メインメニューを開く

耒タルベキ素敵(きたるべきすてき)は、日本歌手である沢田研二の37作目となるオリジナルアルバム

耒タルベキ素敵
沢田研二スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル 東芝EMI/イーストワールド
プロデュース 沢田研二
チャート最高順位
沢田研二 アルバム 年表
いい風よ吹け
1999年
耒タルベキ素敵
2000年
新しい想い出 2001
2001年
『耒タルベキ素敵』収録のシングル
テンプレートを表示

2000年9月13日東芝EMI/イーストワールドよりリリース、2002年JULIE LABELより再発。

解説編集

今作は沢田のオリジナルアルバムとしては初となる2枚組で、コンセプトは「20世紀の集大成」。沢田に所縁のミュージシャンが1人1曲ずつ提供した作品集であり、その名を辿っていくだけで沢田の音楽活動並びに日本の音楽史の一面を辿ることが出来る豪華なアルバムである。また沢田は各人に「ビートものを」と依頼しており(バラードも一部収録されているが)、全編曲を手がけた白井良明の尽力もあって非常にテンションの高いエネルギッシュなアルバムになっている。早川タケジが手がけたパッケージも特殊なスタイルになっており、沢田の写真は1枚しかないがコラージュのようなアートワークが幻想的なデザインになっている。

収録曲のうち沢田自身が作詞を手がけたものが数作あり、中でも「A・C・B」はタイガースが上京した当初に拠点にしていたライブハウス(当時のジャズ喫茶。ただし現在のアシベは移設されて場所が変わっている)の名前、「ブルーバード ブルーバード」は同じくタイガースの「青い鳥」のオマージュでタイガースのメンバー(森本太郎岸部一徳)がレコーディングに参加、さらに『君のキレイのために』は同作曲者の『おまえにチェックイン』のオマージュ、と沢田の個人史的な作品が多いのが特色といえる。また覚和歌子の作詞ながら「あなたでよかった」は沢田の実父に捧げた楽曲である。

また『everyday joe』のイントロはジミ・ヘンドリックスの『PURPLE HAZE』、『キューバな女』のイントロはサンタナの『哀愁のヨーロッパ』、と洋楽のパロディも随所に取り入れられている。

LIVE編集

沢田は例年新作アルバムを引っさげ全国ツアーを行っている。そこでは新作を中心にセットリストが構成されており、新作以外の楽曲も比較的近作から取り上げられることが多いが、数曲は大体「おなじみの」楽曲が演奏されていた。しかし本作を引っさげてのツアーでは、新曲だけで実に23曲というボリュームになるため、LIVEの本編はなんと全て本作からの新曲のみで構成されるというステージとなった(アンコールでは、「勝手にしやがれ」などが演奏されている)。

収録曲編集

  • 全編曲:白井良明

DISC 1編集

  1. A・C・B
    • 作詞:沢田研二/作曲:伊豆田洋之
  2. ねじれた祈り
  3. 世紀の片恋
  4. アルシオネ
  5. ベンチャー・サーフ
  6. ブルーバード ブルーバード
    コーラスに森本と岸部一徳が参加。
  7. 月からの秋波
  8. 遠い夜明け
    • 作詞:覚和歌子/作曲:平井夏美
  9. 猛毒の蜜
    • 作詞:GRACE/作曲:山下尚輝
  10. 確信
  11. マッサラ
  12. 無事でありますよう
    • 作詞:沢田研二/作曲:大山泰輝

DISC 2編集

  1. 君のキレイのために
  2. everyday Joe
  3. キューバな女
  4. 凡庸がいいな
    • 作詞:沢田研二/作曲:白井良明
  5. あなたでよかった
    • 作詞:覚和歌子/作曲:依知川伸一
  6. ゼロになれ
  7. 孤高のピアニスト
  8. 生きてる実感
  9. この空を見てたら
    コーラスに森本と岸部が参加。
  10. 海に還るべき・だろう
    • 作詞・作曲:沢田研二
  11. 耒タルベキ素敵
    • 作詞:覚和歌子/作曲:吉田光