花のヨン組(はなのよんぐみ)は、大相撲において平成4年度生まれ(平成4年4月2日から平成5年4月1日までに生まれた世代)の、関取となった以下の力士の総称である。彼らよりちょうど6年前に生まれた「花のロクイチ組」(昭和61年度生まれ、元横綱稀勢の里寛・元大関の豪栄道豪太郎など)に由来する。十両以上の花のヨン組は以下の10人である(太字は令和6年1月時点で現役の力士)。

平成の大横綱と呼ばれる白鵬翔(日本の学年では8つ上)が現役最終盤に及んでも活躍していた上に、その後継たる照ノ富士春雄(日本の学年では1つ上)も壁となっていたため、花のロクイチ組以上に三役以上の昇進者は少なく、2022年1月場所後に御嶽海が大関に昇進。花のヨン組は日本の地方の内、中国、北海道を除くすべての地方から関取を出している

花のヨン組の知名度は、アマチュア相撲のエリートである御嶽海、北勝富士、アマチュア時代に特筆すべき成績を残してはいなかったが業師として名を馳せた宇良が中心となっていた。逆に中卒叩き上げで関取になったのは千代鳳だけである。

このうち御嶽海は幕内最高優勝を3回果たし、この世代で頭一つ抜けた実績を残している。

初のアフリカ出身力士の大砂嵐金崇郎も92年生まれであるが日本の学年では1学年上である。

参考文献 編集

関連項目 編集