴史
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元の計画では大港埔[3]駅の予定であったが、後に美麗島大道(中山路)の計画に合わせて改名された。英語での駅名は美麗島大道(Formosa Boulevard)である。
駅構造
編集地下3階で島式ホーム1面2線(紅線)、相対式ホーム2面2線(橘線)の接続・乗換駅であり、各ホームはホームドアがあり、11箇所の出口を持つ。紅線と橘線の交差は(交差点の)大ロータリー下の円形地下建築で作られている。直径140mの駅構造は世界で2番目に大きな地下円形駅である。橘線部分は幅39m、長さ240m、深さ27mである。高雄市の中心部で道路の要衝である為、施工難易度が高く橘線のコンコースが道路の中央に来るので(島式ホームではなく)単式ホーム2面として個別に改札口を設けた。それ故に橘線のホーム間の連絡は紅線のホーム経由で行く(か一旦改札口を出る)必要がある。
駅階層
編集駅構内の配置が複雑なので、(乗換時に誤って改札口を出てしまう可能性がある為に)改札口を出て15分以内なら追加で費用を払う事無く再度改札口を通って中に入れる。
地階 | 出入口 | 出入口 |
地下1階 | コンコース階 | コンコース、穹頂広場(「光之穹頂」所在地,大ロータリー下方) |
案内所、自動券売機、自動改札機、トイレ(2、4、5、7出口脇) | ||
地下2階 | ||
乗換階 | 紅線、橘線乗換区域(橘線1号ホーム) | |
単式ホーム、右側のドアが開く | ||
1号ホーム | ←■橘線 哈瑪星方面(前金駅) | |
2号ホーム | ■橘線 大寮方面(信義国小駅)→ | |
単式ホーム、右側のドアが開く | ||
乗換階 | 紅線、橘線乗換区域(橘線2号ホーム) | |
地下3階 | 1号ホーム | ←■紅線 高雄国際機場・小港方面(中央公園駅) |
島式ホーム、左側のドアが開く | ||
2号ホーム | ■紅線 高雄車站・岡山駅方面(高雄車站駅)→ |
駅出口
編集出口1、2、3、4は大ロータリーで紅線ホーム南端、出口5、6、7、8は橘線ホーム東端、出口9、10、11は紅線ホーム北端にあり、出口1、3にはバリアフリーのエレベーターがある。
利用状況
編集年 | 年間 | 1日平均 | ||||
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乗車 | 下車 | 乗下車計 | 出典 | 乗車 | 乗下車 | |
2008 | 780,374 | 756,262 | 1,536,636 | [注 1] | 7,651 | 15,065 |
2009 | 2,029,335 | 1,894,221 | 3,923,556 | [* 2] | 5,560 | 10,749 |
2010 | 2,098,257 | 1,957,662 | 4,055,919 | [* 3] | 5,749 | 11,112 |
2011 | 2,215,639 | 2,066,855 | 4,282,494 | [* 4] | 6,070 | 11,733 |
2012 | 2,533,651 | 2,383,710 | 4,917,361 | 6,923 | 13,435 | |
2013 | 2,677,270 | 2,530,712 | 5,207,982 | 7,335 | 14,268 | |
2014 | 2,683,162 | 2,559,237 | 5,242,399 | 7,351 | 14,363 | |
2015 | 2,670,550 | 2,585,402 | 5,255,952 | 7,317 | 14,400 | |
2016 | 2,849,996 | 2,769,745 | 5,619,741 | 7,787 | 15,354 | |
2017 | 2,881,380 | 2,805,453 | 5,686,833 | 7,894 | 15,580 | |
2018 | 2,985,726 | 2,914,251 | 5,899,977 | 8,180 | 16,164 | |
2019 | 3,377,255 | 3,312,013 | 6,689,268 | 9,253 | 18,327 | |
2020 | 2,132,029 | 2,075,044 | 4,207,073 | 5,825 | 11,495 |
- 統計に関する出典
- 註釈
- 出典
- ^ 高雄都會區大眾捷運系統各站旅運量統計表”. 高雄市政府交通局. p. 頁10. 2019年5月5日閲覧。 高雄捷運公司 (2009年1月10日). “
- ^ 高雄都會區大眾捷運系統各站旅運量統計表 中華民國98年”. 高雄市政府捷運工程局. p. p13 (2009年1月10日). 2019年10月27日閲覧。 “
- ^ 高雄都會區大眾捷運系統各站旅運量統計表 中華民國99年”. 高雄市政府捷運工程局. p. p13. 2019年10月27日閲覧。 “
- ^ 高雄都會區大眾捷運系統各站旅運量-年 依 年, 捷運站別 與 入出站”. 高雄市政府交通局 (2021年3月12日). 2021年3月12日閲覧。 高雄市統計資訊服務網 “
駅周辺
編集隣の駅
編集関連項目
編集出典・参考文献
編集- ^ 陳易平 (2015-03-30), 高雄捷運 橘線 前金→美麗島(日文廣播) 2018年4月29日閲覧。
- ^ sinoharaizumi (2014-10-10), 高雄捷運高雄車站站內日語廣播 2018年4月29日閲覧。
- ^ 新興区 (高雄市)を参照
- ^ 高捷『光之穹頂』公共藝術驚艷高雄,民眾反應熱烈,將再次開放報名參訪導覽活動
- ^ “高雄捷運(地下鉄)紅線が開業”. 台北駐日経済文化代表処. (2008年3月11日)
- ^ “議長籲高捷美麗島站改回大港埔站”. 大紀元時報. (2008年4月28日)
- ^ “高雄捷運橘線14日起開放免費搭乘8天”. 高雄捷運公司. オリジナルの2008年11月1日時点におけるアーカイブ。 2009年6月11日閲覧。
- ^ “高雄捷運橘線通車典禮21日登場”. 高雄捷運公司. オリジナルの2008年11月5日時点におけるアーカイブ。