茶屋町勝呂
日本の漫画家、イラストレーター
作風
編集BL系出身ながら、トーンをほとんど使わずベタで陰影をつけ、骨格を太い線でしっかりと描くなど、硬派な印象の画風である。
説明が少ない寡黙な作風で、人物の内面描写が独特である。
コミカライズ作が多い。
連載作品は打ち切りなどで中断する事が多いため、ファン泣かせの作家でもある。
略歴
編集- 2003年 - 『あざ』にて、第37回「造本装幀コンクール展」入賞、および、「日本印刷産業連合会会長賞」を受賞。
作品リスト
編集BL作品の場合には「※BL」と特記。
コミック
編集- 赤の原遊戯(1993年、2000年に大洋図書から再版) ※BL
- ジロウ(1997年、青磁ビブロス) ※BL
- 3はキライ。(1999年、松文館) ※BL
- カオルくん(2000年、大洋図書) ※BL
- あざ 全2巻 (2001年、小学館)月刊IKKI)
- 茶屋町勝呂作品集 全2巻(シロ・クロ)(2002年、大洋図書) ※BL
- BEAT POPS(2004年講談社)
- Devil May Cry3(2005年、メディアファクトリー)
- 咎狗の血(2006年、エンターブレイン) ※BL
- Lamento -BEYOND THE VOID-(2008年、エンターブレイン) ※BL
小説挿絵
編集- 守護天使の棲む森 (1994年、著者:不破飛鳥、青磁ビブロス刊) ※BL
- 闇のうつつは (1995年、著者:双海眞奈、茜新社刊) ※BL
- 帰宅 (1997年、著者:剛しいら、角川書店、角川ルビー文庫) ※BL
- HOME―A PLACE IN THE SUN (1997年、著者:かわいゆみこ、ワニブックス刊) ※BL
- 同棲生活―Living together like a boy (2000年、著者:近藤あきら、オークラ出版刊) ※BL
- 鋭利な刃物―Spell.e.s.series (2002年、著者:西条公威、イーコネクション刊) ※BL
- 弁護士は恋を自白する (2003年、著者:榎田尤利、笠倉出版、クロスノベルズ) ※BL
- 明日が世界の終わりでも (2003年、著者:榎田尤利、笠倉出版、クロスノベルズ) ※BL
- 背徳のマリア 上下巻 (2003年、著者:綺月陣、マガジン・マガジン、ピアスノベルズ) ※BL
- 魚住くん シリーズ 全5巻(著者:榎田尤利、成美堂出版、クリスタル文庫)※BL
- 「硝子の街にて」シリーズ 全22巻(著者:柏枝真郷、講談社、講談社X文庫ホワイトハート)
- ラストヘブン―生きて地獄を見た少年(2006年、著者:佐々木禎子 、徳間書店、徳間ノベルズ)
- 秘密 (2007年、著者:木原音瀬、蒼竜社刊)
関連項目
編集外部リンク
編集- 茶の味(作者公認サイト、現在更新停止中) - ウェイバックマシン(2019年1月1日アーカイブ分)
- 公認ファンサイト 茶の町