西東京バス恩方営業所
西東京バス恩方営業所（にしとうきょうバスおんがたえいぎょうしょ）は、東京都八王子市下恩方町281-1に位置する西東京バスの営業所。社番の営業所記号はD。
概要 編集
恩方営業所は主に八王子市西部の恩方・高尾地区を営業区域としており、1992年（平成4年）に廃止された八王子営業所を移転する形で開設された[1][2]。2008年（平成20年）8月31日までは分社化によって子会社の「多摩バス恩方営業所」としていたが、翌日から西東京バスへ再統合された。現在は金沢・高松方面へ運行する夜行高速バスと貸切バスを担当している。
最寄り停留所は「恩方営業所」で、隣の停留所の「恩方ターミナル」に車庫を有する。恩方ターミナルの旧名称は「繊維団地」で、恩方営業所・恩方ターミナルどちらも「八王子繊維工業団地」に立地している[3][4]。なお、西東京バス青梅営業所も青梅市内の西東京工業団地に隣接する[5][6]。
沿革 編集
- 1992年（平成4年）
- 2000年（平成12年）
- 9月1日 - 多摩バス恩方営業所へ一部路線を移管する。
- 2003年（平成15年）
- 10月1日 - 多摩バス恩方営業所へ貸切・高速路線バスを移管する。それに伴い、日野市旭が丘にあった観光バスセンター日野営業所を当営業所へ統合し、日野営業所の跡地はケーヨーデイツー日野旭が丘店[7]となる。
- 2005年（平成17年）
- 9月1日 - 当営業所の路線を多摩バスへ完全移管する。
- 2006年（平成18年）
- 9月1日 - 八王子西部地区（恩方地区）において大規模な路線再編が行われる。
- 2007年（平成19年）
- 9月30日 - 当営業所の全ての運行路線（高速バスを除く）でPASMOが使用可能となる。
- 2008年（平成20年）
- 9月1日 - 多摩バスから西東京バスへの事業移管により、再び西東京バスの営業所となる。
- 2009年（平成21年）
- 2013年（平成25年）
- 4月1日 - 長房団地・城山手方面の路線が京王電鉄バス八王子営業所から当営業所へ移管される。
- 2022年（令和4年）
- 4月1日 - 高尾駅発着路線を中心に系統番号および停留所名称の変更を実施する[9]。
現行路線 編集
八王子駅 - 四谷 - 宝生寺団地・恩方営業所方面 編集
- 陣01：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 織物組合前 - 本郷横丁 - 追分 - 日吉町 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 宝生寺団地入口 - 宝生寺団地
- 陣02：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 織物組合前 - 本郷横丁 - 追分 - 日吉町 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 宝生寺団地入口 - 宝生寺団地 - 上小田野 - 恩方営業所
- 陣02：京王八王子駅 → 八王子駅北口 → 八日町四丁目 → 織物組合前 → 本郷横丁 → 追分 → 日吉町 → 横川 → 四谷 → 神戸 → 宝生寺団地入口 → 宝生寺団地 → 上小田野 → 恩方営業所（深夜バス）
- 陣02：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 織物組合前 - 本郷横丁 - 追分 - 日吉町 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 宝生寺団地入口 - 宝生寺団地 - 上小田野 - 恩方営業所 - 恩方ターミナル
- 陣03：恩方営業所 → 上小田野 → 宝生寺団地入口 → 神戸 → 四谷 → 日吉町 → 追分 → 本郷横丁 → 織物組合前 → 八日町四丁目 → 八王子駅北口 → 京王八王子駅
- 陣03：恩方営業所 → 上小田野 → 宝生寺団地入口 → 神戸 → 四谷 → 日吉町 → 追分 → 本郷横丁 → 織物組合前 → 八日町四丁目 → 八王子駅北口 → 京王八王子駅（深夜バス）（土曜・休日運休）
- 陣04：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 織物組合前 - 本郷横丁 - 追分 - 日吉町 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 宝生寺団地入口 - 上小田野 - 恩方営業所 - 恩方ターミナル
