船水紀孝
略歴編集
1985年、カプコンに入社。当初は岡本吉起のキャッチボール相手としての採用だった。
最初はアーケードゲームの事業部に配属される。後に『ストリートファイター』シリーズのプロデュースを任され、更に第一開発部長としてコンシューマーゲームまで含めたカプコンのゲームを統括する立場になる。
並行して岡本吉起の指揮の下、カプコン開発の『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』にてプロデュースを担当する。任天堂の関連会社以外が『ゼルダの伝説』シリーズを開発するのは初となった。
船水が指揮していた第一開発部は、『ストリートファイター』以外にも『ヴァンパイア』シリーズやVS.シリーズなど、様々な2D対戦型格闘ゲームを送り出した部署だが「カプコン社内でも2D格闘は古いと非難する声が挙がっていて作るのが辛い」と述べて[1]、次第に同ジャンルからは遠ざかっていく。
2004年4月、カプコンを退社。同僚だった須藤克洋、山崎慎一郎らと共に株式会社クラフト&マイスターを設立し、取締役に就任。2014年9月、同社を退社し株式会社インディゴゲームスタジオを創業[2]、代表取締役就任。同年12月に株式会社コロプラの子会社となる[3]。
作品編集
- サイドアーム:ゲームデザイン
- 1943 ミッドウェイ海戦:ゲームデザイン
- 1943改:ゲームデザイン
- 1941 Counter Attack:企画
- ロストワールド:ゲームデザイン(安田朗と共同)
- 天地を喰らう:ゲームデザイン
- エリア88:企画(共同)
- チキチキボーイズ:ディレクション
- NEMO/ニモ:企画、キャラクター協力、編集
- VARTH:ディレクション(岡本吉起と共同)
- パニッシャー:ディレクション
- スーパーストリートファイターII:企画
- スーパーストリートファイターII X:企画
- ストリートファイターZERO:企画
- ストリートファイターZERO2:企画、プロデュース
- ストリートファイターZERO2 ALPHA:企画、プロデュース
- ストリートファイターEX2:モーションデザイン
- ストリートファイターZERO3:企画、製作統括
- ストリートファイターIII:プロデュース
- ストリートファイターZERO3↑:企画、製作統括
- ストリートファイターEX2 PLUS:モーションデザイン
- X-MEN Children of The Atom:ゲームプラン(西谷亮と共同)
- スーパーパズルファイターIIX:プロデュース、製作統括
- スターグラディエイター:製作統括
- スターグラディエイター2:プロデュース
- ロックマン2〜ザ・パワーファイターズ〜:製作統括
- ロックマン8 メタルヒーローズ:製作統括
- ロックマン バトル&チェイス:製作統括
- ロックマンX4:製作統括
- ロックマン&フォルテ:製作統括
- トロンにコブン:製作統括
- X-MEN VS. STREET FIGHTER:製作統括
- マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター:製作統括
- MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES:製作統括
- CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001:プロデュース
- バトルサーキット:製作統括
- ヴァンパイアセイヴァー:製作統括
- ヴァンパイアセイヴァー2:プロデュース、製作統括
- ブレス オブ ファイアIII:製作統括
- カプコンスポーツクラブ:製作統括
- ポケットファイター:製作統括
- ジョジョの奇妙な冒険:プロデュース
- ギガウイング:製作総指揮
- ディノクライシス:製作統括
- バイオハザード3 LAST ESCAPE:製作統括
- バイオハザード アウトブレイク:イベントプラン、製作総指揮
- ストライダー飛竜2:プロデュース
- ゼルダの伝説 ふしぎの木の実:プロデュース
- ゼルダの伝説 4つの剣:プロデュース
- ワンピースマンション:製作統括
- デビルメイクライ2:製作総指揮
- ガチャフォース:製作統括
- モンスターハンター:エグゼクティブディレクター
- 超ドラゴンボールZ:開発総指揮
- アースシーカー:ゲームデザイン
- コンボキマール:プロデュース