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荷電共役変換: charge-conjugation transformation)とは、粒子を反粒子と入れ替える離散変換である。 荷電共役変換は作用素 C で表されるため C-変換とも呼ばれる。ある粒子が力学変数 ψ で表されるとき、この粒子のC-変換は

などで表される。 反粒子の反粒子は元の粒子であり

である。すなわち CC = C2 = 1 であり、C-変換はZ2変換である。

荷電共役対称性編集

荷電共役変換の下での対称性は荷電共役対称性、あるいはC-対称性と呼ばれる。電磁相互作用強い相互作用ではC-対称性を持っているが、弱い相互作用はC-対称性を大きく破っている。弱い相互作用は鏡映変換の下での対称性である、P-対称性も大きく破っているが、荷電共役変換と鏡映変換を同時に行うCP変換の下では対称性が近似的に回復する。

参考文献編集

  • M.E.Peskin, D.V.Schroeder (1995). “Charge Conjugation”. An Introduction to Quantum Field Theory. Westview Press. pp. 70-71. ISBN 978-0-201-50397-5. 

関連項目編集