茶島雄介
茶島 雄介(ちゃじま ゆうすけ、1991年7月20日 - )は、日本のプロサッカー選手。広島県広島市安芸区出身[1]。ポジションはミッドフィールダー。東京学芸大学卒。Jリーグ・サンフレッチェ広島所属。
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名前 | ||||||
愛称 | チャジ | |||||
カタカナ | チャジマ ユウスケ | |||||
ラテン文字 | CHAJIMA Yusuke | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
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生年月日 | 1991年7月20日(29歳) | |||||
出身地 | 広島県広島市安芸区 | |||||
身長 | 166cm | |||||
体重 | 60kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム |
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ポジション | MF | |||||
背番号 | 25 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
-2003 | サンフレッチェ広島ジュニア(矢野南小) | |||||
2004-2006 | サンフレッチェ広島Jr.ユース(矢野中) | |||||
2007-2009 | サンフレッチェ広島ユース(吉田高) | |||||
2010-2013 | 東京学芸大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2014- | サンフレッチェ広島 | 67 | (3) | |||
2018-2019 | →ジェフユナイテッド千葉 (loan) | 61 | (4) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2020年12月20日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴編集
プロ入り前編集
安芸区矢野で育つ。森崎和幸・森崎浩司兄弟は矢野中学および吉田高校の先輩にあたる。
1998年小学1年生からサンフレッチェ広島のサッカースクールでサッカーを始め、2000年小学3年生から広島ジュニアに所属する[2]。同期に森保翔平・岡崎和也がいる。2003年小学6年時、全日本少年サッカー大会に広島県代表として出場している[3]。
2004年、広島ジュニアユースに昇格[2]。同期に森保・岡崎・中山雄登・玉田道歩。2005年高円宮杯(U-15)ベスト4入りなどに貢献した。2006年U-15Jリーグ選抜[4]。
2007年、広島ユースに昇格。同期に大﨑淳矢・森保・中山・玉田。2年生からレギュラーを掴み、3年生ではキャプテンを務め[1]、2009年高円宮杯(U-18)ベスト4、2009年Jユースカップ準優勝などに貢献した。2009年JFAプリンスリーグ中国MVP。ただトップチームへの昇格はならなかった[1]。
2010年、教員免許取得をも目的として東京学芸大学へ進学する[1]。同期に山崎直之、1年先輩に安藝正俊。大学1年からレギュラーとして活躍し、大学2年時に関東リーグ1部昇格に貢献し、4年間東学大の中心選手として活躍した[5]。2012年および2013年全日本大学選抜に選出され[5]、2013年ユニバーシアード日本代表の一員として[6] 3位入賞、特にユニバGL第3戦ウルグアイ戦では決勝点となるFKを決めている[7]。
サンフレッチェ広島編集
2014年、サンフレッチェ広島とプロ契約[1]。同期入団は、皆川佑介、ビョン・ジュンボン、高橋壮也、大谷尚輝、川辺駿、宮原和也。広島の育成組織出身者で大学経由でのトップチーム入団としては初ケースとなる[1]。また皆川とは共に2013年ユニバ日本代表。2015年3月22日の浦和レッドダイヤモンズ戦で初先発し、豊富な運動量で存在感を発揮。FIFAクラブワールドカップ2015の準々決勝では負傷の野津田、柴崎に変わって先発し、正確なキックでアシストを記録。2016年、4月2日の第5節のベガルタ仙台戦でJリーグ初得点。
ジェフユナイテッド千葉編集
2017年12月28日、ジェフユナイテッド市原・千葉への期限付き移籍が発表された[8]。
シーズン序盤は右サイドバックでの起用が多かったが終盤になるにつれて攻撃的ミッドフィルダー、トップ下での起用が多くなる。
