西区 (浜松市)

浜松市の区

西区(にしく)は、浜松市を構成する7つの行政区のうちの1つ。区域は浜松市の南西部で浜名湖東岸を中心としている。

にしく
西区
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日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
浜松市
団体コード 22133-3
面積 114.71km²
総人口 110,294
推計人口、2017年10月1日)
人口密度 962人/km²
隣接自治体
隣接行政区
浜松市中区南区北区
湖西市
西区役所
所在地 431-0193
静岡県浜松市西区雄踏一丁目31番1号
北緯34度41分33.9秒東経137度38分42.7秒座標: 北緯34度41分33.9秒 東経137度38分42.7秒
浜松市西区役所
外部リンク 浜松市西区

西区 (浜松市)位置図

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西区志都呂町から都心方面

新雄踏バイパス(静岡県道62号浜松雄踏線)や静岡県道65号浜松環状線、舘山寺街道(静岡県道48号舘山寺鹿谷線)などの幹線道路が区内を走っており、東名高速道路浜松西ICを中心に市内の流通の1つの拠点となっている。

目次

概要編集

歴史編集

面積編集

西区の面積は114.40km2で7つの行政区の中では3番目に大きな面積を持つ区である。浜松市郊外を中心としているため、田畑や森林も多く、自然が残されている地域でもある。西区は中区北区南区と境界を接している。

地区構成編集

入野地区
(入野町、大平台
入野町は古くから浜松市の西部の拠点として発展してきた。住宅や商店が密集している地域でもある。大平台は佐鳴湖西岸の新興住宅地として近年整備され、新しい住宅や事業所、店舗などが立ち並ぶ。中区に属する佐鳴台も、元々は入野町の一部分である。
志都呂地区
(西鴨江町、西都台町、志都呂町、志都呂1丁目 - 2丁目)
以前は田園を中心とした郊外だったが、近年、雄踏バイパスの整備・開通や浜松環状線の整備によって浜松市中心部へのアクセスが短時間でできるようになった。イオンモール浜松志都呂の周辺には多くの飲食店や企業、娯楽店舗があり、浜松でも有数の商業ゾーンになり、小規模な副都心を形成している。この地域は浜松市の西部に位置するため、市内のみならず、湖西市などの浜名湖西岸、愛知県豊橋市田原市など愛知県東部からの人の往来もある。
篠原地区
(篠原町、坪井町、馬郡町)
この地区は、国道1号浜名バイパス沿いにあり、昔ながらの集落が多く、北は、雄踏町、志都呂町、南側は遠州灘に面した場所にある。田畑が多く、新年早々から収穫される玉ねぎは特産である。また篠原町には、浜松市西部清掃工場、古橋廣之進記念浜松市総合水泳場 (ToBiO)の公共施設があり、JR舞阪駅は、馬郡町にある。浜松市は鈴木姓が多いが、その中でも特に多いのが篠原町で、2008年の資料によると篠原町の住民9666人中3326人が鈴木姓で人口比率は34.4%、3人に1人の姓が鈴木である[1]
庄内地区
(舘山寺町、村櫛町など)
浜松市動物園浜松市フラワーパーク浜名湖オルゴールミュージアムなど舘山寺温泉を中心にした娯楽施設が多く存在し、浜松市内でも有数の観光ポイントである。また舘山寺温泉の南、庄内半島の南端に位置する浜名湖ガーデンパークでは2004年に浜名湖花博が開催され、にぎわいを見せた。会場跡地は整備され、多くの市民や観光客が訪れている。
和地地区、伊佐見地区
(湖東町、伊左地町、大人見町、桜台など)
浜名湖東岸に位置する地区で、田園や森林も多いが、新興住宅地が多い。湖東団地や瞳ヶ丘団地、また近年新たに整備されたゆう・おおひとみや桜台がある。桜台は新興住宅地としての機能の他に、浜松西テクノポリスとして中心部から移転した企業の工場や研究所などが新たに拠点としている。
神久呂地区
(大久保町、神原町、神ヶ谷町、西山町)
田畑や森林が多く、昔ながらの集落が多いが、浜松環状線沿いにある大久保工業団地では春華堂などの工場が移転しており、今後の発展が予想される。
舞阪地区
舞阪町
2005年7月に浜松市に編入合併した旧舞阪町の中心部を中心に旧国道1号線沿いに多くの住宅や商店が密集している。また、東海道松並木、弁天島など東海道宿場岐佐神社等史跡や観光地がある。
雄踏地区
雄踏町
2005年7月に浜松市に編入合併した旧雄踏町の中心部を中心に雄踏街道に多くの住宅や商店が密集している。

