職員室のいじめ

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職員室のいじめ(しょくいんしつのいじめ)とは、児童・生徒に対し、いじめを戒める立場にある教員が、同僚の教員に対して行なう職場いじめを指す。教師間のいじめ(きょうしかん - )と言われることも多い。実際、教師間のいじめは子供のいじめ以上に見えにくいものとなっている。しかし、静岡県にある人権団体の調査によれば、75%もの人が、教師間でいじめがあると考えているということが分かった[1]

まず教師間のいじめをなくすことが、「こどもたちにいじめをやめよう」という最大のメッセージになると考えられ始めている。教師間のいじめの手段として、「『あいつは研究能力がない』、『あいつは事務能力がない』などと欠点のみを指摘する」「生徒や学生の前で教員を叱責する」「問題児の多いクラスを弱い立場の教員に担当させる」「授業を担当させずに警備員の仕事をさせる」「昇進を妨げる」など屈辱的で無意味な仕事をさせるなどがあげられる。

いじめで自殺するのは少年少女のみとは限らず、実際には職員室内でも教員同士によるいじめが多く行われており、それゆえに追い詰められ自殺する人も存在する。文部科学省の調査では2005年度に精神疾患による休職に追い込まれた公立小中高校などの教員は4178人に上る[2]

2008年に東京福祉大学では、親族の創設者中島恒雄元学長が職員に対してハラスメントを行っていたことが明らかになり報道された。こうした事例からも、パワーハラスメントに関しては学校の私物化との関連が指摘される。大分県教育委員会の不公正な教員採用昇進人事も、仲間内による私物化の問題を含んでいる。トップが、不正を引き受ける部下のみを出世させたことは、学校の私物化であり、パワーハラスメント特有の、客観的な人事評価をしないことに該当する可能性がある。

関連項目編集

脚注編集

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