舘田一博

日本の医師、医学者

舘田 一博(たてだ かずひろ、Kazuhiro TATEDA)は、日本医師学者微生物学感染症学)。東邦大学医学部教授[2]。学位は医学博士

舘田 一博
生誕 1960年(63 - 64歳)
日本の旗 神奈川県鎌倉市
研究分野 感染症学
微生物学
研究機関 長崎大学医学部
東邦大学医学部
ジュネーヴ大学
ミシガン大学
出身校 青雲高等学校
長崎大学医学部
主な業績 『マクロライド剤及びその誘導体の緑膿菌quorum-sensing機構に対する抑制効果に関する研究』
主な受賞歴 第4回日本感染症医薬品協会 奨励賞[1]2002年
プロジェクト:人物伝
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厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード・構成員、新型コロナウイルス感染症対策分科会・委員。

日本感染症学会理事長[3]、元日本臨床微生物学会・理事長[4]などを歴任した。

来歴 編集

生い立ち 編集

1960年昭和35年)神奈川県鎌倉市にて生誕[5]。九州で難関大学進学校の『九州御三家』のひとつで「医学部なら青雲」と言われる長崎県西彼杵郡時津町にある青雲高等学校を卒業。1985年(昭和60年)3月長崎大学医学部卒業。卒業後は、長崎大学医学部附属病院(現 長崎大学病院)第二内科に入局した。

医学者として 編集

1990年平成2年)、東邦大学に採用され、医学部の助手となった。医学部においては、主として微生物学教室に携わった。1995年(平成7年)、東邦大学の医学部にて講師に就任した。1999年(平成11年)、ジュネーヴ大学に留学した。2000年(平成12年)、ミシガン大学に留学し呼吸器内科を学んだ。2001年(平成13年)、東邦大学に復職。2011年(平成23年)、東邦大学の医学部にて教授に昇任した。医学部においては、微生物・感染症学講座を受け持った。

コロナに罹患 編集

2022年令和4年)2月、自らも新型コロナウイルス感染症に罹患したことを公表し、感染対策の徹底をアピールしている。

略歴 編集

所属学会 編集

ほか

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 日本感染症医薬品協会 奨励賞”. 日本感染症医薬品協会 (2020年12月20日). 2021年4月26日閲覧。
  2. ^ 教員情報 舘田一博”. 東邦大学 (2020年1月27日). 2021年4月26日閲覧。
  3. ^ 理事長ご挨拶|学会について”. 日本感染症学会 (2019年4月26日). 2019年4月26日閲覧。
  4. ^ 一般社団法人日本臨床微生物学会について:理事長挨拶”. 日本臨床微生物学会 (2018年2月1日). 2018年2月1日閲覧。
  5. ^ 【人】舘田一博さん「 日本が抗菌薬を開発して 世界貢献を 」|Web医事新報|日本医事新報社』日本医事新報社。
  6. ^ 「新型コロナウイルス感染症対策分科会(第1回)」首相官邸

外部リンク 編集