区内の町編集

入野地区
篠原地区
  • 篠原町
  • 坪井町
  • 馬郡町
庄内地区
和地、伊佐見地区
神久呂地区
  • 大久保町
  • 神ヶ谷町
  • 神原町
  • 西山町
舞阪地区
  • 舞阪町長十新田
  • 舞阪町浜田
  • 舞阪町弁天島
  • 舞阪町舞阪
雄踏地区
  • 雄踏町宇布見
  • 雄踏町山崎
  • 雄踏一丁目 - 二丁目

人口編集

2010年に行われた国勢調査時点の西区の人口は11万3,654人で、中区東区に続いて3番目に多い[2]大平台桜台ゆう・おおひとみなど新興住宅地も開発されている。

平均年齢編集

2015年(平成27年)10月1日時点における西区民の平均年齢は次のとおりである[3]

  • 全体 - 44.74 歳
    • 男性 - 43.32 歳
    • 女性 - 46.15 歳

行政編集

西区役所編集

区役所は、堀出前土地区画整理事業地内に設置。2007年4月、区の設置に伴い新設された。

協働センター編集

  • 神久呂協働センター (神原町)
  • 入野協働センター (入野町)
  • 伊佐見協働センター (伊左地町)
  • 和地協働センター (和地町)
  • 庄内協働センター (庄内町)
  • 篠原協働センター (篠原町)
  • 舞阪協働センター (舞阪町舞阪)
  • 雄踏協働センター (雄踏町宇布見)

国家機関編集

公共施設編集

警察編集

  • 静岡県警察浜松中央警察署中区住吉五丁目)
    • 入野交番(西区入野町)
    • 神久呂交番(神ケ谷町)
    • 舘山寺町交番(舘山寺町)
    • 篠原交番(篠原町)
    • 舞阪町交番(舞阪町舞阪)
    • 雄踏町交番(雄踏町宇布見)
    • 和地交番(和地町)
    • 村櫛町警察官駐在所(村櫛町)
    • 浜松西警察署(仮称)を新設する予定がある。)

消防編集

  • 浜松市西消防署(馬郡町)
    • 庄内出張所(庄内町)
    • 湖東出張所(伊左地町)
    • 雄踏出張所(雄踏町宇布見)

医療編集

  • 医療法人社団一穂会 西山病院(西山町)
  • 特定医療法人社団松愛会 松田病院(入野町)
  • 湖東病院(伊左地町)
  • 中西整形外科医院(入野町)

図書館編集

郵便編集

集配等を行う郵便局のみを掲載する。

  • 宇布見郵便局(雄踏町宇布見)
  • 舞阪郵便局(舞阪町浜田)
  • 伊左地郵便局(伊左地町)

その他の公共施設編集

  • 神原浄水場(神原町)
  • 浜名湖国際頭脳センター(村櫛町)
  • 外国人学習支援センター(雄踏町宇布見)
  • 舞阪保健センター(舞阪町舞阪)
  • 西部保健センター (雄踏一丁目)
  • 老人福祉センター湖南荘(馬郡町)
  • 老人福祉センター湖東荘(和地町)
  • 浜松市西部清掃工場(篠原町)
  • 雄踏斎場(雄踏町宇布見)

