藤井 省三(ふじい しょうぞう、1952年11月15日 - )は、日本の中国文学研究者。名古屋外国語大学教授・図書館長[1]東京大学名誉教授[1]日本学術会議会員[1]東京都出身。

略歴編集

  • 都立日比谷高校(在学中に一年休学してオーストラリアに留学、また高校在学中に竹内好の中国の会に参加)
  • 1976年 - 東京大学文学部卒業(第三類 中国語中国文学専修)
  • 1978年3月 同学大学院人文科学研究科中国文学専門課程修士課程を修了[1]
  • 1979年 - 復旦大学留学(中国政府国費留学生、1980年まで。中国政府国費留学生が再開した第一期生)
  • 1982年3月 - 東京大学大学院人文科学研究科中国語中国文学専門課程博士課程単位取得退学(指導教官は一貫して丸山昇
  • 1982年4月 - 同学文学部助手(漢籍コーナー勤務)
  • 1985年4月- 桜美林大学文学部助教授(中国文学科勤務)
  • 1988年4月 - 東京大学文学部助教授(中国語・中国文学研究室勤務)
  • 1991年 - 「魯迅文学の形成と日中露三国の近代文化」で東大博士(文學)[2]
  • 1994年 - 東京大学文学部教授
  • 1995年 - 同学大学院人文社会系研究科教授。
  • 2018年 - 定年退任、名誉教授。
  • 2019年 - 名古屋外国語大学教授(外国語学部中国語科勤務)、図書館長[1]

活動編集

魯迅を中核としつつ、張愛玲、李昂と莫言まで現代中国文学と映画、台湾文学、中国映画などに目配りし[1]、著書も多い。村上春樹の中国への影響について纏めた。

所属学会編集

[1]

所属学会の名称50音順

著書編集

  • 『ロシアの影 夏目漱石と魯迅』平凡社選書 1985年
  • 『魯迅 「故郷」の風景』平凡社選書 1986年
  • エロシェンコの都市物語 1920年代 東京・上海・北京』みすず書房 1989年
  • 『中国文学この百年』新潮選書 1991年
  • 『東京外語支那語部 交流と侵略のはざまで』朝日選書 1992年
  • 『現代中国の輪郭』自由国民社 1993年
  • 『中国映画を読む本』朝日新聞社 1996年
  • 『魯迅「故郷」の読書史 近代中国の文学空間』創文社 1997年
  • 台湾文学この百年』東方書店 1998年
  • 『現代中国文化探検 四つの都市の物語』岩波新書 1999年
  • 『百年の中国人』朝日新聞社 2000年
  • 『魯迅事典』三省堂 2002年
  • 中国映画 百年を描く、百年を読む』岩波書店 2002年
  • 『新・魯迅のすすめ』日本放送出版協会(NHK人間講座)2003年
  • 『中国見聞一五〇年』日本放送出版協会(生活人新書) 2003年
  • 『村上春樹のなかの中国』朝日選書 2007年
  • 『魯迅 東アジアを生きる文学』岩波新書、2011年
  • 『中国語圏文学史』東京大学出版会、2011年
  • 『魯迅と日本文学 漱石・鴎外から清張・春樹まで』東京大学出版会、2015年

翻訳編集

編著・共著編集

脚注編集

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  1. ^ a b c d e f g 教員紹介 | 大学概要”. 名古屋外国語大学 / NUFS:NAGOYA UNIVERSITY OF FOREIGN STUDIES. 2019年9月24日閲覧。
  2. ^ 藤井省三『魯迅文学の形成と日中露三国の近代文化』、東京大学、1991年。乙第10308号、博士 (文学)。doi:10.11501/3069149

外部リンク編集