藍住町

日本の徳島県板野郡の町

藍住町(あいずみちょう)は、徳島県北東部に位置し、板野郡に属するである。

あいずみちょう
藍住町
Aizumi Ai no Yakata.jpg
藍の館
町庁舎位置
藍住町旗 藍住町章
藍住町旗  藍住町章
1957年1月1日制定
日本の旗 日本
地方 四国地方
中国・四国地方
都道府県 徳島県
板野郡
市町村コード 36403-7
法人番号 8000020364037 ウィキデータを編集
面積 16.27km2
総人口 35,269[編集]
推計人口、2020年9月1日)
人口密度 2,168人/km2
隣接自治体 徳島市鳴門市板野郡板野町北島町上板町名西郡石井町
町の木 クスノキ
町の花
藍住町役場
町長 高橋英夫
所在地 771-1292
徳島県板野郡藍住町奥野字矢上前52番地1
北緯34度7分35.9秒東経134度29分42.4秒座標: 北緯34度7分35.9秒 東経134度29分42.4秒
Aizumi town hall.JPG
外部リンク 公式ウェブサイト

藍住町位置図

― 市 / ― 町・村

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概要編集

阿波藩では江戸時代から明治30年頃まで藍染めが盛んであった。藍住町も例に漏れず町南部には資料館「藍の館」があり、そこでは藍染め体験も可能である。また、室町時代阿波国守護細川氏三好氏が本拠地とした「勝瑞城跡」や、大型ショッピングモールゆめタウン徳島」なども名所である。

人口は約3万5千人と徳島県内の市町村では小松島市に次いで6番目に多く、町村としては四国一を誇る。また、過去10年の人口増加率は10%と北島町石井町と並び徳島県でもっとも発展している町の一つである。四国地方2035年まで人口増加が予測されている市町村は、藍住町と香川県宇多津町のみである[1]。町民の平均年齢は44.8歳(2019年7月)と、全国の市区町村と比較してもかなり低く、若い世代が多いため活気に溢れた町である。

徳島市の中心駅であるJR徳島駅より車で約30分(約12km)という、立地の比較的な良さからベッドタウンとして宅地開発が進んでいる。南北に2つのバイパスが完成しており、特に藍住町内の東西を横断する徳島北環状道路沿いの大型ロードサイド店舗の出店が著しいため今後も町の発展が予想される。

町名の由来編集

前身の藍園村住吉村が合併した際にそれぞれの頭文字を取り、「藍住町」という名称になった。

地理編集

藍住町の南側の徳島市との境界には吉野川が、そして、北側の板野町鳴門市との境界には旧吉野川が流れており、藍住町内はこれらの河川のデルタ地帯である。そのためは無く平坦であり、全域が可住地となっている。

南を流れている吉野川は「四国三郎」の異名を持ち、日本三大暴れ川に数え上げられている。そのため、江戸時代以前から藍住町内でも度々洪水を起こしてきたということが知られている。それ故に吉野川の藍住町付近の地点には治水事業として、1752年(宝暦2年)に吉野川第十堰が設置されている(それ以前は現在の旧吉野川が吉野川本流であった)。

地形編集

河川編集

一級河川

山地編集

  • 町内には山が無い。

隣接する自治体編集

歴史編集

人口編集

合併後の最初の1955年の国勢調査では10,544人であるが、その後は減少し続け1万人を割った。1965年の国勢調査では最低人口の9,726人を記録したが、その後は徳島市ベッドタウンとして宅地開発された結果、増加に転じ1985年の国勢調査では22,619人、2000年国勢調査では3万人を突破して30,368人、2015年国勢調査では34,626人を記録している。[9] [10][7]。今後も2035年頃まで藍住町の人口は増加し続け、3万6千人弱まで上ると予測されている。町民の平均年齢は44.8歳(2019年7月)。

 
藍住町と全国の年齢別人口分布(2005年) 藍住町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 藍住町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