- 陣05：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 織物組合前 - 本郷横丁 - 追分 - 日吉町 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 宝生寺団地入口 - 上小田野 - 恩方事務所 - 大久保
- 陣11：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 織物組合前 - 本郷横丁 - 追分 - 日吉町 - 横川 - 四谷 - 松枝住宅
- 急行：宝生寺団地 → 宝生寺団地入口 → 神戸 → 四谷 → 日吉町 → 追分 →（途中無停車）→ 八王子駅北口 → 京王八王子駅（土曜・休日運休）
八王子駅から甲州街道（国道20号）・陣馬街道を経由して恩方方面へ向かう路線群で、恩方営業所の主力路線である。四谷までは全ての系統で同一経路となり、後述する高尾方面を合わせて日中は毎時6便程度が確保されている。平日の早朝には宝生寺団地からの急行便が運行され、追分から先はバス専用レーンを経由するため途中停留所には停車しない。2006年（平成18年）9月1日の八王子市西部地区路線再編成によって美山町方面が高尾駅から、小津町方面が恩方車庫（当時、現：恩方営業所）からの運行となった関係で、八王子駅からの利便性を確保するために陣16を恩方車庫から繊維団地（現：恩方ターミナル）発着へ変更すると同時に、系統番号を「陣04」へ変更した。2007年（平成19年）9月1日には日中時間帯において宝生寺団地構内を周回する便を新設したが、こちらは2022年（令和4年）4月1日のダイヤ改正で日中時間帯の運行形態が見直され、運行を終了している[10]。
2021年（令和3年）9月21日に陣11が新設された。これは後述の市12と共に、2022年（令和4年）に廃止された楢原営業所の市11の代替として八王子駅 - 松枝住宅間の輸送を担うものである[11]。
陣02・04の一部は恩方ターミナルにおいて高尾駅からの美山町方面行きと、陣05は大久保で高尾駅からの陣馬高原下方面とそれぞれ接続する。当該の便には時刻表に印が付いているため、利用する際は確認されたい。
八王子駅 - 西八王子駅 - 長房団地 - 城山手方面 編集
- 長81：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 織物組合前 - 本郷横丁 - 追分 - 西八王子駅入口 - 桑志高校 - 富士森高校 - 長房センター - 長房団地ふれあい館 - 城山手入口 - 城山手
- 長81：京王八王子駅 → 八王子駅北口 → 八日町四丁目 → 織物組合前 → 本郷横丁 → 追分 → 西八王子駅北口 → 桑志高校 → 富士森高校 → 長房センター → 長房団地ふれあい館 → 城山手入口 → 城山手
- 長82：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 織物組合前 - 本郷横丁 - 追分 - 西八王子駅入口 - 桑志高校 - 富士森高校 - 長房センター - 長房団地
- 長83：西八王子駅北口 - 桑志高校 - 富士森高校 - 長房センター - 長房団地
- 長84：西八王子駅北口 - 桑志高校 - 富士森高校 - 長房センター - 長房団地ふれあい館 - 城山手入口 - 城山手
- 長84：西八王子駅北口 → 桑志高校 → 富士森高校 → 長房センター → 長房団地ふれあい館 → 城山手入口 → 城山手（深夜バス）（土曜・休日運休）
- 長85：西八王子駅北口 - 桑志高校 - 富士森高校 - 長房センター - 長房団地ふれあい館 - 城山手入口 - 城山手 - 鍛治屋敷 - 城山大橋 - 霞ヶ丘住宅 - 高尾駅北口
- 長86：西八王子駅北口 → 桑志高校 → 富士森高校 → 長房センター → 長房団地ふれあい館 → 城山手入口 → 城山手 → ホーメストタウン → タウン入口 → 川原宿大橋 → 恩方営業所（深夜バス）（土曜・休日運休）
- 長86：恩方営業所 → 川原宿大橋 → タウン入口 → ホーメストタウン → 城山手 → 城山手入口 → 長房団地ふれあい館 → 長房センター → 富士森高校 → 桑志高校 → 西八王子駅北口
