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色 (サムライスピリッツ)

『サムライスピリッツ』シリーズの登場人物

プロフィール

  • 初出作品:SAMURAI SPIRITS 〜侍魂〜
  • 出身地:恐山洞窟内の祠
  • 誕生日:六月六日(不明で記憶にある数字)卯の刻
  • 身長:約170cm(五尺六寸)[1]
  • 体重:約45kg(十二貫目)[1]
  • スリーサイズ:約84/53/86(二尺七寸、一尺七寸、二尺九寸)[1]
  • 血液型:不明[1]
  • 流派二刀流であること以外不明
  • 好きなもの:不明[1]
  • 嫌いなもの:不明[1]
  • 大切なもの:不明[1]
  • 好きな食べ物:不明[1]
  • 特技/得意スポーツ:不明[1]
  • 趣味:不明[1]
  • 備考:武器「陰魔輪」「陽神輪」( SAMURAI SPIRITS 〜侍魂〜、アスラ斬魔伝、SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS)[1]
    恐山のふもとで拾った刀(SAMURAI SPIRITS(2019))

(しき、Shiki)はSNK対戦型格闘ゲームサムライスピリッツ』シリーズなどに登場する架空の人物。

目次

概要編集

SAMURAI SPIRITS 〜侍魂〜にて初登場したキャラクター。武器は打刀程の長さの刀を二刀流で操る。キャッチコピーは、記憶の彷徨人(SAMURAI SPIRITS 〜侍魂〜)、忘却の彷徨い人(SAMURAI SPIRITS(2019))。

北千里のラフ画の解説によれば「知的な感じの美女。人間臭さをあまり持たない透明な雰囲気のキャラクター」[2]

元々はとある村で生まれたごく普通の少女であり、両親と兄がいたが、「半陰の女」を探し求めていたユガによって村に火を放たれ、家族はおろか村全てを焼き尽くされてしまっている。

衣装編集

両手に手袋をしており、人差し指と中指のみ指が出ない[2]。 身体にぴったり沿う伸縮性のある生地で、左右横にスリットが入り裾を斜めにカットされた紺色のインナーの上から、右側の裾に花の模様が入った黒い着物を羽織っている[2]。 下着は、黒のTフロントTバックショーツを穿いており、通常は見えないが、激しいアクションをした場合は多少見える[2]

色のコスチュームは大人の女性が持つ色気を狙って構成されたもので、制作当初は足の露出が控えめだった[3]

容姿編集

左右で色の違う瞳を持っており、生来の目の色は青色だったが、ユガの呪縛が不完全な為、左目が赤く、右目は青くなっている[2]

右肩から背中、そして右股に刻まれた「蛇の模様」の刺青は、色が生まれた時からあったものであり、その刺青の上に刻まれたユガの紋章は後に起こる「事件」が引き金となり表面化したもの[3]

武器編集

彼女の武器「陰魔輪(おんまりん)」と「陽神輪(ようしんりん)」は、元々は魔界の中心に永い間突き刺さっていたもの。ユガの手により抜き取られ、色に与えられた。 この陰魔輪と陽神輪は何体もの魔物がその刀を抜こうとしたが、並の魔物では刀の発する結界によって近づくことすら出来ず、羅将神ミヅキでさえ掴めはしたものの、引き抜くことは出来なかった。

時系列上で最も過去の作品『SAMURAI SPIRITS(2019)』では、陰魔輪と陽神輪をまだ手に入れておらず、恐山のふもとで拾った一対の刀を使って戦う。

ゲーム上のキャラクター性能編集

構えは特になく、棒立ちの状態で戦う。二本の刀を駆使して戦うが、踵落としや蹴り上げなどの蹴り技、敵の身体に異常をもたらすキス攻撃、相手の生気を吸い取り回復する能力を使用する。

アニメ『サムライスピリッツ 〜アスラ斬魔伝〜』では御札を地面に投げて巖陀羅(壊帝ユガが作り出した怪物)を呼び出して戦わせるシーンが存在する。

他キャラクターとの関係編集

覇王丸を捜し求めているが、これはユガの命令によるもので色が覇王丸に特別な感情は持っているわけではない。 そして、覇王丸の方も色を恋愛対象としては見ていないが、剣士としては認めている[3]。また、『アスラ斬魔伝』から20年後を描いた剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章で覇王丸は色の娘である命を花諷院和狆や花諷院骸羅らと共に養育している。