藍住町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


地域編集

大字編集

郵便番号 大字名
771-1201 奥野
字猪熊・字東中須・字前川・字和田は771-1202、字矢上前は771-1203
771-1210 徳命
字元村・字元村東は771-1211、字前須東・字前須西は771-1212
771-1220 東中富
字長江傍示は771-1221、字北傍示は771-1222、字敷地傍示・字天王傍示は771-1223、字大塚傍示・字慶長・字東安永・西安永・鑓場傍示は771-1224
771-1230 富吉
字須崎・字富吉・字豊吉は771-1231、字地神・字穂実は771-1232
771-1240 乙瀬
771-1250 矢上
字西、字原は771-1251・春日、北分は771-1252・江ノ口、安任は771-1253
771-1260 笠木
字東野は771-1261・字中野、字西野は771-1262
771-1264 住吉
字逆藤、字神蔵、字千鳥ケ浜は771-1265・字藤ノ木、字若宮は771-1266・乾、江端は771-1267
771-1270 勝瑞
字幸島は771-1271・字成長は771-1272・字正喜地、東勝地は771-1273

警察・消防編集

町内には警察署はなく、北島町にある徳島板野警察署が管轄し、消防署も北島町にある板野東部消防組合が管轄している。

  • 藍住町藍住東交番
  • 藍住町藍住西交番
  • 板野東部消防組合第二消防署

公園編集

病院編集

  • 浜病院
  • 稲次病院
  • 矢野医院
  • 近藤外科内科
  • 富本小児科内科
  • 西条内科耳鼻科
  • 藍住たまき青空クリニック

郵便局編集

  • 勝瑞郵便局
  • 藍住郵便局
  • 藍住富吉郵便局

公共施設編集

  • 藍住町総合文化ホール
  • 藍住町民体育館
  • 藍住町体育センター
  • 藍住町立図書館
  • 藍住町武道館
  • 藍住町商工会館
  • 藍住町老人福祉センター(藍翠苑)
  • 藍住町保健センター
  • 藍住町勤労女性センター
  • 板野東部ファミリーサポートセンター
  • 藍住町中央クリーンステーション
  • 藍住町西クリーンステーション

行政編集

町役場編集

  • 藍住町役場

歴代町長編集

友好都市編集

町章編集

 
町章

経済編集

 
大型商業施設であるゆめタウン徳島

産業編集

農業編集

工業編集

  • 中堅企業が多く立地しており、藍染めの生産をしている[7][12]
醸造業

かつては大豆の産地として知られ、それを原料として味噌の醸造が盛んに行われており、全国的にも知られるようになった[12]

