蒲原まつり(かんばらまつり)は、毎年6月30日から7月2日にかけて新潟県新潟市中央区長嶺町の蒲原神社で、蒲原まつり実行委員会によって行われるである。期間中は約20万人が来場する[1]。(2020年から2022年までは中止)

概要 編集

 
屋台の様子

蒲原神社は、古くは五社神社と呼ばれた神社であり、延喜式内社のひとつとされる古社である。祭神として久久廼智命加具都知命金山彦命水波之売命、埴山姫命の5柱の神(五行の神)を祀る。農業の神として信仰されており、7月1日の夜に蒲原神社神楽殿にて、その年の稲作の豊凶を占う御神籤(おたくせん)の神事が行われる。御神籤は830年の伝統を持つ神事である。

神社の周辺には、縁日のように多くの屋台的屋が出ることで知られており、柏崎市えんま市村上市村上大祭と並んで、新潟三大高市(たかまち)の一つとされている。露店数は400軒に達し、その総延長は神社正面の道路を中心に延べ1kmに及ぶ。[2]

日程 編集

6月30日
  • 18時30分 - 宵宮のぼり行列
7月1日
  • 10時30分 - 大祈願祭
  • 19時00分 - 御神餞
  • 20時00分 - 鳥屋野六階節 奉納
7月2日
  • 10時30分 - 五穀豊穣祈願祭、太々神楽祈願祭
  • 15時00分 - 太々神楽奉納
  • 19時00分 - 新崎伊佐弥神楽奉納

ギャラリー 編集

脚注 編集

出典
  1. ^ 「縁日行こうよ 新潟・蒲原まつり」『読売新聞』2017年(平成29年)7月1日付東京本社朝刊23面(新潟)。
  2. ^ 蒲原まつり/Welcome to Niigata City 新潟市の観光案内

関連項目 編集

外部リンク 編集