半陰となりし色編集

ユガの理想とする“半陰の女”の完成体といえる存在で[4]、呪縛が完全になった為、両目が赤く、背中の蛇の刺青が蛇の骨の絵柄になっている。色が"反面のアスラ"に出逢ってしまった為に、再びユガの呪縛を受け、操り人形となった。 ゲーム上での「半陰となりし色」は『アスラ斬魔伝』での羅刹の姿。

SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』でデミトリ・マキシモフの「ミッドナイトブリス」を喰らうと、この姿になる。

技の解説編集

※登場ゲームによって様々な種類や効果があるため、『NBC』での技を中心に記述する。

必殺技編集

露祓(つゆはらい)
下段の突進技。ボタンにより突進距離が変わり、隙も若干変化する。姿勢が低くなるため、判定の高い飛び道具なら潜りながら攻撃が可能。
雫狩(しずくがり)
「露祓」後の追加派生技。「露祓」のガードやヒットを問わず、追加入力が可能。
追加入力受付後、上空に体を宙返りしながら斬り上げる。
天咆輪(てんぽうりん)
体を捻らせて回転する対空技。ボタンの強弱によって飛距離や無敵時間などが異なる。
刹那(せつな / クシャナ)
テレポート技。ボタンによって決められた位置に出現する。
冥華(めいげ)
低空で宙返りをして、中段の踵落としを繰り出す。
降臨(こうりん)
上空から急降下して、斬り付ける。
無明(むみょう / アビドヤー)
コマンド投げ。失敗すると空振りモーションをとる。
ヒットすると相手にキスをして、相手の頭上に髑髏が付き、レバー操作を逆にするステータス異常を与える。
ステータス異常は色が攻撃を受けると回復するか、一定時間で回復するか、ゲームによって2パターンに分かれる。
首刀(くびがたな)
コマンド投げ。64時代の修羅の技。
黄泉落とし(よみおとし)
コマンド投げ。
顎(あぎと)
「黄泉落とし」の連係技。
奈落落とし(ならくおとし)
「黄泉落とし」の連係技。
影践(かげふみ)
「奈落落とし」の連係技。
空華 阿(くうげ あ)、空華 吽(くうげ うん)
ともに空中で一回転する移動技。「阿」は前に移動して、「吽」は後ろに移動する。
蓮華舞(れんげまい)
空中から出すコマンド投げ。地上の相手しか仕掛けられないうえに、この技自体に攻撃力は無い。
昇華(しょうか)
散華(さんげ)
転法輪(てんぽうりん / ダルマーチャクラープラヴァルタナ)
巨大な円盤状の気弾を飛ばす。64時代の羅刹の技。
無常(むじょう / アニトヤ)
突進技。64時代の羅刹の技。
波羅夷(はらい / パーラジカ)
相手の体力を徐々に減らす効果を持つコマンド投げ。『アスラ斬魔伝』では怒り時のみ使用可能。64時代の羅刹の技。
無憂華(むゆうか / アショーカ)
カウンター技。64時代の羅刹の技。
択滅(たくめつ / プラティサンクヒヤーニローダ)
『アスラ斬魔伝』の羅刹の技。
慈悲(じひ / カルナー)
相手を道連れにして自分もダメージを喰らう特殊な技。『アスラ斬魔伝』の羅刹の技。
蒼空神(そうくうしん / ヴァルナ)
空中浮遊。『アスラ斬魔伝』の羅刹の技。
頗梨(はり / スパティカ)
ホーミングする光弾を出す追加技。
摩尼(まに / マニ)
飛び跳ねる光弾を出す追加技。
閼伽(あか / アルグヤ)
怒り時のみ使用可能。3発の光弾を出す追加技。

秘奥義(超必殺技)編集

天魔波旬(てんまはじゅん)
突進して、ヒットすると相手をロックして乱舞を叩き込み、最後は「天咆輪」で締める。ボタンによって、距離や発生が変わる。
突進中は上半身が無敵のため、対空技や飛び道具をすり抜けつつダメージを与えることが可能。
色咒(しきしゅ / ルーパ)
突進して、ヒットすると相手に跨り、生気を吸い取る。
ダメージは比較的少なめだが、色自身が体力を回復するという特徴を持つ。
『NBC』では最強クラスの発生時間と突進力を兼ね揃えており、回復力も大きい。
尚、64時代の頃は、技名が『色哭』と表記されていた。
色蘊(しきうん / ルーパ=スカンダ)
空中で色の周りを6つの白い光が取り囲んで、一瞬溜めてから一気に撃ち出す。『アスラ斬魔伝』の羅刹のみの秘奥義。
単発技で、かなり出が遅いがダメージは大きい。カウンターヒット時には驚異的なダメージを示す。サーチ性能も高く、弾速も早いので、なかなか避けられない。ガードされると削りは小さい。
涅槃(ねはん / ニルヴァーナ)
突進後に相手の首に足をかけて切り付けた後、相手に刀を刺して爆発させる技。

