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薄紫の山脈

薄紫の山脈」(うすむらさきのやまなみ)は日本都道府県の一つ、島根県が制定した県民歌である。作詞・米山治、作曲・古関裕而

薄紫の山脈
(島根県民の歌)

県民歌の対象
Flag of Shimane Prefecture.svg 島根県

作詞 米山治
作曲 古関裕而
採用時期 1951年3月
言語 日本語
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概要編集

1951年昭和26年)にサンフランシスコ講和条約締結を記念して歌詞の公募を実施し[1]、作曲は県が古関裕而に依頼して3月に制定された[2]。制定意義は「中国山脈を背に日本海をのぞむ郷土の自然に託して、県の発展と県民の希望を明るく唄いあげたもの」とされている[2]

3番の歌詞では県の人口を「九十万」としているが、制定から50年以上が経過した2016年平成28年)現在の人口は約69万人に減少しており、歌詞との間に大幅な乖離が生じているため県議会では「歌詞を見直すべきではないか」との質問も行われている[3]。県では「歌詞の見直しが話題になることもあるが、九〇万の県民が一丸となって新しい新しい島根を建設していた制定当時の気概を大切にしたい」と今後も制定時の歌詞を尊重する意向を公にしているが[1]、歌唱に際しては1・2番のみを歌うようになっているとのことである[4]

制定時に日本コロムビアが製造した創唱盤には藤山一郎の歌唱が吹き込まれていたが、島根県の公式サイトに掲載されている試聴用の音声・映像ファイルは1982年(昭和57年)のくにびき国体開催に合わせて立川清登が歌唱したカバーバージョンである。県では曲の普及を図るため1999年平成11年)にこのカバーを原盤とするシングルCDを希望者に配布したのを始め[5]2002年(平成14年)度からは県内の小学校1年生の全児童に、2015年(平成27年)度からは同じく中学校1年生の全生徒に県民歌を紹介するリーフレットを配布している[3]

脚注編集

  1. ^ a b 中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌』(東京堂出版2012年ISBN 978-4-490-20803-0 、330ページ。
  2. ^ a b 国民文化協会『事典 シンボルと公式制度 日本篇』(国際図書、1968年)、207ページ。
  3. ^ a b “「90万の県民」…今は60万人台 県民の歌に県議質問”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2016年12月7日). http://www.asahi.com/articles/ASJD63TKZJD6PTIB009.html 2017年1月4日閲覧。 
  4. ^ 第二県民歌「青い空なら」(ふるさと島根定住財団「スタッフのひとりごと」)
  5. ^ 県民歌「薄紫の山脈」の活用について

外部リンク編集