栗山夕璃(くりやま ゆうり)は、日本シンガーソングライター作曲家作詞家ボカロP。音楽バンド・Van de Shopに所属。ボカロP・蜂屋ななしとしても活動していた。

栗山夕璃
別名 蜂屋ななし
出身地 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
ロック
エレクトロ・スウィング
VOCALOID
職業 ボカロP
シンガーソングライター
活動期間 2014年 - 2020年
2021年 -
著名使用楽器
初音ミク
v flower
GUMI
栗山夕璃
YouTube
チャンネル
登録者数 8.75万人
総再生回数 約1500万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2022年7月18日時点。
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略歴 編集

小学六年生の時にBUMP OF CHICKENの楽曲を聞き、音楽に興味を持ち始める。その後ギターを買い、高校で軽音楽部に入部して音楽活動を開始。

家庭の事情で高校2年生から一人暮らしを始める。その後自分で生活費を稼ぎながら大学に行くため必死に勉強し、ニューヨークの大学に合格したが、大学に行くための親のサインが貰えず、無理が祟った結果入院。後に栗山自身は当時の事を「世界を恨んでいた」と振り返っている。その後2014年の入院中に理不尽な環境に対する怒りから「聞いた人を不快にさせよう」という負の感情からボカロ曲を投稿し、ボカロPとしての活動を始める[1]

2016年には友人と組んだバンド「VAN DE SHOP」との共作、『ONE OFF MIND』がニコニコ動画にて初の「殿堂入り」を果たす。そのボカロ曲としては珍しい繊細な生音や、オシャレ、中毒性がある、と評される曲風が人気を集め、一躍人気ボカロPとなった。しかし2020年8月に突如引退を発表。本人はその理由として、「蜂屋ななし」として活動を始めた理由である、世の中に対する怒りや鬱憤が解決できたことを挙げている。

その後6ヶ月間沈黙を保ち続けたが、2021年2月、シンガーソングライターの栗山夕璃として活動を開始することを発表。同年10月には蜂屋ななしとしての最後のフルアルバム『Anaphylaxie Bea』をリリース[2]。また3ピースバンド、Van de Shopとしての初の作品「レセプション」を配信リリースした[3]

人物 編集

  • ファンの名称は蜂屋組である。そのためファンからは組長と呼ばれている。
  • 同じボカロPの煮ル果実と親交が深く[4]、煮ル果実の作品「イヱスマン」では共同編曲を行っている。また逆に栗山の作品「ディジーディジー」では煮ル果実が共同編曲を担当している。
  • メニエール病を発症したことがある[1]

ディスコグラフィー 編集

シングル 編集

蜂屋ななし名義

発売日 タイトル
2015年7月15日 ONE ROOM LOVERS feat.GUMI
2019年6月24日 Forgery - EP
2019年11月1日 ジターバグ
2020年2月7日 Multi End - EP
プレシャスジャンク
プラシーボ
ノイローゼ
シャボン
オペ
2020年12月28日 バイタルサイン
ディジーディジー
ゾートロープ
心噺 (feat. v4 flower)

栗山夕璃名義

発売日 タイトル
2021年3月12日 パープルハイプ
2021年11月5日 アナフィラキシー(Self cover)
2022年3月19日 フェレス
2022年10月14日 シルバーツインズ
2023年4月7日 林檎と柘榴

栗山夕璃 楽曲提供

発売日 アーティスト / タイトル
2022年7月20日 nastumi / アンバーアンバーム
2022年9月8日 山下優太郎 / 無色透明
2022年3月19日 山下優太郎 / 藍色に染まる
2022年12月21日 すとぷり / 霹靂
2023年4月7日 三月のパンタシア / ピアスを飲む
2023年4月14日 三月のパンタシア / レモンの花
2023年5月24日 シユイ / あんたがたどこさ
2023年11月28日 ワンダーランズ×ショウタイム / フィラメントフィーバー


Van de Shop名義

発売日 タイトル
2021年11月26日 レセプション
2022年2月3日 コメディなヒーローになれたなら
2022年7月1日 アグリースワン

アルバム 編集

栗山夕璃名義

発売日 タイトル 規格品番 備考
2021年10月13日 Anaphylaxie Bee DUED-1288 オリコン最高36位

Van de Shop名義

発売日 タイトル 規格品番 備考
2022年8月17日 鯨骨群衆 KNOW-0006:初回限定盤
KNOW-0007:通常盤

脚注 編集

外部リンク 編集