肉亭夏良
明治時代の浮世絵師
来歴 編集
肉亭 夏良と号し、「親」という印を使用している[1][2]。明治7年（1874年）に子供を題材にした錦絵などを残している。肉亭夏良は清親が本名を記名する前の、画業の始期における仮号とされる[3][4][5][6]。
作品 編集
ギャラリー 編集
-
「山参り強（まけぬ）氣情」
(明治6年) -
「白虎隊英勇鑑」
(明治7年) -
「訓童 小學校教導之圖」
(明治7年) -
「東京開化名勝」河鍋暁斎との合作
(明治8年)
脚注 編集
- ^ 『肉亭夏良画「白虎隊英勇鑑」（大判三枚続錦絵）』辻岡文助版、1874年。
- ^ 『肉亭夏良画作「山参り強氣情」（大判錦絵）』1873年。
- ^ 吉田漱編、小林哥津著「「清親」考」『最後の浮世絵師 小林清親』、蝸牛社、1977年11月、30頁。
- ^ 樋口弘 編著「幕末明治の浮世絵師伝」『幕末明治の浮世絵師集成』（昭和37年改訂増補版）味灯書屋、1962年、86頁。
- ^ 唐澤るり子 (2016年10月11日). “モノが語る明治教育維新 第3回―錦絵に描かれた近代小学校揺籃期”. 三省堂. 2020年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月11日閲覧。
- ^ 寺西麻美「福島県立図書館所蔵 貴重郷土資料探照 8「白虎隊英雄鑑」」（PDF）『福島県郷土資料情報』第44号、福島県立図書館、2004年3月、23頁。
- ^ 「特集 見世物」『自然と文化』第59号、日本ナショナルトラスト、1999年、ISSN 02881772。