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荒川中川橋梁 (東京メトロ東西線)

東京メトロ東西線を通す、荒川と中川に架かる、江東区と江戸川区(東京都)の鉄道橋

荒川中川橋梁(あらかわなかがわきょうりょう)は、東京都江東区新砂江戸川区清新町東京地下鉄(東京メトロ)東西線南砂町駅 - 西葛西駅間にある、荒川(荒川放水路)および中川に架かる鉄道橋である。

荒川中川橋梁
Arakawa-Nakagawa bridge TokyoMetro 20180102 143314.jpg
上流江東区側から見た橋梁
基本情報
日本の旗 日本
所在地 東京都江東区 - 江戸川区
交差物件 荒川中川
座標 北緯35度39分56.4秒 東経139度50分46.6秒 / 北緯35.665667度 東経139.846278度 / 35.665667; 139.846278
構造諸元
形式 トラス橋
材料
全長 1,236 m
8.2 m
高さ 10.5 m[1]
最大支間長 150 m[2]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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荒川中川橋梁(上空写真・黄色で示した区間が橋梁部分)国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
荒川中川橋梁(車内から)

橋の概要編集

荒川の河口から約0.5 kmの地点に位置する[3]。架橋位置は左岸側(江戸川区側)と右岸側(江東区側)では差があり右岸側が12 m上流側にずれるため[3]橋軸が河川に対し直角に交差しておらず、わずかに斜角が付けられた斜橋である。 橋梁の全長は1,236 mで、関西国際空港連絡橋南海空港線JR関西空港線りんくうタウン駅関西空港駅間)の供用開始までは私鉄JR以外)では最も長い鉄道橋であった。

特徴編集

本橋の形式は、単純上路ワーレントラス式鉄道橋16連で、1981年当時は日本一長いワーレントラス式鉄道橋だった[4]。トラスは水色に塗られている。柵も水色であるが江東区側では白色のもので覆われている部分がある。

隣接している2つの川を1つの橋梁で渡るために長くなった。また、両端では河川区域ではない陸上に架かっている部分があるが、これは昔この付近まで海岸が迫っていたためである。途中に勾配が存在するほか、西側では緩いカーブがある。

軟弱地盤の場所に建設されたため、橋脚の基礎は地下72 mまで打ち込まれている[4]。これは、当時としては世界的な施工記録である[4]

諸元編集

  • 種別 - 鋼鉄道橋
  • 形式 - 単純下路ワーレントラス、3径間連続ゲルバートラス(中央径間)[5][6]
  • 橋長 - 1,236 m
  • 支間 - 150 m[2]
  • 支間割 - 52 m + 66 m + 80 m + 85 m + 67 m + 80 m + 150 m + 80 m + 67 m + 67 m + 67 m + 67 m + 80 m + 80 m + 94 m + 53 m
  • 幅員 - 複線(8.2 m)[1]
  • トラス桁の高さ - 10.5 m
  • 活荷重 - 営団荷重 軸重16 t[5]
  • 施主 - 帝都高速度交通営団
  • 橋梁設計 -
  • 橋桁製作 - 東京鐵骨橋梁、横河橋梁(現、横河ブリッジ[5]
  • 開通 - 1969年(昭和44年)3月29日

事故編集

隣の橋編集

(上流) - 都営地下鉄新宿線荒川橋梁 - 葛西橋 - 東京地下鉄荒川中川橋梁 - 清砂大橋 - 荒川河口橋 - (下流)
(上流) - 都営地下鉄新宿線荒川橋梁 - 葛西橋 - 東京地下鉄荒川中川橋梁 - 清砂大橋 - 荒川に合流 - (下流)

脚注編集

  1. ^ a b 『鐵骨橋梁年鑑 昭和44年度版(1969)』191頁。
  2. ^ a b 柳沢有一郎 (2003年9月). “橋上継目軌道のクリープ対策 (PDF)”. 土木学会. 2018年7月19日閲覧。
  3. ^ a b 荒川下流河川維持管理計画【国土交通大臣管理区間編】 (PDF)”. 国土交通省関東地方整備局 荒川下流河川事務所. p. 93(巻末-7) (2017年3月). 2018年8月2日閲覧。
  4. ^ a b c コロタン文庫「鉄道No.1全百科」p139
  5. ^ a b c 『鐵骨橋梁年鑑 昭和44年度版(1969)』190頁。
  6. ^ 柳沢有一郎 (2004年9月). “橋上継目軌道の新たな管理手法 (PDF)”. 土木学会. 2018年7月19日閲覧。

参考文献編集

関連項目編集