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正面入口付近(2017年)

苫小牧西港フェリーターミナル(とまこまいにしこうフェリーターミナル)は、苫小牧港にある旅客船ターミナルの一つ。通称は「苫小牧フェリーターミナル」「開発埠頭フェリーターミナル」。

目次

概要編集

1975年に運用を開始。苫小牧港開発により管理されている[1]。西港の本港地区の東側にある入船埠頭の東隣に位置し、太平洋航路のフェリーが発着する。鋸刃の形状のフェリー専用バース3つを備えており、中央のターミナルビルから各バースへ向けてボーディングブリッジが設置されている。

所在地編集

〒053-0003 苫小牧市入船町1丁目2番34号

沿革編集

  • 1972年
    • 2月29日 東4号埠頭に暫定フェリーターミナル施設を設置[2]
    • 4月27日 日本沿海フェリー東京航路就航[3]
  • 1973年
    • 4月 開発埠頭の現フェリーターミナル着工[2]。日本沿海フェリー東京航路デイリー運航開始[3]
    • 4月1日 太平洋沿海フェリー仙台・名古屋航路就航[4]
    • 4月25日 シルバーフェリー八戸航路就航[5]
    • 12月16日 新東日本フェリー仙台航路就航[6]
  • 1975年
    • 4月1日 現フェリーターミナルの営業を開始。2バース運用[2]
    • 8月11日 東日本フェリー八戸航路就航[6]
  • 1982年4月8日 太平洋沿海フェリー仙台・名古屋航路が太平洋フェリーに移管される[4]
  • 1984年10月26日 - 新東日本フェリー仙台航路が東日本フェリーに移管される[6]
  • 1985年
    • 1月 大洗航路就航に合わせ第3バースの運用を開始、八戸航路用に使用[2]
    • 1月16日 北海道-大洗フェリー航路開設に伴う航路調整で、太平洋フェリー仙台名古屋航路のうち名古屋-仙台-苫小牧を2隻での隔日運航、仙台-苫小牧間を1隻での隔日運航とする[4]
    • 3月16日 日本沿海フェリー大洗航路就航[3]
  • 1992年4月 シルバーフェリーが川崎近海汽船へ合併、川崎近海汽船が八戸航路を運航する[5]
  • 1993年12月17日 ブルーハイウェイライン(旧・日本沿海フェリー)大洗航路がデイリー運航開始[3]
  • 1994年12月10日 ターミナルビルリニューアルを完成、北側に半円形ガラス張りの正面出入口を増築[2]
  • 1997年9月3日 ブルーハイウェイライン東京航路を大洗港寄港とし「新東京航路」とする[7]
  • 1999年4月 - ブルーハイウェイライン新東京航路の東京-大洗の旅客運送を休止、東京対北海道の旅客輸送を大洗に集約[8]
  • 2000年4月1日 東日本フェリー仙台航路休止[9]
  • 2001年7月1日 ブルーハイウェイライン大洗航路が商船三井フェリーに移管される。
  • 2002年6月2日 商船三井フェリー大洗航路が東日本フェリーとの共同運航を開始[10]
  • 2003年9月 十勝沖地震による対岸の出光興産北海道製油所タンク火災に伴い一時閉鎖[11]
  • 2006年12月1日 東日本フェリー八戸航路休止[12]、「べにりあ」「べが」と共有船「フェリーはちのへ」の持ち分を川崎近海汽船へ移管する。
  • 2007年
    • 1月2日 東日本フェリー大洗航路休止、商船三井フェリー単独運航となる[10]
    • 1月25日 休止中の東日本フェリー大洗・仙台・八戸航路の廃止が北海道運輸局に業務申請される[13]
  • 2008年12月22日 - ターミナルビル正面玄関内エレベーターを運用開始[14]
  • 2011年
    • 3月11日 東日本大震災に伴い全航路運休。
    • 3月16日 漁港地区、北埠頭緑地「キラキラ公園」とともにみなとオアシスに指定。
    • 5月26日 太平洋フェリー仙台・名古屋航路が臨時ダイヤで旅客運航を再開。
    • 6月5日 太平洋フェリー仙台・名古屋航路が通常運航再開。
    • 7月10日 川崎近海汽船八戸航路が通常運航再開[15]
    • 6月6日 商船三井フェリー大洗航路が夕方便より通常運航を再開。
  • 2012年 第1号バース用の1号歩道橋を改築。
  • 2013年
    • レストラン、多目的ホール、ポートミュージアムをリニューアル。 第2号バース用の2号歩道橋を改築。
    • 8月21日 ターミナルビル屋上に太陽光発電パネルを設置[16]
  • 2015年5月 高齢者・妊婦・身体障害者・乳幼児と保護者を対象とした専用待合室「ハートフルルーム」を設置[17]
  • 2018年7月18日 第1・第2駐車場を有料化[18]

