至文堂
至文堂(しぶんどう)は、東京都江東区に本社をおく日本の出版社。
至文堂 | |
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正式名称 | 株式会社 至文堂 |
英文名称 | Shibundo Co.,Ltd. |
現況 | 事業継続中 |
種類 | 株式会社 |
出版者記号 | 7843 |
取次コード | 3023 |
本社郵便番号 | 〒136-8575 |
本社所在地 | 東京都江東区新木場1-18-11 |
沿革
編集1915年(大正4年)に佐藤正叟(さとうせいそう、1877 - 1968)が創業。佐藤は広島県生まれ。東京物理学校(現・東京理科大学)卒。慶応義塾普通部教師(数学)などを務めたのち創業(1914年とも)。24年東京帝国大学教授の国文学者藤村作の勧めで『國語と國文學』を創刊。36年『国文学 解釈と鑑賞』を創刊した。
二代目社長は佐藤泰三、三代目黒河内平(1990年代)、川上潤(2000年代)。
1963年に『解釈と鑑賞 別冊』を『現代のエスプリ』で創刊、66年、『日本の美術』を創刊、主に古典日本文学や日本美術の学術図書の出版を手掛けてきた。月刊『國語と國文學』と『国文学 解釈と鑑賞』、『日本の美術』、心理学関係で『現代のエスプリ』は長年にわたって続いたシリーズである。
2009年4月1日をもって、株式会社ぎょうせいと業務統合した。これにより書籍・雑誌の編集制作は至文堂、発行はぎょうせいが行うことになった。
主な刊行物
編集- 『國語と國文學』
- 1924年(大正13年)創刊。国文学の研究論文発表機関誌。2011年11月号から発行元を明治書院に変更。
- 全国書誌番号:00008345、国立国会図書館書誌ID:000000008282、ISSN 0387-3110、NCID BA38505535
- 『国文学 解釈と鑑賞』
- 1936年(昭和11年)創刊。文学部の学生がレポート・論文を書く際の必読書。2011年10月号をもって休刊。
- 全国書誌番号:00008517、国立国会図書館書誌ID:000000008453、ISSN 0386-9911、NCID BN06777253
- 『現代のエスプリ』
- 1963年(昭和38年)創刊。心理学関係の内容が多い。2011年10月号、通算第531号をもって休刊。
- 全国書誌番号:00007372、国立国会図書館書誌ID:000000007319、ISSN 0435-2165、NCID BN01324910
- 『日本の美術』
- 1966年(昭和41年)創刊。独立行政法人国立博物館、独立行政法人文化財研究所が監修。2011年10月号、通算第545号をもって休刊。
- 全国書誌番号:00018982、国立国会図書館書誌ID:000000018844、ISSN 0549-401X、NCID BN01280010
所在地
編集脚注
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外部リンク
編集- 公式ウェブサイト(リンク切れ)