裾野市

日本の静岡県の市

裾野市(すそのし)は、静岡県東部にある。人口は約5万人。

すそのし ウィキデータを編集
裾野市
市内から愛鷹山富士山を望む
地図
市庁舎位置
裾野市旗 裾野市旗
裾野市旗
1980年11月10日制定
裾野市章
1957年9月18日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
市町村コード 22220-8
法人番号 3000020222208 ウィキデータを編集
面積 138.12km2
総人口 48,387[編集]
推計人口、2024年5月1日)
人口密度 350人/km2
隣接自治体 三島市御殿場市富士市駿東郡長泉町
神奈川県足柄下郡箱根町
市の木 スギ
市の花 アシタカツツジ
他のシンボル ウグイス
裾野市役所
市長 村田悠
所在地 410-1192
静岡県裾野市佐野1059
北緯35度10分26秒 東経138度54分24秒 / 北緯35.17394度 東経138.90678度 / 35.17394; 138.90678座標: 北緯35度10分26秒 東経138度54分24秒 / 北緯35.17394度 東経138.90678度 / 35.17394; 138.90678
外部リンク 公式ウェブサイト

裾野市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
裾野市中心部周辺の空中写真。
1983年撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

沼津市及び三島市ベッドタウンである。トヨタ自動車が技術実証のため「コネクテッド・シティ」であるWoven Cityの整備を進めているなど[1]、先端技術の研究都市となっている。

地理 編集

富士山をはじめとする3つの大型火山の裾野に位置する街である。この裾野の南北に黄瀬川が流れ、その周囲の平地に市街地が広がる。

隣接している自治体 編集

地区 編集

裾野市は5つの地区に分かれており、おおむね旧泉村、旧小泉村、旧深良村、旧富岡村、旧須山村の地域[2]が現在はそれぞれ、東地区、西地区、深良地区、富岡地区、須山地区と呼ばれる。深良地区、富岡地区、須山地区には市役所の支所が置かれている。

  • 須山(すやま)地区 - 旧須山村
  • 富岡(とみおか)地区 - 旧富岡村
    • 下和田(しもわだ) - 旧下和田村
    • 今里(いまざと) - 旧今里村
    • 金沢(かねざわ) - 旧金沢村
    • 葛山(かづらやま) - 旧葛山村
    • 上ケ田(あげた) - 旧上ヶ田村
    • 御宿(みしゅく) - 旧御宿村
    • 千福(せんぷく) - 旧千福村
      • 千福が丘(せんぷくがおか)
    • 大畑(おおはた) - 旧大畑村※
    • 桃園(ももぞの) - 旧定輪寺村※

※現在は西地区である

  • 深良(ふから)地区 - 旧深良村
    • 岩波(いわなみ) - 旧岩波村
    • 深良(狭義)
  • 西(にし)地区 - 旧小泉村
    • 石脇(いしわき) - 旧石脇村
    • 佐野(さの) - 旧佐野村
    • 二ツ屋(ふたつや) - 旧二ッ屋新田
    • 富沢(とみざわ) - 旧富沢村
    • 伊豆島田(いずしまた) - 旧伊豆島田村
    • 水窪(みずくぼ) - 旧水窪村
  • (ひがし)地区 - 旧泉村
    • 久根(くね) - 旧久根村
    • 公文名(くもみょう) - 旧公文名村
    • 稲荷(いなり) - 旧稲荷村
    • 茶畑(ちゃばたけ) - 旧茶畑村
    • 平松(ひらまつ) - 旧平松新田
    • 麦塚(むぎつか) - 旧麦塚村

歴史 編集

沿革 編集

人口 編集

 
裾野市と全国の年齢別人口分布(2005年) 裾野市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 裾野市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

裾野市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政 編集

歴代市長 編集

氏名 就任年月日 退任年月日
遠藤佐市郎 1968年1月10日 1972年1月9日
2 岩崎亀 1972年1月10日 1976年1月9日
3 小林秀也 1976年1月10日 1978年1月9日
4 市川武 1978年1月10日 1994年1月28日
5 大橋俊二 1994年1月29日 2014年1月28日
6 髙村謙二 2014年1月29日 2022年1月28日
7 村田悠 2022年1月29日 現職

市役所 編集

  • 裾野市役所 - 裾野市佐野1059番地
    • 須山支所 - 裾野市須山1593番地の12
    • 富岡支所 - 裾野市御宿680番地の1
    • 深良支所 - 裾野市深良657番地

