聖母子と二人の天使 (ボッティチェッリ)

サンドロ・ボッティチェッリの絵画

聖母子と二人の天使』(せいぼしとふたりのてんし、伊: Madonna col Bambino e due angeli)は、イタリアルネサンス期の巨匠サンドロ・ボッティチェッリによる1468年から1469年ごろの絵画である。現在、ナポリカポディモンテ美術館にある[1]

『聖母子と二人の天使』
作者サンドロ・ボッティチェッリ
製作年1468–1469年
寸法100 cm × 71 cm (39 in × 28 in)
所蔵カポディモンテ美術館ナポリ

この作品はかつてボッティチェッリの弟子であるフィリッピーノ・リッピに帰属されていた。構成は本質的にボッティチェッリの師(そしてフィリッピーノ・リッピの父)フィリッポ・リッピの『聖母子と二人の天使』に由来している[1]。顔やその他の詳細は、ボッティチェッリの『堅忍の徳』や他の若い時期の『聖母子』とほぼ同じ時期であることを示唆している。構図は、おそらく1、2年前に制作されたヴェロッキオの『授乳の聖母』に似ている。

参考文献 編集

  • Legouix、Susan、 Botticelli 、2004(revd edn)、Chaucer Press、ISBN 1904449212

脚注 編集

  1. ^ a b Legouix, 32

外部リンク 編集