ストーリー編集

SAMURAI SPIRITS (2019年)編集

恐山に隠された洞窟の奥で、世の混迷に呼応するかのように色は目を覚ましたが、己が何者かさえも分からず、ただ頭に響く微かな呼び声に応じるかのように、光の差す方へと歩みだした。

紀州 熊野古道で呉瑞香と遭遇した色は、彼女に用は無かったが、自分の前に立ち塞がるというなら斬るだけだった。一方、呉瑞香は、色に刻まれた呪縛がこの世のものではないと看破して、風水師として見過ごせないと戦いの構えを取った。色は戦いに勝利したが、呉瑞香の言った「気付いていないと」いう言葉に一瞬思案する。しかし、答えは出ずその場を離れた。

静御前と相まみえた色は、自分を呼んでいる、必要としているのは静御前ではないと何故か分かった。色に敗北した静御前は天に召された。木立の中で佇む色を浄化の風が包み込むと。彼女の霞がかかっていた思考が少しずつ鮮明になっていく。淡く輝く桜を見上げる色の頬を一筋の涙が伝い落ちるが、泣いている意味さえ彼女には分からなかった。色の瞼の裏に赤色がちらついたその刹那、激しい頭痛に襲われた彼女はその場に崩れ落ちた。「半陰の傀儡、時はまだ…」と語る黒衣の男『壊帝ユガ』は、地に伏せ動かない色の身体を抱き上げると、共に深い闇へと沈んでいった。闇の中で目を覚ました色には、もう己を呼ぶ声は聴こえなかった。色は襲い来る眠気の波に呑まれてしまい、桜の記憶さえも朧に霞んでいく。一片の光も差さぬ静寂の中、役目を果たすその日が来るまで、色は再び闇の中へ横たわる。

SAMURAI SPIRITS 〜侍魂〜編集

壊帝ユガが求める「無垢な胎児」の誕生に必要な「半陰の女」である色は、ユガにより操られ、半陰の女たる自分の対となる「半陽の男(覇王丸)」を闇の世界に連れ去るべく後を追っている[5]

SAMURAI SPIRITS 2 〜アスラ斬魔伝〜編集

壊帝ユガの呪縛から解放された色は、記憶に残る古里を求め流浪する[4]

反面のアスラに淡い思いを抱いており[4]、彼が戦いに敗れて傷付いているところを介抱したために再びユガに捕らえられ[6]、完全に洗脳された「半陰となりし色」となる。その後、反面のアスラとの子・命(みこと)を身ごもる。娘の命を産んだ後、彼女を覇王丸と花諷院和狆に預け、消息不明となった。

SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS/ネオジオバトルコロシアム編集

ネオジオバトルコロシアム』では、、壊帝ユガの生み出そうとする陰陽一体の暗黒神に興味を抱いたWEREZにより、アスラと共に次元の彼方から呼び寄せられる。色は自らを支配するユガの掌中、闇の世界へ帰るために、孤独な戦いを続けていた[7]

SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』および『ネオジオバトルコロシアム』(以下NBC)における色は、エンディングで、元の時代に戻ってきた色が命らしき赤ん坊を抱えて彼女の預け先へと向かう様子が描かれている為、命を産んでから和狆らに預けるまでの間と推測出来る。

剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章編集

命(みこと)のエンディングで、反面のアスラと共に登場。後光が差した若いままの状態で登場し、生死は不明。命へ、自分の思うように生きなさい、その清らかな翼で飛び立ちなさいと励ました。また、自分達はいつでも命と共にあると言った。

登場作品編集

担当声優編集

  • 南かおり(『サムライスピリッツ 〜侍魂〜』、『サムライスピリッツ2 〜アスラ斬魔伝〜』、『SVC CHAOS』、『ネオジオバトルコロシアム』)
  • 森永千才(『SAMURAI SPIRITS (2019年版)』)
  • 田中理恵(『サムライスピリッツ鬼』)
  • 長尾明希(『侍魂オンライン 朧月伝』)

関連人物編集

脚注編集

参考文献編集