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能登の花ヨメ』(のとのはなヨメ)は、2008年に公開された白羽弥仁監督、田中美里主演の映画。北國新聞創刊115周年記念作品。石川県を中心とした企業や団体、個人からスポンサーや賛助を受けたほか、ロケ地となった奥能登エリアの自治体(輪島市穴水町など)が協力した。映画の企画は2004年にスタートしたが、2007年3月25日能登半島地震で脚本を根本的に見直し、震災復興に立ち向かう能登の人々の姿を大幅にとり入れた。

能登の花ヨメ
監督 白羽弥仁
脚本 国井桂
谷口純一郎
出演者 田中美里
池内万作
甲本雅裕
松尾貴史
本田博太郎
内海桂子
泉ピン子
音楽 大江千里
主題歌 岩崎宏美
「始まりの詩、あなたへ」
撮影 山本英夫
編集 普嶋信一
製作会社 『能登の花ヨメ』製作委員会
公開 日本の旗 2008年8月23日
上映時間 109分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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目次

公開編集

あらすじ編集

  • 都会育ちの藤川みゆき(田中美里)は、都内の広告代理店の派遣社員。仕事で知り合った竹原紘一(池内万作)と婚約して寿退社。退職後は結婚式の準備に追われていた。その矢先、紘一の故郷石川県能登地方で一人暮らしをする母・松子(泉ピン子)が骨折をしたとの連絡が入る。海外出張の紘一に代わり、みゆきは松子の世話をするために能登に向かう。
  • 初めて会う松子は無愛想だが、みゆきは健気に苦手の家事や農作業をこなす。地方の習慣にもとまどいの連続でなかなか馴染めない。ある日、みゆきは松子の家に出入りする隣家の独居老人・フジ(内海桂子)をキノコ狩りに連れて行き肉親同然に優しく接するがフジをキノコ狩りに連れ出したことを松子に叱責されたみゆきは東京に帰ると伝える。
  • 婿入りしている紘一の弟・健二(平山広行)が暮らす金沢に立ち寄ったみゆきは、健二の妻・香織(水町レイコ)から松子が叱責した意味を諭される。松子の態度の奥には優しさや愛情があることを知ったみゆきは能登に戻る。しかしフジが死去。故郷を離れて暮らすフジの息子の信之助(本田博太郎)からみゆきは謝意を受ける。
  • フジから中断したままになっているキリコ祭りが見たいと聞かされていたみゆきは、町会でキリコの復活を訴える。最初は、冷ややかだった地元の者たちも次第にキリコ復活に向けて動き出し、祭りは盛大に行われた。祭りが終わった後に松子は自分が嫁入りの際に着用した白無垢をみゆきに着せた…。
  • 松子の甥で能登に来たみゆきを空港から案内した三枚目の茂雄(甲本雅裕)、漁で夫を亡くし、地震で家を失い仮設住宅に生活しながら一人娘を育てるみゆきの良き理解者である海乃(松永京子)、祭りの復活を訴えるみゆきに冷ややかだったが後に協力する青年団の鹿島(松尾貴史)ら、能登の人々の姿も織り交ぜながら都会と地方生活のギャップを乗り越えて自分のやり方で家族や地方の人たちと共に歩む喜びや生きがいを見出す主人公を描く。

その他編集

  • 作品の舞台はひとつの架空の街として描かれているが実際のロケは奥能登の各地(松子の家は穴水町、フジの家は輪島市、キリコのシーンは珠洲市など)で行われており、内浦(富山湾側)や外浦を問わず場面に登場する。
  • キリコに掲げる巨大な漢字を本田博太郎自らが書き上げるシーンがある。習字が特技の本田は映画タイトルの文字も担当した。
  • 能登の住民は撮影地の調整・炊き出し等に尽力したほか、エキストラとしても多数が出演した。
  • 七尾市出身のパティシエである辻口博啓がみゆきのキリコ祭り復活への要請に協力するパティシエ役として出演している。
  • 北國新聞および富山新聞CMに、『能登の花ヨメ』の一部シーンを引用するかたちで撮影したものが公開後から放送されており、上映が終了した現在も放送されている。[要出典]

キャスト編集

スタッフ編集

主なロケ地編集

能登地方
その他

関連書籍編集

  • 『能登半島地震復興支援映画 能登の花ヨメ 石川ロケ報道写真集』 - 北國新聞社出版局(2008年1月)
  • 『能登の花ヨメ愛蔵版』 - 北國新聞社出版局(2008年4月)

外部リンク編集