薊野駅

高知県高知市にある四国旅客鉄道の駅

薊野駅(あぞうのえき)は、高知県高知市薊野中町にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線である。駅番号D44

薊野駅
駅全景(2010年5月)
あぞうの
Azōno
D43 土佐一宮 (1.7 km)
(2.2 km) 高知 D45・K00
地図
所在地 高知県高知市薊野中町
北緯33度34分43.01秒 東経133度33分38.61秒 / 北緯33.5786139度 東経133.5607250度 / 33.5786139; 133.5607250座標: 北緯33度34分43.01秒 東経133度33分38.61秒 / 北緯33.5786139度 東経133.5607250度 / 33.5786139; 133.5607250
駅番号 D44
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 土讃線
TKTごめん・なはり線直通含む)
キロ程 124.4 km(多度津起点)
電報略号 アノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
368[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1952年昭和27年)4月15日
備考 無人駅(自動券売機 有)
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後免駅から乗り入れる土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の列車も停車する。普通列車の朝の上り1本は当駅を通過する。

歴史 編集

駅構造 編集

かつてはホーム1本の交換不能駅で国鉄時代からJR初期にかけてはホームは1両分しかなく普通列車でも通過していたが、やがてホームの嵩上げと4両分への延長が施されほとんどの普通列車が停車するようになった。

その後JR高知駅高架事業に伴い高知運転所布師田駅へ移転したことに伴い、車両基地と高知駅間の回送列車が増えるため、元の位置より東方向(高松方面)へ移動し交換設備を備えた相対式ホーム2面2線を持つ地上駅となった[4][5]

駅舎はなく、直接ホームに入る形となる。入口は2番ホーム側にのみあり、1番ホームへは跨線橋を渡る必要がある。ただ1番ホームの高知寄りにも、入口を作れる構造になってはいる。また、入口付近の小屋の中に自動券売機があり、近距離の乗車券を発売している。また、駅前には駐輪スペースもある。トイレは設置されていない。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 土讃線 下り 高知須崎方面  
上り 土佐山田阿波池田方面 一部列車はごめん・なはり線直通
付記事項
  • 線路から見て南側が1番線、北側が2番線となっている。2番線側を本線とした一線スルーの駅で、ホームによる行き先の区別はない。
  • 原則として2番のりばが使用されており、1番のりばは対向列車がある場合に使用する。

駅周辺 編集

駅入口から出てすぐ北側が高知県道249号後免中島高知線となっている。周囲は住宅が多い。

その他 編集

  • 高知運転所がこの駅から先(土佐一宮駅の東方)に設置されている関係で、高知駅に出入りするなどの回送列車の通過が多い。中には、回送列車同士の交換のために運転停車が行われることもある。
  • 神奈川県にある「あざみ野駅」の東急田園都市線ホームの駅名標に、2009年ごろ中国語簡体字)表記が追加されたが、この中国語による表記は当駅と同じものとなっている。

隣の駅 編集

四国旅客鉄道(JR四国)
土讃線
普通(一部列車は通過)
土佐一宮駅 (D43) - 薊野駅 (D44) - 高知駅 (D45, K00)

脚注 編集

  1. ^ 高知県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第130号」『官報』1952年4月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、667頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b 「Railway Topics」『鉄道ジャーナル』第35巻第5号、鉄道ジャーナル社、2001年5月1日、96-97頁。 
  5. ^ a b “薊野駅100メートル移転”. 高知新聞 (高知新聞社): p. 25. (2001年1月27日) 

関連項目 編集

外部リンク 編集