サンフレッチェ広島復帰編集
2020年よりサンフレッチェ広島に復帰。
所属クラブ編集
ユース経歴
- サンフレッチェ広島ジュニア
- サンフレッチェ広島ジュニアユース
- サンフレッチェ広島ユース
- 東京学芸大学
プロ経歴
- 2014年 - サンフレッチェ広島
- 2018年 - 2019年 ジェフユナイテッド市原・千葉(期限付き移籍)
個人成績編集
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2014 | 広島 | 25 | J1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 5 | 0 |
2015 | 3 | 0 | 5 | 0 | 4 | 0 | 12 | 0 | |||
2016 | 22 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 23 | 3 | |||
2017 | 7 | 12 | 0 | 5 | 1 | 2 | 0 | 19 | 1 | ||
2018 | 千葉 | 25 | J2 | 39 | 3 | - | 1 | 0 | 40 | 3 | |
2019 | 22 | 1 | - | 0 | 0 | 22 | 1 | ||||
2020 | 広島 | J1 | 29 | 0 | 1 | 0 | - | 30 | 0 | ||
2021 | |||||||||||
通算 | 日本 | J1 | 67 | 3 | 13 | 1 | 9 | 0 | 89 | 4 | |
日本 | J2 | 61 | 4 | - | 1 | 0 | 62 | 4 | |||
総通算 | 128 | 7 | 13 | 1 | 10 | 0 | 151 | 8 |
その他の公式戦
- 2016年
- FUJI XEROX SUPER CUP 1試合0得点
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2014 | 広島 | 25 | 0 | 0 |
2016 | 2 | 0 | ||
通算 | AFC | 2 | 0 |
- 公式戦初出場 : 2014年7月12日 天皇杯2回戦対福岡大学戦(福山市竹ヶ端運動公園陸上競技場)
- 先発フル出場
- Jリーグ初出場 : 2014年9月13日 J1第23節対ガンバ大阪戦(Eスタ)
- 先発出場、64分佐藤寿人と途中交代
タイトル編集
- サンフレッチェ広島
- J1リーグ:2015年
- ゼロックススーパーカップ:2014年、2016年
選抜歴編集
- 2011年 全日本大学選抜
- 2012年 全日本大学選抜
- 2013年 全日本大学選抜
脚注編集
- ^ a b c d e f “輝け サンフレルーキーズ<1>MF茶島雄介(22)=東学大”. 中国新聞 (2014年1月29日). 2014年1月30日閲覧。
- ^ a b “大学蹴球 注目!この人 茶島雄介/東京学芸大・MF 前編”. 日刊スポーツ (2013年6月10日). 2014年1月30日閲覧。
- ^ “チーム紹介 サンフレッチェ広島ジュニア”. 読売新聞 (2003年). 2014年1月30日閲覧。
- ^ “第9回ブラジル‐日本友好カップにU-15 Jリーグ選抜チームを派遣”. Jリーグ公式 (2006年8月15日). 2014年1月30日閲覧。
- ^ a b “大学蹴球 注目!この人 茶島雄介/東京学芸大・MF 後編”. 日刊スポーツ (2013年6月11日). 2014年1月30日閲覧。
- ^ “第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)ユニバーシアード日本代表メンバー (PDF)”. 日本サッカー協会 (2013年). 2014年1月30日閲覧。
- ^ “茶島「自分から『蹴る』と言った」FK決めてヒーローに”. ゲキサカ (2013年7月11日). 2014年1月30日閲覧。
- ^ 茶島雄介選手加入のお知らせ ジェフユナイテッド市原・千葉 (2017年12月28日) 2017年12月28日閲覧
参考資料編集
- “茶島雄介選手(東京学芸大学)の新加入内定のお知らせ”. J's GOAL (2013年5月8日). 2013年5月7日閲覧。
- 茶島雄介 - ゲキサカ
関連項目編集
外部リンク編集
- 茶島雄介 - J. League Data Siteによる選手データ (日本語)
- サンフレッチェ広島F.Cによる公式プロフィール
- 茶島雄介 (@chaji30) - Twitter