菊田真紀子

日本の政治家

菊田 真紀子(きくた まきこ、1969年10月24日 - )は、日本政治家立憲民主党所属の衆議院議員(6期)。

菊田 真紀子
きくた まきこ
Makiko Kikuta.jpg
生年月日 (1969-10-24) 1969年10月24日(52歳)
出生地 日本の旗 日本 群馬県藤岡市
出身校 新潟県立加茂高等学校卒業
黒竜江大学留学
前職 中国語教室経営
所属政党自由民主党→)
自由党→)
民主党小沢G民社協会→)
民進党前原G)→)
(無所属→)
立憲民主党(小勝会)
配偶者 あり
親族 父・菊田征治(新潟県議会議員
公式サイト 衆議院議員 菊田まきこ 公式サイト

選挙区新潟4区→)
比例北陸信越ブロック→)
新潟4区
当選回数 6回
在任期間 2003年11月10日 - 現職

加茂市旗 加茂市議会議員
当選回数 2回
在任期間 1995年 - 2000年
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外務大臣政務官菅第1次改造内閣菅第2次改造内閣)、民主党幹事長代行(第5代)、民主党新潟県連代表[1]、加茂市議会議員(2期)等を務めた。

来歴編集

群馬県藤岡市に生まれ、新潟県加茂市で育つ[2]。祖父は越山会の設立者の一人[3]。父親は元自民党県議(1983年~1987年、1期)の菊田征治[4]。3人姉妹の長女である。名前は田中眞紀子にちなんで付けられたという[5]

新潟県立加茂高等学校に入学。高校時代はバレー部の主将を務めた[6]。1988年3月、同高校卒業。父親の勧めで同年9月から1990年8月までの2年間、中国黒竜江大学に留学した[2][7]1993年8月から、中国語会話教室を経営[8]

1995年、加茂市議会議員選挙に出馬し、全国最年少の25歳でトップで初当選[2]自由民主党に所属していたが、1998年1月に結成された自由党に一期目の途中で籍を移す[7]1999年、トップで再選[2][9]

衆議院議員選挙へ出馬編集

2000年(平成12年)、自由党渡辺秀央参議院議員は菊田に、次期衆院選への出馬を要請[10][11]。菊田は要請を受諾し、同年4月30日、自由党県連は菊田を新潟4区と比例ブロックとの重複で擁立すると発表した[9]

同年6月25日に行われた第42回衆議院議員総選挙に自由党公認で立候補。しかし民主党現職(比例復活)の坂上富男との間で票が分散。自民党現職の栗原博久に敗れた。菊田と坂上は比例復活もかなわなかった。

2003年7月23日、民主党代表の菅直人と自由党党首の小沢一郎は両党の合併に合意。同年8月12日、民主党は自由党公認の菊田の推薦を決定した。これにより坂上の公認内定は事実上取り消しとなった[12]。9月26日、民主党が自由党を吸収合併(民由合併)。菊田は民主党新潟県連副代表に就任[2]。同年11月、第43回衆議院議員総選挙に新潟4区から民主党公認で出馬し、初当選した[2]。なお坂上は新潟2区から民主党公認で立候補するも落選した。

2005年第44回衆議院議員総選挙でも、新潟4区の議席を守り抜いた[2]

2009年5月の民主党代表選挙では、岡田克也の推薦人に名を連ねるが、岡田は鳩山由紀夫に敗れた。同年の第45回衆議院議員総選挙でも、新潟4区で当選[2]2010年鳩山由紀夫首相の辞任に伴う2010年6月の民主党代表選挙菅直人を支持し、同年9月の民主党代表選挙でも菅の推薦人に名を連ねた。同年、菅第1次改造内閣外務大臣政務官に任命され[2]菅第2次改造内閣まで務める[8]。菅の辞任に伴う2011年民主党代表選挙では前原誠司の推薦人に名を連ねたが、前原は野田佳彦に敗れた。

