袋宮寺

青森県弘前市にある寺院

袋宮寺(たいぐうじ)は、青森県弘前市にある天台宗の寺院。山号は、那智山。もともと、ここは無量院観音堂という。弘前藩四代目藩主、津軽信政が、父の三代目津軽信義の菩提を弔うために報恩寺を建立したが、それに引き続き、1677年延宝5年)に無量院観音堂を建立し観音像を作らせた。それが十一面観音像である[1]

袋宮寺
所在地 青森県弘前市新寺町26
位置 北緯40度35分47.2秒 東経140度27分58.5秒 / 北緯40.596444度 東経140.466250度 / 40.596444; 140.466250座標: 北緯40度35分47.2秒 東経140度27分58.5秒 / 北緯40.596444度 東経140.466250度 / 40.596444; 140.466250
山号 那智山
宗派 天台宗
創建年 延宝5年(1677年
開基 津軽信政
法人番号 8420005004566 ウィキデータを編集
袋宮寺の位置(青森県内)
袋宮寺
袋宮寺
袋宮寺 (青森県)
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明治時代に報恩寺内の子院が廃止された際に袋宮寺の名称を引き継いで独立し、今日の名称となった。

十一面観音像 編集

別名「背高観音」と言われ、高さが約6メートルに及ぶ。本像は青森県内に残る江戸時代までの仏像の中で最も大きく、東北地方でも屈指の巨像である。

文化財 編集

  • 袋宮寺本堂 : 青森県指定文化財 重宝 建造物、平成6年4月25日指定[2]
  • 十一面観世音立像 : 青森県指定文化財 重宝 彫刻、昭和33年6月25日指定[3]

アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ 『大学的青森ガイド - こだわりの歩き方』昭和堂 2019年 p.30-31. ISBN 978-4812218167
  2. ^ 弘前市 袋宮寺本堂.
  3. ^ 弘前市 十一面観世音立像.
  4. ^ 弘前観光コンベンション協会.

外部リンク 編集