八王子駅から西八王子駅・甲州街道を経由して長房団地・城山手方面へ向かう路線群で、2013年（平成25年）4月1日に京王電鉄バス八王子営業所から移管された[12]。しかし移管から僅か5ヶ月後の同年9月1日には、八02（京王八王子駅 - 八王子駅 - 長房団地）の長房団地ふれあい館経由（八01）への統合、長85の新設などが行われた[13]。
現在の中心は西八王子駅入口経由の長81で、西八王子駅北口経由は全日とも夜間に運行されるが、八王子駅方向は終日とも西八王子駅入口経由で運行される[14]。日中時間帯の西八王子駅北口からは始発の長83・85が運行され、長86は早朝の西八王子駅方向が全日とも数便運行されるが、恩方営業所方面は平日の最終便のみ運行される。
八王子駅 - 松枝住宅方面 編集
2010年（平成22年）4月1日に横川町住宅周辺を循環運行する陣12・市12として新設され、楢原営業所の市11や元八04の廃止によって増便され、現在は毎時4便ほどが運行される。
西八王子駅 - 上野原方面 編集
- うえ01：西八王子駅 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 宝生寺団地入口 - 元木 - 恩方ターミナル
- うえ03：西八王子駅 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 宝生寺団地入口 - 元木 - 恩方ターミナル - 小津町（土曜・休日運休）
2006年（平成18年）9月1日の八王子市西部地区路線再編成によってうえ01が新設され、2022年（令和4年）4月1日にうえ03が新設された。小津町地域循環バス「モリアオガエル号」の廃止によって、うえ01の平日3往復を小津町発着へ延伸させたもので、恩方ターミナル - 小津町間に途中停留所は存在しないものの、フリー乗降制が採用されている[10]。
西八王子駅 - 松枝住宅方面 編集
- 市01：西八王子駅 - 市役所南 - 横川町住宅 - 泉町住宅 - 四谷並木橋 - 松枝住宅
西八王子駅から横川町住宅・泉町住宅を経由して松枝住宅へ至る短距離路線で、2022年（令和4年）9月12日に楢原営業所から移管された。一部区間に狭隘道路が存在するため、中型車で運行される。
西八王子駅 - グリーンタウン高尾方面 編集
- 元八21：西八王子駅 - 桑志高校 - 富士森高校 - 中央道八王子バス停下 - 元八事務所 - のぼり川 - 桑の葉 - グリーンタウン高尾
並木町・長房団地から川町方面へショートカットが可能な「つつじヶ丘トンネル」が2007年（平成19年）2月22日に開通したことを受けて、同年4月2日に日中時間帯のみ新設された。元八事務所 - グリーンタウン高尾間が狭隘道路のため、中型車で運行されるる。
高尾駅 - 高尾台住宅方面 編集
- 住01：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - コンセール住宅 - 高尾台住宅
- 住02：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - コンセール住宅 - 高尾台住宅 - コンセール住宅 - 霊園正門 - タウン中央 - グリーンタウン高尾
高尾駅 - 元八事務所・ホーメストタウン方面 編集
- 元八02：高尾駅南口 - 高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 城山大橋 - 鍛治屋敷 - 元八事務所 - 神戸 - 宝生寺団地入口 - 上小田野 - 恩方営業所
- 元八03：高尾駅南口 - 高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 城山大橋 - 鍛治屋敷 - 元八事務所 - 四谷 - 日吉町 - 追分 - 本郷横丁 - 織物組合前 - 八日町四丁目 - 八王子駅北口 - 京王八王子駅
- 元八03：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 城山大橋 - 鍛治屋敷 - 元八事務所 - 四谷 - 日吉町 - 追分 - 本郷横丁 - 織物組合前 - 八日町四丁目 - 八王子駅北口 - 京王八王子駅
- 元八11：高尾駅北口 → 森林科学園 → 霞ヶ丘住宅 → 城山大橋 → 鍛治屋敷 → ホーメストタウン → とちのき公園 → ホーメストタウン → 鍛治屋敷 → 城山大橋 → 霞ヶ丘住宅 → 高尾駅北口