姉妹都市・提携都市 編集

議会 編集

市議会 編集

  • 議長:中村 純也(2022年10月19日就任)
  • 副議長:井出 悟(2022年10月19日就任)
  • 定数:19人(任期:2026年10月11日まで[7]
会派別議員数
会派名 議員数
未来すその 6
真政会 4
かがやき 2
公明党 2
もののふ 2
無会派 3
19

(2023年4月1日現在[8]

県議会 編集

選挙区 会派 人数 議員名
裾野市選挙区(定数1) 自民改革会議 1 鳥澤由克

[9]

衆議院 編集

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
細野豪志 50 無所属 127,580票
比当 吉川赳 39 自由民主党 61,337票
小野範和 48 立憲民主党 51,965票
千田光 43 愛地球党 5,350票

経済 編集

製造業 編集

製造業が盛んで一人あたりの製造物出荷額は県下トップクラスを誇る。

農業 編集

水稲をはじめ、芝やモロヘイヤ大和芋里芋菜花チンゲンサイイチゴブドウヒノキ苗などが名産である[10]。特に富士山麓は日本一古い野芝の産地で、大正時代から生産されている[11]

観光・保養 編集

富士山と愛鷹山の間の十里木地区に別荘地が広がる。 裾野市域からの富士山眺望は宝永火口が中心にありシンメトリーな富士山が見える。 また箱根山芦ノ湖スカイラインは裾野市域であり、三国峠からは左に駿河湾、右に富士山がある大パノラマが有名。 裾野市北部域にある須山浅間神社世界文化遺産富士山の構成資産。

富士サファリパークぐりんぱスノータウンイエティなどがある。

マスコットキャラクター 編集

健康 編集

平均年齢 編集

2013年10月1日時点の平均年齢[12]

  • 全体 - 43.8歳
    • 男性 - 42.6歳
    • 女性 - 45.0歳

病院 編集

教育 編集

交通 編集

地勢上、南北方向には主要道路や鉄道が発達しているが、東西方向には発達していない。

鉄道 編集

 
裾野駅
東海旅客鉄道(JR東海)
  • 中心となる駅:裾野駅
  • 市南端部(水窪、伊豆島田)の最寄り駅は長泉町の長泉なめり駅

道路 編集

高速道路
(7-3) 裾野IC
※市内にインターチェンジジャンクションは存在しない。
※市内にインターチェンジやジャンクションは存在しない。長泉IC三島萩ICが至近であり、両ICを結ぶ側道が市域南端を通っている。
国道
県道
有料道路
農道

バス 編集

路線バス 編集

※ 裾野市自主運行バス「すそのーる」 - 令和4年(2022年)3月31日廃止[13]。代替として、翌4月1日から富士急シティバス「裾野市内循環線」が運行開始[14]

高速バス 編集

観光・名所・旧跡など 編集

 
富士サファリパーク
 
五竜の滝(雄滝)
 
五竜の滝(雌滝)

レジャー施設 編集

自然 編集

スポーツ施設 編集

  • スノータウンYeti(スキー場)
  • 裾野市運動公園
     
    Susono City Sports park(裾野市運動公園) - panoramio
  • スポーツスタジアムAIM
  • 裾野市総合グラウンド
  • 裾野市深良グラウンド
  • 裾野市民体育館
  • 裾野スイミングスクール - スクールのプールに自由遊泳可能日が設けられており、一般利用が可能[19]

※ 裾野市立水泳場 - 2020年12月に廃止が決定[20]

ゴルフ場 編集

神社 編集

裾野市出身の有名人 編集

その他 編集

  • 静岡県が公表している静岡県市町村合併推進構想では、3市3町(沼津市、三島市、裾野市、函南町、清水町、長泉町)で中核都市を目指すとしている。また、御殿場市と小山町は将来的に裾野市等と協力して政令指定都市となること目指す構想が示されている。静岡県市町村合併推進構想”. 2018年12月28日閲覧。
  • 裾野の名の由来は、裾野駅にある。JR御殿場線が東海道本線であった当初、佐野駅であったが、栃木県佐野駅と重なることもあり、1915(大正4)年に裾野駅へ改称されている。裾野駅になった理由は、「富士山の裾野」からとされている。参考までに、駅名改称の2年前の1913(大正2)年に、陸軍省の富士裾野演習場(現在の東富士演習場)が開設されている。なお、栃木県の佐野駅は両毛線の駅であり、両毛線は1906(明治39)年に国有化され、東海道本線と同じ国有鉄道になっている[注 2]
  • 本市の市外局番は、市内のほとんどの地域で055沼津MA)が使用される。ただし、芦ノ湖スカイライン上にある「レストハウスフジビュー」では、箱根町と同じ0460小田原MA)が使用される。

