西古川駅

日本の宮城県大崎市にある東日本旅客鉄道の駅

西古川駅(にしふるかわえき)は、宮城県大崎市古川新堀(にいぼり)字旭町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)陸羽東線である。加美郡加美町の中新田市街地の最寄駅でもある。

西古川駅*
Nishihurukawa-Sta01.JPG
駅舎
にしふるかわ
Nishi-Furukawa
塚目 (3.8km)
(3.2km) 東大崎
所在地 宮城県大崎市古川新堀字旭町1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 陸羽東線
キロ程 15.9km(小牛田起点)
電報略号 ニフ
ニヒ(改称前)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
503人/日(降車客含まず)
-2003年-
開業年月日 1913年大正2年)4月20日
備考 無人駅
* 1957年に中新田駅から改称
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歴史編集

現在の陸羽東線のルートが具体的に決まっていなかった頃、宮城県の加美郡山形県北村山郡はこの鉄道路線の誘致を目指した。しかし、後の測量によって玉造郡の方が鉄道の敷設に都合がいい事が判明し、古川から西については、北西方向の岩出山へ線路を直線的に敷設することが考えられた。これに対して中島金也等の加美郡の町村長達は、鉄道院総裁の後藤新平にこの鉄道ルートの変更を陳情し、加美郡の中新田町に近い志田郡志田村まで線路を迂回させることに成功し、ここに駅が設置される事になった。中新田町は鉄道の敷設に必要な土地の買収費用に対して寄付金を準備していたが、駅の位置が問題になって中新田町の町会は紛糾した。志田村における駅設置は鉄道誘致の成功であると主張する者がいる一方で、加美郡に線路が来ないと決まった以上、寄付はもはや無用であると主張する者もおり、結果として、寄付金の宛ては鉄道院から加美郡へと変わった[1]。こうした経過を経て、1913年(大正2年)に中新田駅は陸羽線の駅として開業した。1929年(昭和4年)に仙台から北上してきた軽便鉄道の仙台鉄道がこの駅に乗り入れた。

志田村は1950年(昭和25年)12月15日、他の村と共に古川町に編入合併されて古川市の一部となり、1957年(昭和32年)に中新田駅は西古川駅に改称された。1960年(昭和35年)に仙台鉄道が廃止され、西古川駅は再び陸羽東線の単独駅に戻った。

年表編集

駅構造編集

島式ホーム1面2線を有する地上駅である。ホーム上には木造の待合室がある。駅舎との間は跨線橋で連絡している。

以前は駅員の配置があったが、現在は無人駅となっている。乗車駅証明書発行機設置。古川駅管理。

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1 陸羽東線 下り 鳴子温泉新庄方面
2 上り 小牛田仙台方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況編集

JR東日本によると、2003年度(平成15年度)までの1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 571 [2]
2001年(平成13年) 588 [3]
2002年(平成14年) 568 [4]
2003年(平成15年) 503 [5]

駅周辺編集

周辺は住宅が多い。タクシーの待ち合いがある。公衆電話がある。

隣の駅編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
陸羽東線
塚目駅 - 西古川駅 - 東大崎駅

かつて存在した路線編集

仙台鉄道
加美中新田駅 - 西古川駅

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 『中新田町史』241-244頁。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。

参考文献編集

  • 中新田町史編さん委員会 『中新田町史』 中新田町、1999年。

関連項目編集

外部リンク編集