興安寺 (文京区)

東京都文京区にある浄土真宗東本願寺派の寺院

興安寺(こうあんじ)は、東京都文京区にある浄土真宗東本願寺派寺院

興安寺
所在地 東京都文京区本郷1-8-18
山号 青柳山
宗派 浄土真宗東本願寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 元和元年(1615年
開山 宗心
公式サイト 興安寺 浄土真宗 東京・水道橋・本郷 自動搬送式納骨堂
法人番号 1010005000349 ウィキデータを編集
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歴史 編集

1615年元和元年)、宗心によって開山された。宗心は俗名「蜂須賀武右衛門」という尾張国出身の武士であったが、本願寺第12世教如の下で出家し、「宗心」と称した。江戸幕府の求めに応じて江戸に赴き、幕臣大岡氏の組屋敷に一寺を構えた[1]

その後、幕臣の大岡氏は、宝蔵院流槍術丸橋忠弥道場用地を貸し、後に丸橋が慶安の変を起こした時、丸橋を庇ったことから改易となった。大岡氏から土地を借りていた当寺には特に処分はなかった[1]

現在、当寺は「正しい供養、あふれる生命(いのち)」を標語に掲げ[2]積極的に布教活動を進めている[独自研究?]

墓所 編集

興安寺の過去帳には、江戸時代ロシア帝国に漂着し、帰国後は小石川薬草園に住んでいた大黒屋光太夫法名:釈道誓)と磯吉(法名:釈順誓)の名が記されている。そのため、両人の墓もこの寺の墓地にある可能性が高いが、現在は不詳になっている[1]

交通アクセス 編集

出典 編集

  1. ^ a b c 本郷仏教会 1984, pp. 54–57.
  2. ^ トップページ興安寺

参考文献 編集

  • 本郷仏教会 編『本郷の寺院 : 街と寺誌』本郷仏教会、1984年10月。全国書誌番号:85036170 

外部リンク 編集