実証都市開発 編集

2020年(令和2年)、CES2020トヨタが裾野市に最新技術の人工知能自動運転CASEMaaSを取り入れた人口2千人規模の実証都市「Woven City」を建設すると発表[22][23][24][25]。2020年末に閉鎖予定のトヨタ自動車東日本の東富士工場跡地(約70.8万平方メートル)に2021年初めから着工予定。2021年2月23日、建設が始まった[26][27]。初期段階では、主にトヨタの従業員やプロジェクトの関係者などが居住する予定。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 須山と富士市との境界にある呼子岳に由来。
  2. ^ 両毛線は鉄道省日本国有鉄道を経て、現在は東日本旅客鉄道

出典 編集

  1. ^ 「トヨタ、裾野市実証都市計画 静岡県対応チーム発足」静岡新聞@S(2020年1月15日)2020年1月25日閲覧
  2. ^ 裾野市史編さん専門委員会 「裾野市史 第四巻 資料編 近現代1」 平成五年三月二十五日 P865
  3. ^ 旧高旧領取調帳データベース
  4. ^ 小学館辞典編集部『図典 日本の市町村章』小学館、2007年(ISBN 4095263113) p.131
  5. ^ 昭和55年(1980年)11月10日裾野市告示第53号「裾野市旗を定めることについて
  6. ^ 新市長就任に伴う、入札・契約における市長名の取り扱いについて|裾野市”. www.city.susono.shizuoka.jp (2022年1月24日). 2022年1月31日閲覧。
  7. ^ 静岡県内の市町の長及び議会議員の任期一覧”. 静岡県. 2022年12月4日閲覧。
  8. ^ 裾野市議会議員名簿”. 裾野市議会. 2023年7月22日閲覧。
  9. ^ 静岡県/選挙区・会派別議員一覧”. www.pref.shizuoka.jp. 2019年11月3日閲覧。
  10. ^ 裾野市. “裾野市の農業”. 2014年1月28日閲覧。
  11. ^ 裾野市. “裾野市の特産物”. 2014年1月28日閲覧。
  12. ^ 静岡県 (2013年12月27日). “[平成25年]地域別年齢(各歳)男女別人口 > 東部”. 2014年1月28日閲覧。
  13. ^ すそのーるは廃止となりました”. 裾野市ホームページ. 2023年11月3日閲覧。
  14. ^ 裾野市内循環線の運行開始”. 裾野市ホームページ. 2023年11月3日閲覧。
  15. ^ しずおか文化財ナビ 五竜の滝”. 静岡県ホームページ. 2023年11月3日閲覧。
  16. ^ しずおか文化財ナビ 旧植松家住宅(旧所在 静岡県裾野市石脇)”. 静岡県ホームページ. 2023年11月3日閲覧。
  17. ^ 市指定文化財”. 裾野市ホームページ. 2023年11月3日閲覧。
  18. ^ しずおか文化財ナビ 景ケ島渓谷屏風岩の柱状節理”. 静岡県ホームページ. 2023年11月3日閲覧。
  19. ^ 裾野スイミングスクールの自由遊泳”. 裾野市ホームページ. 2023年11月3日閲覧。
  20. ^ 市立水泳場(市営プール)”. 裾野市ホームページ. 2023年11月3日閲覧。
  21. ^ 池谷実悠 (30 April 2021). "池谷実悠アナウンサーが「高校野球」の魅力を語る! 高校時代の貴重なエピソードも:池谷実悠アナの"推し事"備忘ログ". announcer park (アナウンサーパーク)|テレビ東京公式アナウンサーサイト. テレビ東京. 2021年5月9日閲覧
  22. ^ トヨタが2021年にあらゆるモノやサービスが情報でつながる実証都市「コネクティッド・シティ」を静岡・裾野市に建設
  23. ^ トヨタが静岡に創る「未来型都市」に映る危機感
  24. ^ [更新]まるでトヨタ万博…2021年着工、トヨタの実証都市「Woven City」の衝撃【CES2020】
  25. ^ トヨタ、静岡に「新しい街」を建設 自動運転やロボットを実証、2000人が生活
  26. ^ “トヨタの未来都市「ウーブン」が着工、入居は4年以内に”. 朝日新聞デジタル. (2021年2月23日). オリジナルの2021年2月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210224031616/https://www.asahi.com/articles/ASP2R53CZP2MOIPE01M.html 2021年2月24日閲覧。 
  27. ^ “トヨタ、「Woven City」地鎮祭を実施”. トヨタ. (2021年2月23日). オリジナルの2021年2月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210224031742/https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/34827665.html 2021年2月23日閲覧。 

関連項目 編集

外部リンク 編集

  1. ^ MPC 48389(2003年5月1日)