西パプア州
インドネシアの州
西パプア州(にしパプアしゅう、インドネシア語:Papua Barat)は、インドネシアの州。州都はマノクワリ、最大都市はソロンである。同州はニューギニア島の最西端のバードヘッド半島(オランダ語:Vogelkop インドネシア語:Kepala Burung)に位置する。北には太平洋が南にはセラム海が広がっている。また西では北マルク州、マルク州に、東はチュンデゥラワシ湾 (Cenderawasih) に接している。東南でパプア州と州境を接する。人口は2014年時点で約88万人でインドネシアの中で非常に人口の少ない州である。
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州の標語: | |
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州都 | マノクワリ |
知事 | パウルス・ウォーターポー(代行) |
面積 | 115,364 km² |
宗教 | イスラム(‐%),プロテスタント(‐%),カトリック(‐%)ヒンドゥー教(‐%),仏教(‐%) |
言語 | インドネシア語 |
時間帯 | WIT(UTC+9) |
ISO | なし |
公式サイト | www.papuabaratprov.go.id |
歴史編集
- 2003年2月にパプア州から西部地域が分離することで成立した。この分離は多くの問題を残している。ジャカルタの中央政府・移民は効率的な資源管理と公平な利益分配のために分離を支持した。しかし、パプア州全体では、パプア独立派を押さえるために発行されたパプア州特別自治法が脅かされると考え、分離に反対する人が多かった。
- 2004年11月、インドネシア法廷は「西パプア州分離はパプア州特別自治法違反」との見解を出したが、すでに州の分離が行われていることから、まだ分離が行われていなかった中部イリアンジャヤ州の設置を禁じるのみに留まった。
- 2007年2月7日、西イリアン・ジャヤ州 (Irian Jaya Barat) から西パプア州に改名した。
行政区分編集
西パプア州は8の県と1つの市部に分けられている。
県編集
- ファク・ファク県 Fak-fak - (ファクファク: Fak-fak)
- カイマナ県 Kaimana - (カイマナ: Kaimana)
- マノクワリ県 Manokwari - (マノクワリ: Manokwari)
- ラジャ・アンパット県 Raja Ampat - (ワイサイ: Waisai)
- ソロン県 Sorong - (ソロン: Sorong)
- 南ソロン県 Sorong Selatan - (トゥミナブアン: Teminabuan)
- トゥルク・ビントゥニ県 Teluk Bintuni - (ビントゥニ: Bintuni)
- トゥルク・ウォンダマ県 Teluk Wondama - (ラシウイ: Rasiei)
市編集
- コタソロン - Kota Sorong
関連項目編集
出典編集
- ^ “Floods and landslides in Indonesia kill more than 100”. BBC.NEWS. (2010年10月8日) 2010年10月15日閲覧。