要町 (大分市)

大分市の町
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要町(かなめまち)は、大分県大分市中心部の九州旅客鉄道(JR九州)大分駅を中心とする地域の町名である。丁目の設定がない単独町名である。住居表示実施済区域[4]

要町
大分駅府内中央口(2015年1月撮影) 駅ビル付近が要町にあたる。
大分駅府内中央口(2015年1月撮影)
駅ビル付近が要町にあたる。
要町の位置(大分県内)
要町
要町
要町の位置
北緯33度13分56.31秒 東経131度36分27.22秒 / 北緯33.2323083度 東経131.6075611度 / 33.2323083; 131.6075611
日本の旗 日本
都道府県 大分県
市町村 大分市
地区 本庁地区
町名制定 1966年昭和41年)
人口
2022年(令和4年)3月31日現在)[1]
 • 合計 1,570人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
870-0831[2]
市外局番 097(大分MA[3]
ナンバープレート 大分

地理

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再開発前の大分駅府内中央口(2008年5月撮影)
 
高架化前の豊肥久大運輸センター(2006年2月撮影)

大分駅を中心に日豊本線久大本線豊肥本線に沿って北西から南東に細長く延びる地区で、北で末広町及び金池町、東で顕徳町及び上野町、南で東大道及び金池南、西で大道町に接する。

町域は、ほぼ大分駅の構内・旧構内に相当し、現在の大分駅の高架ホーム、駅舎、駅ビル(旧駅舎部分)に加えて、かつて府内中央口(北口)東側にあった旧貨物ホーム部分、上野の森口(南口)南東部にあった旧豊肥久大鉄道事業部豊肥久大運輸センター部分にあたる。このため、町域は大分駅を中心に南東側に大きく広がっている。

2012年(平成24年)3月17日の大分駅高架化と、それに伴う再開発で大きく姿を変えた地域であり、大分駅高架化と同時に駅舎内に豊後にわさき市場が開業。また、2015年(平成27年)には府内中央口側に新駅ビルが竣工し、4月16日に商業施設アミュプラザおおいたが、4月23日にJR九州ホテル ブラッサム大分が開業した。なお、再開発で設けられた施設のうち、府内中央口広場は末広町に、上野の森口広場は東大道一丁目に、大分駅南立体駐車場は金池南に属し、いずれも要町の町域には含まれない。

高架化された駅の南北を結ぶ道路として、2013年(平成25年)2月14日に町域の南東部を横断する都市計画道路金池桜ヶ丘線が開通している[5][6]

歴史

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1966年(昭和41年)に、従前の大字大分字郷ノ本・字畦なし・字角ノ木・字西中原・字北中原・字南中原・字外金池・字内金池・字税所・字南餅田に住居表示を実施した。当時は国鉄大分鉄道管理局などがあったので、「交通の要(かなめ)」という理由で命名した[7]

世帯数と人口

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2022年(令和4年)3月31日現在(大分市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
要町 759世帯 1,570人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

2010年(平成22年) 430人 [8]
2015年(平成27年) 1,127人 [9]
2020年(令和2年) 1,774人 [10]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

2010年(平成22年) 133世帯 [8]
2015年(平成27年) 495世帯 [9]
2020年(令和2年) 828世帯 [10]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年4月時点)[11]

番地・区域 小学校 中学校
東大道を除く 大分市立金池小学校 大分市立上野ヶ丘中学校
東大道 大分市立大道小学校 大分市立王子中学校

事業所

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2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[12]

町丁 事業所数 従業員数
要町 225事業所 2,945人

交通

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なお、町域に隣接する府内中央口広場には、大分バス大分交通のバスのりばがあり、多くの一般路線バス・定期観光バス・空港連絡バス等が発着する。

施設

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その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ a b 「町丁別年齢別人口・世帯数(5歳刻み)」※住民基本台帳人口” (XLS). 大分市 (2022年4月7日). 2022年5月3日閲覧。 “(ファイル元のページ)
  2. ^ a b 要町の郵便番号”. 日本郵便. 2022年4月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  4. ^ 住居表示実施地区一覧表”. 大分市 (2022年1月11日). 2022年5月3日閲覧。
  5. ^ きょう開通、大分駅高架下「金池桜ケ丘線」 大分合同新聞、2013年2月14日
  6. ^ 大分駅高架下 南北結ぶ金池桜ケ丘線が開通 大分合同新聞、2013年2月14日
  7. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 44 大分県』角川書店、1980年1月
  8. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  11. ^ 大分市立学校通学区域一覧”. 大分市 (2020年8月31日). 2022年5月3日閲覧。 “(ファイル元のページ)
  12. ^ 平成28年経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  13. ^ 郵便番号簿 2021年度版” (PDF). 日本郵便. 2022年2月28日閲覧。

外部リンク

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