- 元八12：高尾駅南口 - 高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 城山大橋 - 鍛治屋敷 - ホーメストタウン - タウン入口 - 川原宿大橋 - 上小田野 - 陵北大橋 - 宝生寺団地
- 元八13：高尾駅北口 → 森林科学園 → 霞ヶ丘住宅 → 城山大橋 → 鍛治屋敷 → ホーメストタウン → タウン入口 → 川原宿大橋 → 恩方事務所 → 大久保
- 元八15：高尾駅北口 → 森林科学園 → 霞ヶ丘住宅 → 城山大橋 → 鍛治屋敷 → ホーメストタウン → タウン入口 → 川原宿大橋 → 恩方営業所 → 恩方ターミナル → 萩園 → 馬込松木
- 元八16：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 城山大橋 - 鍛治屋敷 - ホーメストタウン - とちのき公園 - ホーメストタウン - 中央道八王子バス停下 - 富士森高校 - 桑志高校 - 西八王子駅
- 元八18：恩方営業所 → 川原宿大橋 → タウン入口 → ホーメストタウン → 元八二丁目 → 鍛治屋敷 → 城山大橋 → 霞ヶ丘住宅 → 高尾駅北口
高尾駅から高尾街道を経由して元八王子方面へ向かう路線群で、中心なのは元八12・16である。以前はホーメストタウン住宅の内部を循環運行していた路線も存在したが、2010年（平成22年）頃までに路線の再編によって消滅している。元八12は2022年（令和4年）4月1日に新設された「買物バス」で日中時間帯に7便が運行され、宝生寺団地の構内を循環運行するのが特徴である[10]。2019年（令和元年）まで運行していた「寝過ごし救済バス」は、元八03の経路のうち高尾駅から八王子駅北口までの片道運行で設定されていた。
高尾駅 - 霊園正門 - 大久保方面 編集
- 美01（旧・霊園01）：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 霊園正門 - タウン入口 - グリーンタウン高尾 - 高尾の森わくわくビレッジ
- 美02（旧・霊園02）：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 霊園正門 - タウン入口 - グリーンタウン高尾
- 美03（旧・霊園03）：高尾駅北口 → 森林科学園 → 霞ヶ丘住宅 → 霊園正門 → タウン入口 → グリーンタウン高尾 → タウン入口 → 川原宿大橋 → 恩方営業所（深夜バス）（土曜・休日運休）
- 美11（旧・霊園11）：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 霊園正門 - タウン入口 - 川原宿大橋 - 上小田野 - 陵北大橋 - 宝生寺団地
- 美21（旧・霊園21）：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 霊園正門 - タウン入口 - 川原宿大橋 - 恩方営業所 - 恩方ターミナル
- 美22（旧・霊園22）：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 霊園正門 - タウン入口 - 川原宿大橋 - 恩方営業所 - 恩方ターミナル - 萩園 - 馬込松木 - 美山工業団地 - 美山町
- 美31（旧・霊園31）：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 霊園正門 - タウン入口 - 川原宿大橋 - 恩方事務所 - 大久保
- 美32（旧・霊園32）：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 霊園正門 - タウン入口 - 川原宿大橋 - 恩方事務所 - 大久保 - 駒木野 - 力石 - 夕焼小焼 - 陣馬高原下
- 城01：高尾駅北口 -（森林科学園→）- 霞ヶ丘住宅 - 八王子霊園南門 - 八王子城跡（平日運休）
- 医01：宝生寺団地 - 陵北大橋 - 上小田野 - 川原宿大橋 - タウン入口 - 霊園正門 - 霞ヶ丘住宅 -（←森林科学園）- 高尾駅北口 -（途中無停車）- 医療センター（土曜・休日運休）
