詞先

音楽制作における手法

詞先(しせん)とは、楽曲制作において、作曲より先に作詞を行う手法のことである。演歌歌手シンガーソングライターの楽曲によく見られる。また合唱曲はその多くが既存の(とりわけ現代詩)作品に作曲する詞先方式をとっている。

メリットとしては、しっかりとしたテーマ性を持った表現をしやすいこと、飛躍した発想のメロディをときに作れること、ミュージカルなどポップスの枠組みを超えたジャンルの曲を作れること、アレンジに至るまで世界観の統一をしやすいことが挙げられる。逆にデメリットとしては、字数を合わせた作曲が難しいこと、散文的で音楽として響かない詞になりがちなことが挙げられる[1]

対義語曲先(きょくせん)という。これは、作曲を先に行い後から作詞を行う手法である。

詞先型の主な音楽家編集

脚注編集

  1. ^ 大須賀淳『作りながらおぼえる作曲術入門』p21