西谷大
来歴 編集
京都府生まれ。1984年熊本大学文学部史学科卒、1986年同大学院文学研究科修士課程修了(考古学専攻)単位取得退学。天津師範大学、中山大学人類学系留学を経て、1989年国立歴史民俗博物館助手となる。2004年助教授、2007年准教授、2012年教授[1]、2020年館長。総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻教授併任。
主として中国の人と自然と食の関係について研究している。1999年より中国・海南島のリー族の村で、また2003年からは雲南省紅河哈尼族彝族自治州でも、棚田や市場を中心とした自然利用の調査をおこなっている[2]。
著書 編集
- 『食は異なもの味なもの 食から覗いた中国と日本』(歴博ブックレット) 歴史民俗博物館振興会, 2001
- 『食べ物と自然の秘密』(自然とともに) 小峰書店, 2003
- 『多民族の住む谷間の民族誌 生業と市からみた環境利用と市場メカニズムの生起』角川学芸出版, 2011
- 『雲のうえの千枚ダム 写真紀行 中国雲南・大棚田地帯』 (キオクのヒキダシ) 著・写真. 社会評論社, 2017