西粟倉村
日本の岡山県の村
西粟倉村(にしあわくらそん)は、岡山県の最北東端に位置し兵庫県・鳥取県と県境を接する村で、面積の約95%が山林、その内の約85%を杉や檜などの人工林が占める。豪雪地帯でもある。
にしあわくらそん 西粟倉村 | |||
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![]() あわくら温泉元湯 | |||
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国 |
![]() | ||
地方 |
中国地方、山陽地方 中国・四国地方 | ||
都道府県 | 岡山県 | ||
郡 | 英田郡 | ||
市町村コード | 33643-2 | ||
法人番号 |
8000020336432 ![]() | ||
面積 |
57.97km2 | ||
総人口 |
1,408人 [編集] (推計人口、2019年10月1日) | ||
人口密度 | 24.3人/km2 | ||
隣接自治体 |
美作市 兵庫県宍粟市 鳥取県八頭郡智頭町、若桜町 | ||
村の木 | スギ | ||
村の花 | サツキ | ||
村の鳥 | ウグイス | ||
西粟倉村役場 | |||
村長 | 青木秀樹 | ||
所在地 |
〒707-0503 岡山県英田郡西粟倉村大字影石2 北緯35度10分16.7秒東経134度20分10.6秒 | ||
外部リンク | 西粟倉村 | ||
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ウィキプロジェクト |
地理編集
隣接している自治体編集
沿革編集
行政編集
- 2013年(平成25年)内閣府から環境モデル都市に選定
- 2014年(平成26年)農林水産省からバイオマス産業都市に選定
- 2019年(平成31年)総務省からふるさとづくり大賞優秀賞受賞[1]
- 2019年(令和元年)内閣府からSDGs未来都市・自治体SDGsモデル事業に選定[2]
村長:青木秀樹(2011年9月10日就任)
経済編集
主な産業は林業。移住者や村民により木材など山の恵みを活用した約20社の企業が相次ぎ設立され、2010年代には「起業家の村」として知られるようになった。森林再生支援などを手掛ける企業トビムシ(東京)などの出資により2009年に設立された企業「西粟倉森の学校」が、間伐材の木製品への加工などを展開。これに触発されて、家具の製造、ゲストハウス運営、ウナギ養殖などの事業が立ち上がり、起業家養成講座も開かれている[3]。
地域編集
人口編集
西粟倉村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 西粟倉村の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 西粟倉村
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
► 西粟倉村(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育編集
- 西粟倉村立西粟倉幼稚園
- 西粟倉村立西粟倉小学校
- 西粟倉村立西粟倉中学校
- 高等学校は村内に無い。公立高校は岡山県内だけでなく、隣県の智頭農林高校 (鳥取)や佐用高校 (兵庫)(2019年度より)も通学可能。
交通編集
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集
出身有名人編集
その他編集
脚注編集
- ^ “総務省|平成30年度ふるさとづくり大賞受賞者の決定及び表彰式の開催” (日本語). 総務省. 2019年11月10日閲覧。
- ^ “SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業の選定について - 地方創生推進事務局”. www.kantei.go.jp. 2019年11月10日閲覧。
- ^ 【開拓者】エーゼロ牧大介社長 森の中に起業家の村/林業再生、移住者集まる『日経産業新聞』2017年7月13日
- ^ にしあわくら観光ガイド(2018年2月8日閲覧)
- ^ 岡山県神社庁. “粟倉神社”. 2014年5月23日閲覧。
- ^ 勝英地方振興局『東美作路名木百選』、2000年。
- ^ “岩倉寺の会陽 | 岡山県北の生活情報 アットタウンWEBマガジン” (日本語). 2019年10月15日閲覧。
- ^ 西粟倉村役場. “金子長之助顕彰碑”. 2014年5月23日閲覧。