下総航空基地

海上自衛隊の航空基地
藤ヶ谷飛行場から転送)

下総航空基地(しもふさこうくうきち、JMSDF Shimofusa Air Base)は、千葉県柏市にある海上自衛隊飛行場・航空基地。「下総」はJR駅とは異なり音便せずに「しもふさ」と読み、ローマ字では訓令式に「SHIMOFUSA」と記す。

下総航空基地
(下総飛行場)
JMSDF Shimofusa Air Base
下総航空基地正門
基地上空西方向から撮影
地図
IATA: なし - ICAO: RJTL
概要
国・地域 日本の旗 日本
所在地 千葉県柏市鎌ケ谷市
種類 軍用
所有者 防衛省
運営者 海上自衛隊
開設 1945年
所在部隊 下総教育航空群
標高 30 m
座標 北緯35度47分56秒 東経140度00分44秒 / 北緯35.79889度 東経140.01222度 / 35.79889; 140.01222
地図
空港の位置
空港の位置
RJTL
空港の位置
空港の位置
RJTL
空港の位置
空港の位置
RJTL
空港の位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
01/19 2,250×45 アスファルト
リスト
空港の一覧
テンプレートを表示
下総航空基地付近の空中写真(2019年)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

所在地は千葉県柏市藤ケ谷であるが、敷地は隣接する鎌ケ谷市粟野、及び佐津間にまたがり、滑走路南端は鎌ケ谷市の中心部にも近い[1]

教育航空集団司令部、下総教育航空群海上自衛隊第3術科学校海上自衛隊航空補給処の下総支処などが置かれており、哨戒機P-3Cを使用した海上自衛隊航空要員の教育訓練等を行っている。

また、習志野演習場などで陸上自衛隊第1空挺団が行う空挺降下訓練支援を行っている。訓練の際は航空自衛隊C-1C-130輸送機が飛来し、当基地で陸上自衛官を乗せて演習場上空へ飛び立つ。また、訓練に使われる輸送機は離着陸時の騒音が大きく、生活環境に影響を及ぼすとして基地のホームページ上に日付と概略を掲載している。

歴史 編集

配置部隊 編集

第203教育航空隊のP-3C
格納庫
格納庫の内部
YS-11 T-A
エプロン上のYS-11 T-A
 
ミニP-3C公演

イベント 編集

  • 下総航空基地開設記念行事:展示飛行、航空機地上展示(近年は新鎌ヶ谷駅より無料シャトルバスが運行されている)
  • 下総航空基地ウォーキング:基地内の滑走路、誘導路、道路を歩く。
  • ちびっこヤング大会、オープンスクール…航空機地上展示、P-3Cシミュレータなど。
  • ミニP-3C

保存機 編集

周辺 編集

脚注 編集

  1. ^ 防衛ハンドブック 2009(平成21年版) 朝雲新聞社 ISBN 978-4-7509-2030-6
  2. ^ 「3自衛隊が部隊改編」朝雲新聞(2022年4月28日付)

外部リンク 編集