民主党内では、自由党の流れを汲む一新会小沢一郎グループ)に所属していたが、2012年消費税増税をめぐる政局では小沢らの造反の動きに同調せず、離党した小沢らが結党した国民の生活が第一にも参加しなかった。同年6月、国家公務員と結婚[13]。姓が飯田となる[1]

同年12月の第46回衆議院議員総選挙に民主党公認で出馬し、新潟4区では自民党新人の金子恵美に敗れたが、重複立候補していた比例北陸信越ブロックで復活し4選[2][14]

2013年3月より民主党新潟県連代表、同年9月より民主党幹事長代行[2]2014年9月より民主党幹事長代理[2]。同年12月の第47回衆議院議員総選挙では、民主党公認で新潟4区から出馬したが、再び自民党の金子恵美に敗れ、比例復活により5選[2][15]

2016年3月27日、民主党・維新の党の合流により結党した民進党に参加[16]し、民進党財務局長に就任[2]2017年9月より民進党ネクスト文部科学大臣[2]

2017年衆議院議員選挙編集

2017年9月27日前原誠司民進党代表が、民進党を事実上解党し、衆院選に希望の党からの立候補を容認する方針を表明[17]9月29日には、支援者を集めた会合で希望の党代表に就任した小池百合子東京都知事を「腹の据わった政治家。原発ゼロを掲げ、自民党と決別する覚悟を示した」と高く評価したうえで「政権交代をやり遂げ、安倍晋三政権を終わらせるラストチャンスだ」と涙ながらに訴え、希望の党への公認申請に前向きな姿勢を見せていたが[18]10月3日三条市内で記者会見を開き、希望の党にも立憲民主党にも公認を申請せず、無所属第48回衆議院議員総選挙に立候補する意向を表明[19][20]日本共産党は、新潟4区で公認していた候補者の擁立を取り下げて野党候補が菊田に一本化された[21]。候補の擁立を取りやめた共産党に加え、連合新潟や立正佼成会から幅広く支援を受けた菊田が自民党の金子恵美を破り、6選を果たした[22][23]

10月26日、菊田を含む民進党籍を残したまま衆院選に無所属で出馬して当選した衆議院議員13人で院内会派無所属の会」を結成[24]10月31日、「私は野党統一候補として当選した。一度リセットし、完全無所属でスタートを切りたい」として民進党に離党届を提出し[25][26]11月2日に離党が承認された[27]2018年5月7日に無所属の会を退会し[28]、10月10日には立憲民主党の院内会派である「立憲民主党・市民クラブ」に入会した(入党はせず)[29]

2020年9月、旧立憲民主党と旧国民民主党が合流した立憲民主党へ参加。新潟県内の野党系国会議員は全員が立憲民主党へ所属となった。

政策・主張編集

憲法問題編集

  • 憲法改正について、2017年、2021年のアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[30][31]
  • 憲法9条への自衛隊の明記に反対[32]

ジェンダー問題編集

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2017年、2021年のアンケートで「賛成」と回答[30][31]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[32]
  • LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「賛成」と回答[31]
  • クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[32]

その他編集

人物編集

2012年第46回衆議院議員総選挙以来、新潟4区では自民党の金子恵美、民主党(2017年は無所属)の菊田真紀子の事実上の一騎打ちが続いており、2017年第48回衆議院議員総選挙の最中は、合同で開かれた個人演説会でもお互いに目を合わさず[37]、金子がSNSで「卑怯な手にも屈しません!」と題して「支援者が、菊田の後援会関係者から「金子を応援するのであれば、明日から今の取引を止める」と言われた」として菊田陣営の公職選挙法違反を告発し、菊田がこれを「完全なデマ」であり、金子の投稿こそが公職選挙法違反であるとして警察に通報したため、「場外乱闘」[38]、「女の闘い」[39]などと話題になった。