高尾駅から霊園正門方面へ向かう路線群で、2006年（平成18年）9月1日の八王子市西部地区路線再編によって、八王子駅発着だった陣馬街道方面の路線群が新設された。美22は恩方ターミナルで陣02・04と、美32は大久保で陣05と接続するため、八王子駅方面とのアクセスが可能となっているのが特徴である。城01は2012年（平成24年）10月20日に[15][16]、医01は2015年（平成27年）4月1日にそれぞれ新設された路線で、前者は平日運休、後者は土曜・休日運休となる。
美32は登山シーズンにおいて続行便が運行される場合があるが、こちらは定期便に先行する急行便（高尾駅 - 夕焼小焼間が途中無停車）となる。さらに大久保以遠はカーブが多い狭隘道路のため、安全確認のために2人乗務での運行となる。美22の仲井 - 美山町間および美32の大久保 - 陣馬高原下間は、4月1日～11月30日の休日を除いてフリー乗降制が採用されている。
2022年（令和4年）4月1日のダイヤ改正で、上記の「霊園」を冠する系統は全てが「美」に変更された。なお、恩方管轄の「美」は美山通り経由を意味する[9]。
その他 編集
八王子駅から工学院大学までの片道運行の直行便で、ひよどり山トンネルを経由する。楢原営業所との共同運行である。
空港連絡バス・高速バス 編集
廃止・休止・移管路線 編集
停留所表記は廃止・休止・移管当時のままとする。
- 八02：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 追分 - 西八王子駅入口 - 富士森高校 - 長房団地
- 2013年（平成25年）4月1日に京王電鉄バス八王子営業所から移管されたが、同年9月1日に長81へ統合廃止された[13]。その後、2022年（令和4年）9月12日に同区間を長82として新設しているため、事実上の復活となっている。
- 八27：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 市役所入口 - 横川町住宅 - 四谷 - 松枝住宅
- 八王子市内に点在する「三住宅」路線の再編によって2005年（平成17年）9月1日に廃止された。
- 陣12（初代）：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 追分 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 小田野 - 繊維団地 - 中小津 - 小津町
- 陣13：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 追分 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 小田野 - 美山町
- 陣15：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 追分 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 上小田野 - 大久保 - 駒木野 - 力石 - 夕焼小焼 - 陣馬高原下
- 陣16：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 追分 - 横川 - 四谷 - 神戸 - 小田野 - 恩方車庫
- 2006年（平成18年）9月1日の八王子市西部地区路線再編成によって上記の4路線が全て廃止された。陣15はかつてボンネットバス「夕やけこやけ号」が運行されていた路線だったが、現在は高尾駅からの運行に短縮されている。
- 陣12（二代）：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 日吉町 - 横川町住宅（土曜・休日運休）
- 京王八王子駅 - 横川町住宅間の循環運行廃止によって市12（京王八王子駅 - 八王子駅 - 八王子警察署前 - 横川町住宅）へ統一される形で2015年（平成27年）4月1日に廃止された。
- 陣20：四谷 → 横川 → 西八王子駅
- 四谷始発の区間便で、2020年（令和2年）3月28日に廃止された。元八22（西八王子駅 - 元八事務所）と共に2015年（平成27年）4月1日に新設されたが、僅か5年足らずで廃止された短命路線である。
- 恩01：小津町 - 繊維団地 - 中小田野 - 恩方車庫
- 恩02：小津町 - 繊維団地
- 2006年（平成18年）9月1日の八王子市西部地区路線再編成によって陣12（初代）の代替として新設されたが、2007年（平成19年）9月1日に大幅減回・平日の運行となった。2009年（平成21年）12月29日に両系統とも廃止され、代替として翌年から地域循環貸切バス「モリアオガエル号」が運行を開始した。
