能満寺古墳(のうまんじこふん)は、千葉県長生郡長南町芝原に所在する前方後円墳である。千葉県指定史跡。

能満寺古墳
所在地 千葉県長生郡長南町芝原
位置 北緯35度21分42.7秒
東経140度18分16.1秒
座標: 北緯35度21分42.7秒 東経140度18分16.1秒
形状 前方後円墳
規模 全長74m、高さ7m
埋葬施設 木炭槨
出土品 鏡、武器、装身具、土師器など
築造時期 4世紀後半
史跡 1958(昭和33)年県指定
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概要Edit

  • 全長74メートル[1]
  • 後円部直径47メートル、高さ7メートル
  • 前方部幅27メートル、高さ4メートル

標高60メートルの丘陵上、能満寺境内に前方部を西に向けて立地する。前方部の未発達な墳形を呈し、周溝は墳丘の周囲を全周せず、後円部前面のごく一部にのみ掘り込まれている[2]埴輪は見つかっていない。

1947年明治大学が発掘し、後円部墳頂から埋葬儀礼に供献された高坏、器台、底部穿孔壺など五領式期の土師器が発見された。墳頂下1.5メートルには長さ7.5メートル、幅2.5メートルの木炭槨が存在し、重圏文鏡、鉄剣、鉄刀、小玉、銅鏃、鉄鏃、鉇、楔形鉄器などが出土した。現在、これらの出土品は明治大学博物館に収蔵・展示されている。

4世紀後半代の築造と推定され、房総地方における最古のグループの有力古墳である。

脚注Edit

  1. ^ 大塚初重小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年9月、451頁。
  2. ^ 能満寺古墳 - 千葉県

関連項目Edit

外部リンクEdit