蓮城まこと
蓮城 まこと(れんじょう まこと、11月25日[1] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団雪組の男役。
大分県大分市[1]、県立芸術文化短期大学付属緑丘高等学校出身[1]。身長169cm[1]。血液型B型[1]。愛称は「きんぐ」、「ぴろこ」[1]。
所属事務所はACT JPエンターテイメント。
来歴編集
人物編集
小学4年生で宝塚月組全国ツアー公演「エールの残照」を観たとたん、「あそこに立ちたい!」と決意。それからは自宅から母が運転する車で約2時間かけて福岡までバレエを習いに行き、高校も音楽コースの声楽科に進んだ。
中学卒業時から受験し続け、高校2年生の時に3度目の正直で宝塚に合格した。
宝塚歌劇団時代の主な舞台編集
初舞台公演編集
- 2003年4月~5月、月組『花の宝塚風土記(ふどき)-春の踊り-/シニョール ドン・ファン』(宝塚大劇場のみ)
雪組時代編集
- 2004年1 - 2月、バウホール・日本青年館公演『送られなかった手紙』フランチェスコ
- 2004年4 - 7月、『スサノオ―創国の魁―/タカラヅカ・グローリー!』
- 2004年11月 - 2005年2月、『青い鳥を捜して』新人公演:チャン(本役:凰稀かなめ)
- 2005年4 - 5月、バウホール公演『さすらいの果てに』ウィリアム軍曹
- 2005年6 - 10月、『霧のミラノ/ワンダーランド』新人公演:オットー(本役:凰稀かなめ)
- 2005年11月、全国ツアー公演『銀の狼/ワンダーランド』マルソー
- 2006年2 - 5月、『ベルサイユのばら―オスカル編―』小公子、新人公演:ジェロワール(本役:音月桂・水純花音)
- 2006年7月、全国ツアー公演『ベルサイユのばらーオスカル編ー』ジェロワール
- 2006年8月、『雪組エンカレッジ・コンサート』
- 2006年9 - 12月、『堕天使の涙/タランテラ!』新人公演:マルセル・ドレフュス(本役:彩那音)
- 2007年2月、バウホール公演『ハロー!ダンシング』
- 2007年2 - 3月、バウホール公演『ノン ノン シュガー!!』K・BOY(緒月遠麻の負傷休演に伴う代役)
- 2007年5 - 8月、『エリザベート』ジュラ、新人公演:ルドルフ(本役:凰稀かなめ)
- 2007年10月、シアタードラマシティー・日本青年館公演『シルバー・ローズ・クロニクル』ティム
- 2008年1 - 3月、『君を愛してる-Je t' aime-/ミロワール』アイユ、新人公演:ジョルジュ・ドシャレット(本役:水夏希) *新人公演初主演
- 2008年5 - 6月、全国ツアー公演『外伝 ベルサイユのばら―ジェローデル編―/ミロワール』ジャン
- 2008年8 - 11月、『ソロモンの指輪/マリポーサの花』新人公演:サルディバル(本役:未来優希)
- 2009年1月、バウホール・日本青年館公演『忘れ雪』中里信一
- 2009年3 - 5月、『風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア』キッキング・ベア、新人公演:ホセ・ディアス(本役:未来優希)
- 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-/RIO DE BRAVO!! 』ロバート・ホッジキス、新人公演:アルバート・ウィスラー(本役:水夏希) *新人公演主演
- 2009年11 - 12月、全国ツアー公演『情熱のバルセロナ/RIO DE BRAVO!!』セルバンテス伯爵
- 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け/Carnevale 睡夢』マニヤーニ
- 2010年6 - 9月、『ロジェ/ロック・オン!』街の男
- 2010年10 - 11月、日本青年館・バウホール公演『オネーギン』ムッシュ・トリケ/ドミトリー・ラフスキー
- 2011年1 - 3月、『ロミオとジュリエット』
- 2011年4 - 5月、バウホール・日本青年館公演『ニジンスキー〜奇跡の舞神〜』イーゴリ・ストラヴィンスキー
- 2011年7月、梅田芸術劇場メインホール公演『ハウ・トゥ・サクシード』タッカベリー
- 2011年9 - 11月、『仮面の男/ロイヤル・ストレート・フラッシュ』アラミス
- 2012年1月、バウホール公演『インフィニティ〜限りない世界〜』
- 2012年3 - 5月、『ドン・カルロス/Shining Rhythm!(シャイニング・リズム)』アルバ公爵