- 高15：高尾駅北口 - 八王子城跡
- 2001年（平成13年）9月1日に廃止された。その後、2012年（平成24年）10月20日に同経路の城01（高尾駅 - 八王子城跡）が新設されたことで事実上の復活となっている。
- 元八01：高尾駅北口 - 城山大橋 - 元八事務所 - 桑の葉 - グリーンタウン高尾
- 2015年（平成27年）4月1日に元八22へ代替廃止された。
- 元八04：京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 市役所入口 - 横川町住宅 - 四谷 - 元八事務所 - 元八二丁目 - 城山大橋 - 高尾駅北口 - 高尾駅南口（土曜・休日運休）
- 2022年（令和4年）9月12日に廃止された。2010年（平成22年）4月1日に新設されて元八03の大多数が振り返られたが、5年半後に再び元八03に変更され、最末期は平日早朝に高尾駅方向へ2便が運行されるのみだった。
- 元八12（初代）：西八王子駅 - 富士森高校 - 中央道八王子バス停下 - ホーメストタウン
- 2009年（平成21年）4月1日に新設されたが、その翌年に元八11の一部便と共に元八16（高尾駅 - ホーメストタウン - 中央道八王子バス停下 - 西八王子駅）へ代替廃止された。
- 元八14：高尾駅北口 → 城山大橋 → 元八二丁目 → ホーメストタウン → 川原宿大橋 → 恩方営業所 → 恩方ターミナル → 馬込松木 → 美山町
- 2020年（令和2年）3月28日に廃止された。高尾駅21:00発以降に運行されていたが、元八15（高尾駅 → 馬込松木）が増便されると全便が振り替えられて消滅した。
- 元八17：恩方営業所 → 川原宿大橋 → ホーメストタウン → 元八二丁目 → 城山大橋 → 高尾駅北口 → 高尾駅南口（平日運休）
- 2022年（令和4年）9月12日に廃止された。
- 元八22：西八王子駅 - 富士森高校 - 中央道八王子バス停下 - 元八事務所
- 2020年（令和2年）3月28日に廃止された。陣20（四谷→西八王子駅）と共に2015年（平成27年）4月1日に新設されたが、僅か5年足らずで廃止された短命路線である。
- うえ02：恩方ターミナル → 上野原 → 小田野 → 元八事務所 → 中央道八王子バス停下 → 富士森高校 → 西八王子駅（土曜・休日運休）
- 2015年（平成27年）4月1日に新設されたが、2022年（令和4年）9月12日に廃止された。
- 住03（深夜バス）：高尾駅北口 → 霞ヶ丘住宅 → 高尾台住宅 → 霊園正門 → グリーンタウン高尾 → 川原宿大橋 → 恩方営業所
- 2011年（平成23年）4月1日に新設されたが、2018年（平成30年）7月28日のダイヤ改正で高尾台住宅を経由しない美03（旧・霊園03）に代替廃止された。
寝過ごし救済バス 編集
- 寝過ごし救済バス：高尾駅北口 → 城山大橋 → 元八二丁目 → 元八事務所 → 四谷 → 横川 → 追分 → 八王子駅北口（深夜バス）
2014年（平成26年）に運行が開始された片道運行の深夜バスで、忘年会シーズンの金曜深夜に高尾駅から既存の元八03の経路で運行していたが、八王子駅北口までの運行だった。2019年（令和元年）までは運行されたが、2020年（令和2年）以降は新型コロナウイルス感染症の拡大による深夜時間帯の需要減少によって設定されず、そのまま廃止された。
車両 編集
1995年まではいすゞ自動車が八王子地区の指定メーカーであり、楢原営業所と同様にいすゞ・キュービック（アイ・ケイ・コーチ製純正ボディ）が主体であった。1995年より西東京バス全体でJPワンステップの大量導入が始まり、それ以降は他の営業所と同様に日産ディーゼル車が多数導入された。
2000年以降はいすゞ・エルガノンステップtype-A（前中間ノンステップバス）の大量導入により、2008年にキュービックは全て代替された。2008年時点ではノンステップバスの日産ディーゼル・スペースランナーUA、いすゞ・エルガが主力となった。
2000年からの多摩バス委託により、西東京バスからの委託路線用として多摩バスで運用されていた車両は、一部は西東京バスカラーのまま残存し西東京バスの社紋を外して使用していたが、2006年よりJPノンステップのみ多摩バスカラー（青色）へ塗色変更がされた。2008年に西東京バスへ再統合された際は塗色変更はせずに西東京バスの社紋を再度取り付け、西東京バス塗色の車両は社名表記を多摩バスから西東京バスへ変更、多摩バス塗色の車両は「Tama」ロゴの上から西東京バスのステッカーを貼り付けて使用している[17]。
