自然遺産 (世界遺産)

ユネスコが登録する世界遺産の一つ。特質に応じて「文化遺産」「複合遺産」もある。
世界遺産 > 自然遺産 (世界遺産)

ユネスコが登録する世界遺産は、その特質に応じて「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」に分類されている。この項目では、そのうち「自然遺産」(しぜんいさん)について扱う。

知床
シミエン国立公園
イエローストーンの間欠泉
ハロン湾
シュンドルボン
ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園
ポルト湾内のジロラータ湾
梅里雪山(三江併流
東レンネル
四川省のジャイアントパンダ保護区

カテゴリー 編集

自然遺産の評価は国際自然保護連合(IUCN)が行う。このため、自然遺産はIUCNによる自然保護区域分類が行われるのが普通である。

カテゴリーは以下のとおり(詳しくは自然保護地域カテゴリーを参照)。直後の物件名はそれに分類されている世界遺産の例である。

登録基準 編集

自然遺産としての登録基準は以下のとおりである。

  • (9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。

基準が複数適用されている自然遺産も多くあり、4項目全てが適用された自然遺産も、雲南保護地域の三江併流群(中国)、グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)、テ・ワヒポウナム-南西ニュージーランドグヌン・ムル国立公園マレーシア)、カナイマ国立公園ベネズエラ)、バイカル湖ロシア)など10件以上存在する。

関連項目 編集

外部リンク 編集