- 2012年7 - 8月、梅田芸術劇場メインホール・博多座公演『フットルース』チャック・クランストン
- 2012年10 - 12月、『JIN-仁-/GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』中岡慎太郎
- 2013年2月、中日劇場公演『若き日の唄は忘れじ/Shining Rhythm!』武部春樹
- 2013年4 - 7月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』ジェファソン
- 2013年8 - 9月、全国ツアー公演『若き日の唄は忘れじ/ナルシス・ノアールII』里村左内
- 2013年11月 - 2014年2月、『Shall we ダンス?/CONGRATULATIONS 宝塚!!』ミハエル
- 2014年3月、全国ツアー公演『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』フェルゼン/ロベスピエール
- 2014年6 - 8月、『一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA』黒田官兵衛
- 2014年10月、日生劇場公演『伯爵令嬢 -ジュテーム、君を愛さずにはいられない-』モリス
- 2014年11月、轟悠ディナーショー『Yu! Just in Time』
- 2015年1 - 3月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-/ファンシー・ガイ!』ロアン枢機卿
- 2015年5月、博多座公演『星影の人/ファンシー・ガイ!』山崎丞
- 2015年7 - 10月、『星逢一夜/La Esmeralda』泰三
- 2015年11 - 12月、全国ツアー公演『哀しみのコルドバ/La Esmeralda』アントン・ナバロ
- 2016年2 - 5月、『るろうに剣心』桂小五郎/ベルクール *退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な活動編集
- エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート(2016年12月-2017年1月、梅田芸術劇場メインホール/Bunkamuraオーチャードホール)
- 『河童村ブルース』(2017年5月、赤羽会館 講堂) - 花月麗 役 ※退団後初主演
- SORID STARプロデュース vol.10『仁義ある宴会』(2017年7月、新宿 シアターサンモール)- 木村 役
- ディナーショー『DIVA』(2017年8月、リーガロイヤルホテル東京)
- 『MIDSUMMER CAROL ガマ王子VSザリガニ魔人』(2017年8月-9月、新宿 シアターサンモール/ABCホール) - 理子 役
- 舞台『ACCA13区監察課』(2017年11月、品川プリンスホテル クラブeX) - モーヴ 役
- unrato#1『BLOODY POETRY』(2018年2月、赤坂RED/THEATER) - クレア・クレアモント 役
- リサとガスパール THE MUSICAL『ダンス!ダンス!ダンス!』(2018年4月-5月、全労済ホール/スペース・ゼロ / 所沢市民文化センター ミューズ/船橋市民文化ホール/府中の森芸術劇場 どりーむホール/戸田市文化会館)
- SORID STAR vol.15『明るいお葬式』(2018年9月、俳優座劇場) - 戸田町子 役
- 30-DELUX Perfect EDITION『シェイクス』(2018年10月-11月、インディペンデントシアター2nd/昭和文化小劇場/新宿村LIVE) - 苫米地蘭子 役
- 水木英昭プロデュースVOL.23『虹色唱歌』(2018年11月-12月、紀伊國屋ホール) - 大久保松代 役
- 『ベルサイユのばら45 〜45年の軌跡、そして未来へ〜』(2019年1月-2月、東京国際フォーラム ホールC/梅田芸術劇場メインホール)
- ノックノックス『人魚姫』(2019年6月、すみだパークスタジオ倉) ※主演
脚注編集
- ^ a b c d e f 『宝塚おとめ 2014年度版』宝塚クリエイティブアーツ、2014年。ISBN 978-4-484-14522-8。
- ^ 小林公一・監修『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、p.115。