メディア編集

観光編集

 
舞阪宿松並木
 
浜名湖パルパルとかんざんじロープウェイ
 
ホテルウェルシーズン浜名湖 ガーデンコート

名所・旧跡編集

宿場
  • 東海道舞阪宿
    • 舞阪宿北雁木 - 舞阪宿北雁木(がんげ)は、雁木構造の船着場である。
    • 西町常夜灯
    • 舞阪宿脇本陣 - 舞阪宿脇本陣は、天保年間に設置された脇本陣「茗荷屋」で、現在は浜松市の保有。改築されていた主屋などを復元して公開。旧東海道では唯一の脇本陣の遺構である。
    • 仲町常夜灯
    • 松並木
    • 見付石垣
    • 本雁木跡
    • 渡荷場(とうかば)跡
    • 一里塚

観光スポット編集

文化施設・公園

舘山寺温泉、弁天島温泉など観光スポットも多いことから浜松市内でも西区は観光拠点を多く構える地区である。

主な観光名所

教育編集

大学編集

私立

高等学校編集

県立
私立

中学校編集

市立

小学校編集

市立
  • 浜松市立神久呂小学校
  • 浜松市立入野小学校
  • 浜松市立伊佐見小学校
  • 浜松市立和地小学校
  • 浜松市立篠原小学校
  • 浜松市立庄内小学校
  • 浜松市立村櫛小学校
  • 浜松市立西都台小学校
  • 浜松市立大平台小学校
  • 浜松市立舞阪小学校
  • 浜松市立雄踏小学校

幼稚園編集

市立
  • 浜松市立神久呂幼稚園
  • 浜松市立伊佐見幼稚園
  • 浜松市立和地幼稚園
  • 浜松市立北庄内幼稚園
  • 浜松市立村櫛幼稚園
  • 浜松市立舞阪幼稚園
  • 浜松市立雄踏幼稚園
私立
  • 入野幼稚園
  • 湖東幼稚園
  • 花園幼稚園
  • 春日幼稚園
  • さなる幼稚園
  • 志都呂幼稚園
  • 浜名幼稚園

交通編集

浜松飛行場(エアーパーク)
 
舘山寺ターミナル

空港編集

浜松飛行場

市内の飛行場としては防衛省が管理する浜松飛行場があり、主に航空自衛隊の業務に使用されている。公共用飛行場ではないので防衛省関係者以外の利用は認められていない。

航空自衛隊浜松基地

西区中区とをまたがる地域に、航空自衛隊浜松基地がある。その歴史は古く、大正時代に浜松に設置された陸軍飛行連隊がその前身である。昭和に入ると陸軍飛行学校が設置され、浜松は陸軍の重爆撃機の基地となった。太平洋戦争の戦況が悪化すると、浜松は航空基地や、軍需工場の存在とともに、米軍機の日本侵入路に当たっていたため、ほぼ同様の地理条件にあった静岡市と並び、米軍の爆撃目標値に対する実際の爆撃率において全国の都市の中では数少ない100%を超える空襲艦砲射撃を受け、多くの市民が命を落とし、市街地は焦土と化した。
終戦後一時、浜松基地はアメリカ空軍の不時着飛行場となり、1952年に組織された保安隊の航空学校が設置され、日本初の航空基地となった。保安隊はその後、航空自衛隊に改称され、1958年に浜松基地は南基地・北基地に分離したが、1989年に統合して、現在に至っている。所属部隊はパイロットや航空機等の整備員を養成する教育部隊が中心で、航空教育集団司令部がある。1999年には広報館「エアーパーク」も開館し、多くの人が訪れている。また、毎年行われる航空祭(エア・フェスタ)には、全国から多くの航空ファンが訪れている。

鉄道編集

  東海旅客鉄道(JR東海)

索道編集

 遠鉄観光開発

路線バス編集

道路編集

高速道路
国道
主な県道

本社を置く企業編集

非上場企業編集

  • トクラス(住宅機器。旧ヤマハリビングテック)

出身有名人編集

脚注編集

関連項目編集

  • 西区 - 全国の西区の一覧

外部リンク編集