脇屋 真一(わきや しんいち、1925年 - 2013年)は昭和時代日本郷土史家。

経歴 編集

1925年、群馬県吾妻郡岩島村(現東吾妻町)の農家に生まれる。中之条農業学校(現中之条高校)卒業。郷土の歴史に造詣が深く、特に方言イントネーション論に関しては群馬県の第一人者。岩島村誌の編纂に当たっては中心メンバーの一人として活躍。吾妻地方における方言の研究成果をまとめ上げた。吾妻町文化財調査委員を43年間、「古文書に親しむ会」の講師を20年程勤める。その間、免毒斎講話としての蕪雑租を町報に執筆する。ほかの著書に「あちゃがら漫筆」「吾妻の伝説」などがある。長男は脇屋精一。

主な著作・論文 編集

  • 「註解山吹日記―旅行記」(あさを社)
  • 「註解上信日記」(あさを社)
  • 「吾妻の伝説」(あかぎ出版)
  • 「蕪雑租」(あさを社)

関連項目 編集