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肉体の門』(にくたいのもん)は、田村泰次郎1947年に発表した小説。戦後日本最初のベストセラー小説でもある。「肉体の解放こそ人間の解放である」をテーマに自由な性表現などで話題となった[1]。雑誌連載後、新宿の劇団空気座のよる芝居が1000回を超えるロングランとなり、これによって一躍有名になった[2]。また、発表直後からたびたび映画化もされている。

目次

概要編集

昭和21年GIに母を殺された、浅田せん。米兵に姿を隠すように有楽町の廃墟ビルに米兵とは絶対に寝ないという掟を持つパンパングループに入りズボン姿で暮らすことになった。仲間の町子の裏切りや、特攻の生き残り新太郎の看病、せんのライバルであるお澄の米兵への復讐の手伝いなどを経て、女たちはそれぞれの道を歩むことになる。男を誘うが、せんは他のパンパンのようにスカートを履かず、いつもすらりとした長身に似合うズボン姿だった。それは逆に男の興味をそそるものだった。『いつか金が貯まったらここでダンスホールを開く』、それがせんたちの願いだった。「アメリカ占領軍の兵士・GIとは決して寝ない」「金をもらわずに男と寝ない」これが彼女たちの掟。パンパン狩りや闇社会の男たちとも果敢に戦う仲間の結束は固い。

映像化作品編集

映画編集

テレビドラマ編集

脚注編集

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  1. ^ 田村泰次郎研究(一) : 「肉体の門」自筆 原稿の検討 尾西康充、MIUSE 三重大学
  2. ^ NHKラジオアーカイブス「田村泰次郎 第一回「自作朗読『肉体の門』、文学と私」(1978年10月4日収録)、2013年12月2日放送

参考文献編集

外部リンク編集

  • 肉体の門- インターネット・ムービー・データベース(英語)