谷岡 賀美(たにおか よしみ)は、日本の元検察官

たにおか よしみ
谷岡 賀美
職業検察官
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大阪地方検察庁公判部長のとき、障害者郵便制度悪用事件の捜査において前田恒彦による証拠改ざんの可能性の報告を受けながら特捜部に対応を一任したとして、大阪高等検察庁検事に異動となった[1]。同年12月には、フロッピーディスクの改ざんの疑いを把握したのに被告側に告知するなどの適正な措置を講じなかったことや、前田を公判に立ち会わせたことを理由として、法務大臣から戒告懲戒処分を受けた[2]。その後、2012年3月末で検察官を辞職した。[3]

脚注 編集

  1. ^ 証拠改ざん放置の検事異動へ 対応一任の公判部長も”. 共同通信 (2010年11月4日). 2013年9月15日閲覧。
  2. ^ 法務省、検事2人を戒告 特捜部の捜査資料改ざんで”. 日本経済新聞 (2010年12月24日). 2013年9月15日閲覧。
  3. ^ 証拠改ざんで引責辞職 元大阪地検幹部”. 共同通信 (2012年4月5日). 2013年9月15日閲覧。

関連項目 編集

先代
榊原一夫
大阪地方検察庁公判部長
2010年
次代
中田和範