藤本敏和

日本の元アナウンサー

藤本 敏和(ふじもと としかず、1949年[1] - )は、日本の元アナウンサー国際放送ディレクター、韓国語講師、翻訳家。

人物・来歴 編集

大分県姫島村出身[2]東京外国語大学卒業[3]

1972年、NHKにアナウンサーとして入局[3]し、下関放送局に赴任後[4]、1980年に韓国の延世大学校に留学して韓国語を学ぶ[3][5]

帰国後は国際放送局のアナウンサー兼ディレクターに転じ[3]NHKワールド・ラジオ日本の韓国語番組を制作[4]するかたわら、講師として日本の和光大学[3]、韓国のソウル外国語大学院大学校[3]および慶熙大学校[5]で教鞭をとった。韓国政府から『文化寄与賞』が授与されている 。

2014年、出生地の姫島村に戻り農業を営む。2016年11月、姫島村長選挙に立候補し、61年ぶりに選挙戦が行われることになったが[2]、現職の藤本昭夫に敗れ落選。

2020年11月、再度姫島村長選挙に立候補したが藤本昭夫に再び敗れ落選。

著書 編集

  • 学習書
    • 韓国語会話 すぐに使える短いフレーズ(イ・ジェウク共著 高橋書店 2004年)
    • ネイティブアナウンサーに学ぶとっておき韓国語(石花賢共著 インターブックス 2004年)
  • 訳書

脚注 編集

  1. ^ 藤本, 敏和, 1949- 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス
  2. ^ a b 61年ぶりの姫島村長選挙がいよいよスタート!67歳の新人候補に本音をインタビュー!”. 選挙ドットコム (2016年11月1日). 2020年10月7日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 石花賢・藤本敏和『ネイティブアナウンサーに学ぶとっておき韓国語』(インターブックス、2004年)奥付
  4. ^ a b NHK 한국어방송 30년째 후지모토씨 dongA.com
  5. ^ a b 최보식이 만난 사람|NHK 출신 후지모토 도시카즈 경희대 초빙교수 조선닷컴