所属団体・議員連盟編集

脚注編集

  1. ^ a b 民主党新潟県総支部連合会 政治資金収支報告書(平成26年分定期公表) (PDF)”. 政治資金センター. 2019年12月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o プロフィール - 菊田まきこ
  3. ^ 「あの選挙の真相は?」ヨロンブスvol.22 ゲスト:菊田真紀子(衆議院議員)”. VoiceJapan radioVJ (2019年12月21日). 2021年2月3日閲覧。
  4. ^ 箕輪允智. “非開発志向の自治(上) ―加茂市政構造分析から見た「開発」と「分配」― (PDF)”. 地方自治総合研究所. 2021年3月14日閲覧。
  5. ^ 第79回 菊田真紀子議員”. みわちゃんねる突撃永田町!!. 2019年6月13日閲覧。
  6. ^ 『朝日新聞』2003年10月31日付朝刊、新潟2、34面、「衆院選小選挙区 候補者はこんな人 /新潟」。
  7. ^ a b 『朝日新聞』2000年5月日1付朝刊、新潟2、26面、「4区、5区、6区 候補者はこんな人 衆院選小選挙区 /新潟」。
  8. ^ a b 外務大臣政務官 菊田真紀子 - 菅第二次改造内閣 大臣政務官名簿
  9. ^ a b 『朝日新聞』2000年5月日1付朝刊、新潟、29面、「菊田真紀子氏を擁立 自由党(2000年総選挙 にいがた)」。
  10. ^ 森裕子『検察の罠』日本文芸社、2012年5月26日。ISBN 978-4537259414
  11. ^ “衆院4区 語られていた「菊田真紀子・自民鞍替え待望論」”. 財界にいがた. (2020年10月27日). https://www.zaikainiigata.com/?p=10210 2021年3月29日閲覧。 
  12. ^ 『朝日新聞』2000年8月13日付朝刊、新潟1、15面、「民主党本部、4区で自由・菊田真紀子氏推薦(衆院選に動く)/新潟」。
  13. ^ “菊田真紀子衆院議員が地元で結婚披露パーティー、支持者300人を前に結婚を報告し、夫を紹介”. ケンオー・ドットコム. (2012年6月25日). http://www.kenoh.com/2012/06/25kikuta.html 2019年12月10日閲覧。 
  14. ^ “2012衆院選 新潟4区”. 毎日新聞. http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_ichiran.html?aid=A15004 2018年1月23日閲覧。 
  15. ^ “2014衆院選 新潟”. 毎日新聞. http://senkyo.mainichi.jp/47shu/ichiran.html?aid=A15004&st=tk#004 2018年1月23日閲覧。 
  16. ^ “【民進党結党】参加議員は衆参156人 議員の一覧”. 産経新聞. (2016年3月27日). http://www.sankei.com/politics/news/160327/plt1603270049-n1.html 2018年1月14日閲覧。 
  17. ^ “衆院選:民進党、事実上解党 「希望の党」に合流へ”. 毎日新聞. (2017年9月28日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170928/k00/00m/010/120000c 2017年11月23日閲覧。 
  18. ^ “【衆院解散】衆院新潟4区 民進党の菊田真紀子氏、涙ながら「政権交代やり遂げる」…「希望の党」合流前向きも「熟慮する」”. 産経新聞. (2017年10月3日). http://www.sankei.com/politics/news/170930/plt1709300024-n1.html 2018年1月23日閲覧。 
  19. ^ “【衆院選】新潟4区で民進前職の菊田真紀子氏が無所属出馬表明 自民・金子恵美氏と「女の戦い」”. 産経新聞. (2017年10月3日). http://www.sankei.com/politics/news/171003/plt1710030089-n1.html 2018年1月23日閲覧。 
  20. ^ “衆院選2017:4区 菊田氏、無所属で出馬へ 自民・金子氏と一騎打ちか/新潟”. 毎日新聞. (2017年10月4日). https://mainichi.jp/articles/20171004/ddl/k15/010/282000c 2018年1月23日閲覧。 
  21. ^ “衆院選2017:新潟3区 共産、候補取り下げ 5選挙区が与野党激突に/新潟”. 毎日新聞. (2017年10月6日). https://mainichi.jp/articles/20171006/ddl/k15/010/221000c 2018年1月23日閲覧。 
  22. ^ “無所属・菊田真紀子氏が6選…新潟4区”. 読売新聞. (2017年10月22日). http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news/20171022-OYT1T50131.html 2018年1月23日閲覧。 
