羽後信用金庫
日本の秋田県由利本荘市にある信用金庫
羽後信用金庫(うごしんようきんこ、英語:Ugo Shinkin Bank)は、秋田県由利本荘市に本店を置く信用金庫である。
![]() 羽後信用金庫本店 | |
種類 | 信用金庫 |
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本店所在地 |
![]() 〒015-0809 秋田県由利本荘市本荘13番地 |
設立 |
1948年(昭和23年)4月11日 (本荘町商工協同組合) |
業種 | 金融業 |
法人番号 |
2410005002163 ![]() |
金融機関コード | 1123 |
事業内容 | 協同組織金融機関 |
代表者 | 池田 秀(理事長) |
資本金 |
35億円 (2020年6月末現在) |
従業員数 |
198名 (2020年6月末現在) |
会計監査人 | 新日本有限責任監査法人 |
外部リンク | 羽後信用金庫 |
羽後信用金庫のデータ | |
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法人番号 |
2410005002163 ![]() |
店舗数 | 35店 |
貸出金残高 | 703億円 |
預金残高 | 1,433億円 |
特記事項: (2020年6月末現在) |
概要編集
2009年7月13日、地銀やゆうちょ銀行との顧客獲得競争が激しくなる中、合併によって重複するコストを削減し、経営基盤の強化を図ることを目的に秋田ふれあい信用金庫と合併した。合併に先立ち、同年3月31日、秋田ふれあい信金は金融市場の混乱による有価証券の減損処理と不良債権処理を行うことによって自己資本が目減りするため、信金中央金庫を引受先とする30億円程度の優先出資証券を発行している[1]。当時預金量が3位であった羽後信金と2位の秋田ふれあい信金が合併したことによっては県内に本拠を置く信金界では預金量は首位となり、また、東北6県の信金界でも中堅規模の業容となった[2][3]。合併後、定款に秋田県全域を営業エリアとして定めた。
2014年5月19日に、本店を新築移転した。本部は本店旧所在地に留まる。
店舗展開編集
秋田ふれあい信金との合併時、既存店の統合は行わなかった。店舗名称については、本店店舗ではなくなるふれあいの本店と双方の横手支店に名称の重複が見られるため、合併時に2店舗は改称した[注釈 1]。
羽後信用金庫の名称となった時点で、旧・矢島信用金庫と合併して発足した経緯から、旧本荘市に本店がある信用金庫ではあるが、本荘支店が存在する。
沿革編集
- 1948年(昭和23年)4月11日 - 本荘町商工協同組合として誕生。
- 1949年(昭和24年)1月 - 矢島町商工業協同組合を設立(旧矢島信用金庫)。
- 1950年(昭和25年)2月 - 信用組合に組織変更(旧鳥海信用金庫・矢島信用金庫とも)。
- 1952年(昭和27年)3月 - 信用金庫法に基づき矢島信用金庫に改組(旧矢島信用金庫)。
- 1953年(昭和28年)6月 - 信用金庫法に基づき本荘信用金庫に改組。
- 1972年(昭和47年)10月 - 湯沢信用組合と合併、鳥海信用金庫に名称変更。
- 1995年(平成7年)2月6日 - 矢島信用金庫と合併、羽後信用金庫に名称変更。
- 2008年(平成20年)6月2日 - 秋田銀行・秋田信用金庫・秋田ふれあい信用金庫・秋田県信用組合と相互出金提携(秋田あったかネット)を開始。
- 2009年(平成21年)7月13日 - 秋田ふれあい信用金庫と合併。
- 2014年(平成26年)5月19日 - 本店を由利本荘市本荘24番地から同市本荘13番地へ新築移転。
- 2016年(平成28年)12月26日 - 秋田信用金庫、信金中央金庫とともに秋田県と地域経済活性化に関する連携協定を締結[4]。
- 2018年(平成30年)10月9日 - 六郷支店を美郷支店に改称。
totoの払い戻し店編集
スポーツ振興くじ(toto)の払戻は以下の店舗で行う。
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ギャラリー 編集
不祥事編集
脚注編集
注釈編集
- ^ 旧ふれあいの本店は、所在地の旧自治体名である「大曲支店」、横手支店は、羽後信金が市中心部に位置し、ふれあい信金が秋田自動車道・横手インターチェンジ近隣の商店集積地に近い位置、すなわち市郊外の立地であるため、消滅法人側でもあるふれあい側の支店名称が変更され、横手西支店とした。