茨城県道245号上君田小妻線

日本の茨城県の道路

茨城県道245号上君田小妻線(いばらきけんどう245ごう かみきみだこづません)は、茨城県高萩市上君田から常陸太田市小妻町に至る一般県道である。

一般県道
茨城県道245号標識
茨城県道245号上君田小妻線
総延長 11.424 km
実延長 11.424 km
制定年 1983年9月2日
起点 茨城県高萩市
終点 茨城県常陸太田市
接続する
主な道路
記法
国道349号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
高萩市上君田(2012年9月)

概要 編集

高萩市大字上君田地内の茨城県道227号上君田大能線分岐を起点に西に向かい、常陸太田市小妻町の国道349号交点を終点とする東西に連絡する一般県道である。 阿武隈山地のほぼ中央を抜ける山道であり、全線を通して道幅が狭く、見通しが良くないので、通行には注意を要する。

路線データ 編集

歴史 編集

  • 1982年昭和57年)9月2日
    • 市道、村道が昇格し、現在の路線で路線認定される[3]
    • 道路の区域は、高萩市大字上君田 - 久慈郡里美村大字小妻に指定し供用開始[1]
  • 1995年平成7年)3月30日:整理番号408から現在の番号(整理番号245)に変更される[4]

路線状況 編集

道幅は全線を通して1車線程しかなく対向車とのすれ違いが困難である。通行車両の制限は特に設けられていないが、現実的には大型車が通行出来るほどの幅員はない。本路線の西側にあたる常陸太田市内の8.1kmの区間は、連続雨量200ミリになると通行止めとなり、降雪時はチェーン規制がかかる。沿線は集落民家がない人気のない薄暗い山中の道路であり、交通量はほとんど無い。

地理 編集

阿武隈山地の南部域を東西に縦断する。東側の高萩市側は比較的なだらかな地形であるのに対し、西側の常陸太田市側は高低差が大きくてカーブも多く、道路脇は落石もあるむき出しの岩が露出する崖がある。

通過する自治体 編集

交差する道路 編集

沿線 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。

出典 編集

  1. ^ a b c 道路の区域決定・道路の供用開始(昭和57年9月2日 茨城県告示第1227・1228号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7071号: p. 4, (1982年9月2日) 
  2. ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 15
  3. ^ 県道路線の認定(昭和57年9月2日 茨城県告示第1226号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7071号: p. 3, (1982年9月2日) 
  4. ^ 県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF) ,茨城県報 第637号(1995年(平成7年)3月30日)より

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集