就航航路編集

過去の航路
  • 東日本フェリー
    • 苫小牧港 - 仙台港(1973年 - 2000年)
    • 苫小牧港 - 八戸港(1979年 - 2006年)
    • 苫小牧港 - 大洗港(2002年 - 2006年 商船三井フェリーとの共同運航)
  • 日本沿海フェリー/ブルーハイウェイライン(現・商船三井フェリー)
    • 苫小牧港 - 東京港(1972年 - 1997年)
    • 苫小牧港 - 大洗港 - 東京港(1997年 - 1999年)

施設・フェリーバース編集

ターミナル館内編集

1階
  • フェリー会社オープンカウンター・オフィス
    • 商船三井フェリー
    • 太平洋フェリー
    • 川崎近海汽船
  • ポートミュージアム特別教室「Compass(コンパス)」(旧・東日本フェリーオフィス)
  • 授乳室
  • 岸壁側玄関
2階
  • 正面玄関(中2階)
  • ギャラリー
  • 情報コーナー
  • 総合案内所
  • 待合ロビー
  • 優先待合室「ハートフルルーム」
  • 売店「Memoria(おみやげのメモリア)」
  • レストラン「Calm(カーム)」
  • 軽食コーナー「Quick(クイック)」
  • 多目的ホール「loop(ループ)」
  • ボーディングブリッジ
3階
  • 苫小牧ポートミュージアム
  • 送迎デッキ(屋上)
  • 苫小牧港開発ターミナル事業部事務所

バース編集

第1号バース
第2号バース
  • 使用開始:1975年4月
  • 岸壁延長:238m
  • 水深:-8.5m
  • 係船能力:13,000総トン級
  • 使用フェリー
第3号バース

駐車場編集

  • シャーシ:835台
  • トラック:148台
  • 乗用車:673台
  • オートバイ:98台
  • バス:7台
  • タクシー:17台
  • 総数:1,778台

第1駐車場(69台)と第2駐車場(233台)は90分以上の利用で有料。駐車料金は第1駐車場が1時間ごと100円で最大料金なし、第2駐車場が1日最大500円で10日以内の利用に限られる。管理はパーク24による[18][19]

交通アクセス編集

脚注編集

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  1. ^ 市民向け利用情報 フェリーターミナル”. 苫小牧港管理組合. 2016年3月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 「苫小牧市史 追補編」 第七編 建設・公共事業 第三節 カーフェリー
  3. ^ a b c d 「創業二十五年史」1995年・ブルーハイウェイライン
  4. ^ a b c Sillage (シヤージュ) 太平洋フェリー20年の航跡 - 太平洋フェリー(1991年)
  5. ^ a b 「シルバークイーン」就航30周年 - 川崎近海汽船ニュースリリース 2003年4月
  6. ^ a b c 「東日本フェリー30年史」1995年・東日本フェリー
  7. ^ 今月のニュース 新東京航路(東京〜大洗〜苫小牧)平成9年9月3日(水)誕生 - ブルーハイウェイライン(Internet Archive)
  8. ^ ブルーハイウェイライン - Internet Archive(1999年4月24日付キャッシュ)
  9. ^ 東日本フェリー、苫小牧 仙台航路休止へ - 苫小牧民報(1999年12月10日)(Internet Archive)
  10. ^ a b 沿革 - 商船三井フェリー
  11. ^ 出光タンク火災*炎、煙…必死の消火”. 北海道新聞社. 2016年3月2日閲覧。
  12. ^ 苫小牧~八戸航路運営の集約化について - 東日本フェリー(Internet Archive)
  13. ^ 八戸-室蘭フェリー廃止 大間-函館など維持 - デーリー東北 2007年1月26日(Internet Archive)
  14. ^ 苫小牧西港フェリーターミナル*新エレベーター 22日に利用開始 - フォト北海道(北海道新聞2008年12月19日)
  15. ^ 八戸/苫小牧航路(シルバーフェリー)運航再開について - 川崎近海汽船
  16. ^ 屋上ソーラー発電開始*西港フェリーターミナル*苫小牧 - フォト北海道(北海道新聞2013年8月22日)
  17. ^ 出港までゆったりと*フェリーターミナルに高齢者ら専用スペース - フォト北海道(北海道新聞2015年5月2日)
  18. ^ a b 18日から駐車場有料化 苫西港フェリーターミナル”. 苫小牧民報 (2018年7月7日). 2018年7月15日閲覧。
  19. ^ 北側駐車場の機械化・有料化(90分間無料)について - 苫小牧西港フェリーターミナル(苫小牧港開発)
  20. ^ アクセス”. 苫小牧西港フェリーターミナル. 2019年4月27日閲覧。
  21. ^ 苫小牧西港フェリーターミナル-新千歳空港”. 北都交通. 2019年4月27日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集