西岬観光(にしざきかんこう)は、千葉県千葉市に本社を置くビィー・トランセホールディングス傘下のハイヤー・バス会社である。

西岬観光株式会社
Nishizaki Kanko
西岬観光本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
263-0054
千葉県千葉市緑区椎名崎町189-1
設立 1965年
業種 陸運業
法人番号 6040001012588 ウィキデータを編集
事業内容 乗合バス事業、特定バス事業他
代表者 代表取締役社長 髙木恒明
資本金 550万円
従業員数 56人
主要株主 ビィー・トランセホールディングス(株)
外部リンク http://www.nishizakikanko.com/
テンプレートを表示

沿革 編集

西岬観光は、ビィー・トランセグループの創業企業であり、1965年にタクシー5台で営業を開始した。「西岬」は、創業者の出身地に近い南房総エリアの地名である。

本社は当初、千葉市中央区南町にあったが、宮崎町を経て1994年に現在地の緑区椎名崎町に移転した。

タクシー事業のほか、1992年から城西国際大学の送迎バス運行を行っており、県内外を含め6ルートに拡大している。また、1999年には千葉県内初の介護タクシー、2002年には県内初のタクシー運転代行を開始した。

2006年には、JR蘇我駅からちはら台方面への深夜帰宅者向け乗合タクシー「西岬ナイトシャトル」を開業したがその後休止、2010年からは同型車両を使用して、千葉市 - 成田空港間を結ぶ空港乗合タクシー「マイタウンシャトル」を運行していたが、こちらもサービスを終了した。

成田空港アクセスについては、グループの平和交通も高速バス「THEアクセス成田」(現・「エアポートバス東京・成田」)の運行を開始したが、大幅な増便により高速バスの車庫が不足したため、2015年に本社内に平和交通椎名崎営業所が併設されたが、2017年からPASMOに加盟して高速バス事業に参入の後、平和交通椎名崎営業所を引き継ぐ形でエアポートバス東京・成田をはじめとするグループ路線の一部便を担当するようになっている。

なお、流し営業のタクシー部門は三ツ矢エミタスグループに売却(現・鹿野西岬タクシー)されているほか、前述の通り「マイタウンシャトル」も2018年1月に営業を終了し、グループスローガンに反しタクシー事業は行っていない状態となっている(ハイヤー事業のみ継続)。

現行高速路線 編集

 
西岬観光が運行する「エアポートバス東京・成田」

マイタウンライナー 編集

平和交通と共同運行》
  • 深夜急行:品川駅 → 銀座駅 → 東京駅 → 大宮町ターミナル → ちはら台駅 → 五井駅

エアポートバス東京・成田 編集

《平和交通・あすか交通ジェイアールバス関東京成バス成田空港交通京成バスシステムと共同運行》

JIU東京線 編集