2013年には、京王電鉄バスからの長房団地・城山手線移管に伴い、当該路線を担当していた京王電鉄バス八王子営業所から日野・レインボーHR10台が当営業所へ移籍した[18]。車体の塗色は西東京バスカラーに変更されたが、移籍車両は京王電鉄バスの仕様でフォグランプが省略されているため、西東京バスの自社発注車と判別できる。2018年現在、京王電鉄バスからのレインボーHRは既に全廃している。
2016年からは、日野ブルーリボンハイブリッド（HL系）が導入され、日産ディーゼル車は2019年に全廃となった。2022年現在は、いすゞ自動車及び日野自動車の車両が在籍する。[要出典]
-
いすゞ・キュービック（D1122）多摩バス移管後 -
いすゞ・エルガノンステップtype-A（D1203）多摩バス移管後 -
京王電鉄バスからの移籍車（D20398）フォグランプが省略されている
脚注 編集
- ^ a b 『バスジャパン ニューハンドブックシリーズ N27 京王電鉄・京王バス・西東京バス』BJエディターズ/星雲社、1999年4月1日。ISBN 4-7952-7783-4。
- ^ a b 企業情報 - 沿革 西東京バス公式サイト
- ^ “企業立地支援制度｜企業誘致”. 八王子市公式ホームページ. 2020年6月27日閲覧。
- ^ “八王子繊維工業団地”. 八王子市公式ホームページ. 2020年6月27日閲覧。
- ^ “西東京工業団地”. 東京都企業立地相談センター. 東京都産業労働局. 2020年6月27日閲覧。
- ^ “八王子繊維工業団地”. 東京都企業立地相談センター. 東京都産業労働局. 2020年6月27日閲覧。
- ^ “ケーヨーデイツー日野旭が丘店”. ケーヨーデイツー. 2020年5月11日閲覧。
- ^ 『系統番号の変更について（2009年4月1日変更分更新）』（プレスリリース）西東京バス株式会社、2009年3月24日。2009年3月29日閲覧。
- ^ a b 系統番号および停留所名称の一部変更について - 西東京バス (PDF)
- ^ a b c “【路線バス】４月１日（金）春季ダイヤ改正について”. 西東京バス株式会社 (2022年3月15日). 2022年7月4日閲覧。
- ^ “【路線バス】9月21日（火）秋季ダイヤ改正について”. 西東京バス株式会社 (2021年9月6日). 2022年7月4日閲覧。
- ^ “２０１３年４月１日ダイヤ改正のお知らせ”. 西東京バス株式会社 (2013年3月22日). 2013年4月1日閲覧。
- ^ a b “２０１３年９月１日ダイヤ改正のお知らせ” (PDF). 西東京バス株式会社 (2013年8月23日). 2013年9月1日閲覧。
- ^ “2022年秋季ダイヤ改正について”. 西東京バス株式会社 (2022年8月31日). 2022年9月11日閲覧。
- ^ “『高尾駅北口～霊園前～八王子城跡』系統の新設について”. 西東京バス株式会社 (2012年8月30日). 2012年10月20日閲覧。
- ^ “4月1日（水）ダイヤ改正を実施いたします。”. 西東京バス株式会社 (2015年3月19日). 2015年3月31日閲覧。
- ^ 西東京バス株式会社 (2008年8月5日). “西東京バス・多摩バス運行路線の全てを西東京バスに統一します”. 2008年8月10日閲覧。
- ^ 「バス事業者訪問No.165 西東京バス」『バスラマ・インターナショナル』第138号、ぽると出版、2013年7月、p.28。
関連項目 編集
- 西東京バス
- 西東京バス楢原営業所 - ともに八王子地区を担当する
- 多摩バス
- 西東京バス青梅営業所 - 多摩バスの営業所であった
- 京王電鉄バス八王子営業所 - 路線・車両を移管された
参考文献 編集
- 『BJハンドブックシリーズR62 京王電鉄バス・西東京バス』 BJエディターズ／星雲社、2007年9月1日、ISBN 978-4-434-10234-9
外部リンク 編集
- バス-navi.com（京王電鉄バスグループによるバス情報サイト。ダイヤ・運賃など詳細はこちら）
- 西東京バス公式サイト
座標: 北緯35度40分42.1秒 東経139度15分25.2秒 / 北緯35.678361度 東経139.257000度