商業施設編集

家電量販店編集

教育編集

町内には若年層の人口が多く、町立中学校は2つ、町立小学校は4つ設置されている。

 
徳島県立徳島北高等学校

高等学校編集

中学校編集

小学校編集

幼稚園編集

  • 藍住町立藍住東幼稚園
  • 藍住町立藍住西幼稚園
  • 藍住町立藍住南幼稚園
  • 藍住町立藍住北幼稚園

交通アクセス編集

鉄道編集

自動車編集

路線バス編集

高速バス編集

県道編集

  • 徳島県道1号徳島引田線
    • 藍住町を南北に貫く幹線道路。町内は徳島自動車道と立体交差している地点より南が2車線、より北が4車線となっている。藍住町と徳島市を最短距離で結ぶ道路である事から交通量は多く、吉野川に架かる名田橋や直道交差点などで頻繁に渋滞が発生する。なお沿線には大型リサイクルショップや飲食店、パチンコ店などの商業施設が多数立地しており、県道松茂吉野線沿い、徳島北環状線沿いと並んで、町内の一大ショッピングゾーンになっている。
  • 徳島県道14号松茂吉野線
    • 藍住町を東西に貫く幹線道路で、町内は全線に渡って2車線である。吉野川北岸地域を東西に結ぶ幹線道路である為、長距離移動の車も比較的多く走行している他、沿線に多数立地しているスーパーやホームセンター、飲食店などへ向かう車も多く走行している。これらの事から道路は慢性的に混雑しており、日中はほぼ全線に渡ってノロノロ運転の状態。しかし近年は北環状線が開通し、以前に比べると混雑はやや緩和された。
  • 徳島県道29号徳島環状線徳島環状道路徳島北環状道路
    • 県道松茂吉野線よりも南の藍住町内を東西に結ぶ幹線道路で、町内は全線に渡って4車線である。道路が広いことや沿線のほとんどが農耕地であることなどから、急速に沿線の開発が進んでおり、2005年(平成17年)にヤマダ電機が県内初出店、さらには2006年(平成18年)秋に大手ホームセンターコーナンやスポーツデポなどを一体化した、県内で最も大きい大型複合施設がオープンした。2001年(平成13年)に隣接する北島町にフジグラン北島が開業して以来、発展し続けている。また、2011年冬にはゆめタウン徳島が開業し、商業施設の激戦地ともなる。それに合わせて交通量も年々増加傾向にあり、藍住町の新たなショッピングゾーンとして位置づけられつつある。
  • 徳島県道225号檜藍住線
    • 藍住町の中央の地域を南北に結ぶ道路。県道徳島引田線から分岐して鳴門市大麻町へと続く。1車線であるが、町役場や町立図書館、町民体育館などの多くの公共施設が道沿いにある。また、藍住中学校もこの道路に面しており、進学塾などもこの通りには多く見られる。
  • 徳島県道41号徳島北灘線
    • 藍住町内のやや東寄りの地域を南北に結ぶ道路。町内は県道松茂吉野線以南が2車線、以北が2車線~1.5車線となっている。以前はそれほど重要な道路では無かったが、吉野川に架かる四国三郎橋が開通して以降、藍住町と徳島市を結ぶ重要な道路として位置付けられるようになった。ただ、県道松茂吉野線以北ではあまり道路の整備が進んでいないこともあり、交通量はそれほど多くない。
  • 徳島県道137号土成徳島線
    • 吉野川北岸を東西に結ぶ道路。沿線は田園風景が広がる地区が多いが、信号が少なく短時間で東西方向を結ぶため、交通量自体は多い。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集

 
勝瑞義家塚碑

その他編集

  • かおり風景100選:吉野川流域の藍染めのかおり
  • 札幌市のニュータウンであるあいの里の地名は、かつて当該地域に徳島県出身者が入植し、藍を栽培していたことに由来する。
  • あいのすけ - 町のマスコットキャラクター

出身有名人編集

参考文献編集

  • 『図典 日本の市町村章』小学館辞典編集部、小学館、2007年1月10日、初版第1刷。ISBN 4095263113

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 国立社会保障・人口問題研究所「日本の市区町村別将来推計人口」平成20年12月推計。
  2. ^ 町村の廃置分合”. 藍住町例規集. 2012年8月12日閲覧。
  3. ^ a b 藍住町章”. 藍住町例規集. 2012年8月12日閲覧。
  4. ^ a b 図典 日本の市町村章 p190
  5. ^ 町民の歌”. 藍住町例規集. 2012年8月12日閲覧。
  6. ^ 町の花と木”. 藍住町例規集. 2012年8月12日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j 藍住町の紹介”. 藍住町. 2012年8月12日閲覧。
  8. ^ 藍住町民のちかい”. 藍住町例規集. 2012年8月12日閲覧。
  9. ^ 町の位置及び面積”. 藍住町例規集. 2012年8月12日閲覧。
  10. ^ 市町村別指標2012”. 藍住町. 2012年8月12日閲覧。
  11. ^ “徳島・藍住町長選、髙橋氏が無投票で初当選”. 徳島新聞. (2017年11月15日). http://www.topics.or.jp/articles/-/4412 2018年10月15日閲覧。 
  12. ^ a b c 特産品紹介”. 藍住町. 2019年1月19日閲覧。

外部リンク編集