  23. ^ “【衆院選】激戦を振り返る(上)意外だった新潟4区の大差決着”. 産経新聞. (2017年10月25日). http://www.sankei.com/region/news/171025/rgn1710250055-n1.html 2018年1月23日閲覧。 
  24. ^ “衆院:新会派「無所属の会」13人で届け出”. 毎日新聞. (2017年10月27日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171027/k00/00m/010/085000c 2018年1月23日閲覧。 
  25. ^ “菊田氏、民進に離党届”. 朝日新聞. (2017年11月1日). https://www.asahi.com/articles/DA3S13207828.html 2018年1月23日閲覧。 
  26. ^ “菊田氏も民進に離党届「一度リセットし、スタートを」”. 新潟日報. (2017年11月1日). http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20171101355106.html 2018年1月23日閲覧。 
  27. ^ “民進、新潟2氏の離党届を受理”. 産経新聞. (2017年11月2日). http://www.sankei.com/politics/news/171102/plt1711020033-n1.html 2018年1月23日閲覧。 
  28. ^ “参院会派 :「国民民主党・新緑風会」に変更”. 毎日新聞. (2018年5月7日). https://mainichi.jp/articles/20180508/k00/00m/010/091000c 2018年10月10日閲覧。 
  29. ^ “無所属・菊田氏 立民会派入り”. 日本経済新聞. (2018年10月10日). https://r.nikkei.com/article/DGXMZO36313150Q8A011C1PP8000 2018年10月10日閲覧。 
  30. ^ a b 菊田真紀子”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  31. ^ a b c 菊田真紀子”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
  32. ^ a b c 新潟4区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
  33. ^ a b “第48回衆院選 無 新潟4区 菊田真紀子”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/senkyo/48shu/meikan/?mid=A15004001001 2018年1月23日閲覧。 
  34. ^ a b “2012衆院選 新潟4区 菊田真紀子”. 毎日新聞. http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A15004004004 2018年1月23日閲覧。 
  35. ^ a b c d e “2014衆院選 新潟4区 菊田真紀子”. 毎日新聞. http://senkyo.mainichi.jp/47shu/meikan.html?mid=A15004001001&st=tk 2018年1月23日閲覧。 
  36. ^ a b 民主党:党男女共同参画委員会、中華全国婦人連合会の表敬受け意見交換
  37. ^ “【衆院選】ほとんど目を合わさず…女性候補2人が論戦 激戦の新潟4区”. 産経新聞. (2017年10月20日). http://www.sankei.com/politics/news/171020/plt1710200021-n1.html 2018年1月23日閲覧。 
  38. ^ “新潟4区で場外乱闘 自民党の金子恵美がSNSでライバル攻撃 「デマだ」と警察沙汰に”. 週刊朝日. (2017年10月11日). https://dot.asahi.com/dot/2017101100109.html?page=1 2018年1月23日閲覧。 
  39. ^ “【衆院解散】新潟4区は金子恵美と菊田真紀子「女の戦い」”. 産経新聞. (2017年9月29日). http://www.sankei.com/politics/news/170929/plt1709290030-n3.html 2018年1月23日閲覧。 

関連項目編集

外部リンク編集

公職
先代:
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徳永久志
西村智奈美
  外務大臣政務官
徳永久志
山花郁夫と共同

2010年 - 2011年
次代:
加藤敏幸
浜田和幸
中野譲
議会
先代:
末松義規
  衆議院沖縄及び北方問題
に関する特別委員長

2019年 - 2020年
次代:
西村智奈美
党職
先代:
中川正春
馬淵澄夫
長妻昭
蓮舫
民主党幹事長代行
中川正春
羽田雄一郎
長妻昭と共同

2013年 - 2014年
次代:
(廃止)