臼杵勲

臼杵 勲（うすき いさお、1959年 - ）は、日本の歴史学者、考古学者。札幌学院大学人文学部人間科学科教授。日本における北東アジア中世遺跡の考古学的研究の第一人者。

臼杵 勲

人物情報
生誕	1959年??月??日 日本北海道札幌市
学問
研究分野	考古学
研究機関	札幌学院大学
学位	歴史学博士（國學院大學）

来歴

1959年、北海道札幌市生まれ。明治大学文学部を卒業。筑波大学大学院歴史人類学研究科を経て、1992年より奈良国立文化財研究所研究員。2000年より文化庁記念物課文化財調査官。退官後、2003年より札幌学院大学人文学部に移り、助教授を経て教授。

2002年に国学院大学に学位論文『東北アジアの古代社会：極東の鉄器時代 』を提出し、歴史学博士。

研究領域

主に、東アジア・北東アジアの歴史文化を研究テーマとしている。近年は、ロシア沿海地方の金朝・東夏城郭調査、モンゴル・契丹城郭調査など現地で発掘調査を多く実施している。

著書

• 『鉄器時代の東北アジア』（同成社 、2004年）
• 『東アジアの中世城郭：女真の山城と平城』（城を極める）吉川弘文館、2015

共編

• 『北方世界の交流と変容 中世の北東アジアと日本列島』天野哲也,菊池俊彦共編 山川出版社 2006
• 『中世東アジアの周縁世界』天野哲也,池田榮史共編 同成社 2009

監修

• 『草原の王朝・契丹国〈遼朝〉の遺跡と文物―内蒙古自治区赤峰市域の契丹遺跡・文物の調査概要報告書2004～2005』(契丹国(遼朝)の総合的研究）高橋学而,澤本光弘,藤原崇人著,武田和哉編,前川要共監修 勉成出版、2006年）

その他

• CiNii(臼杵勲著作)
• CiNii(臼杵勲論文)